1:菅首相が辞任した。
2:直近の理由は、菅首相は、総裁選挙前に自民党役員、閣僚人事を行おうとしたことに対し、党内から激しい反発をうけ、想定した人々がこれを断り、実施できなかったことであろう。
目玉は二階幹事長切りである。従って後任には二階氏クラスの重みのある人物が必要となる。岸田氏は早々に受理しないことを述べた。甘利氏は3A(安倍、麻生、甘利)という連帯グループで安倍政権、菅政権を支える一角であったが、「甘利氏は菅首相が週明けに党役員人事などに踏み切る意向に新総裁の下で行うべきだとの認識を示した。甘利氏は麻生派所属。自身のホームページでも”総裁選前に人事を行うという前例のない事態には皆、理解に苦しんでいる”と疑問を呈した」(時事通信)との対応を取った。この動きは当然安倍・麻生と連携している。
更に安倍、麻生氏自身についても、毎日は「首相総裁選迫る中、異例のカードが党役員と閣僚人事。人事刷新
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次の三つの質問にNOと言うのであれば、自民党の総裁に誰がなろうが、この列島の将来は暗い。
質問1、2019年までのインフルエンザ並の政策にコロナ政策を戻すか?
質問2,ワクチン接種を即止めるか?
質問3,尊米嫌中のムードに逆風を吹かすか?
デルタ株は、日本だけに蔓延拡大している変異株ではない。
コロナは絶滅できるものではない。「ゼロコロナ」はないのである。
インフルエンザと同じように、ワクチン接種と感染者に対する感染者病棟の整備が不可欠である。
感染症専門家の言う通りの外出自粛という行動規制は何回も実施できるものではない。何度もやれば経済が成り立たず、失業者があふれることになる。
マスコミは感染症専門家の意見に組して、行動制限が唯一のコロナ対策にして、ワクチン接種・感染者病との整備が重要視されなかった。派閥に属していないから、大臣が動かないだけでなく、官僚も動かず、首相が一人頑張っている姿は悲壮感が漂っていた。
菅首相のコロナ対策は正しかったが、国民に対するPRがほとんど機能していなかった。無念な思いが強いでしょう。
幸い東京が減少方向に向かっているが、感染症専門家は学校が始まれば再度拡大するといっている。ワクチンの接種が10~30代に広がれば、大きく感染者数が減少するとみている。菅首相がまいた種が実るのでしょう。ご苦労様でしたといいたい。
> どこから『菅切り』の方針が来ているのか。
これが問題だ。問題はこれだけだ。「アベ切り」の方針はDSから来た。「親中」の経済政策がDSの逆鱗に触れたからだ。日本に対するDSのスタンスは「あれか、これか」でない。「あれも、これも」だ。後を引き継がせたスガには、先の日米首脳「ハンバーガー」会談、その前のスガ-ビル・ゲイツ電話会談 等々で念を押したはずだ。それらに「ハイ」と応えたことで首相に居座り続けることができたのでないか。何について「ハイ」だったのか。一番のミッション-
・日本中でのコロナ感染爆発 誘発&一億総「殺人ワクチン」接種の達成
ということだ。そのための五輪開催であり、アビガン、イベルメクチン潰しである。
「そんなバカなことがあるか!マスコミは そんなこと報じてないだろ!」━多くの日本人はこんな感覚だろう。だが、先日 横浜で圧勝した山中「新」市長の初会見に郷原信郎氏曰く-
“「馬脚」を現した、というより、その「馬体」そのものが露わになったと言えよう。”
【山中新市長、唖然とする就任会見!】郷原信郎の「横浜から日本の権力を斬る!」
https://www.youtube.com/watch?v=Hen5h1jJY-k&t=14s
「え゛ッ、こんな人に投票しちゃったの?!...」━ご愁傷様である。日頃から権力側の「馬体」は勿論のこと、「馬脚」にすら まるで関知しない、長年に亘る生活習慣病の為せる技だ。
北里大学 大村智記念研究所ウェブサイト
https://kitasato-infection-control.info/
に最近のニュース「米国では COVID-19 の患者急増に対応してイベルメクチンの処方が急増」がアップされているが、アンチウイルス ソフトが危険サイトと決めつけ、閲覧できない方も多いのでないか。こうした事実からも、今起きている事の本質を考えねばなるまい。
> 目玉は二階幹事長切りである。
DSはスガを用済みにしたついでに「親中」二階も排除したということだろう。
昨年12月から欧米で始まったmRNAの人体実験は10か月を迎えた。
その結果は次の通り。
1.突破感染が発生している。その意味することは予防の効果がないことだ。
2.イスラエルの研究で自然獲得免疫がワクチン免疫より数段優れていることが判明した。
3.イギリスの調査でワクチン接種者のコロナ感染死が未接種のコロナ死者を上回っていることが分かった。
4.これから、スパイクタンパク質とLNP物質の反作用の有無がイスラエルで確認されよう。
上記に加え、接種する時に生ずる事故死、事故身体障碍の事例(米国は公表せるも、大手メデイアは隠している)も否定出来ないことを考慮に入れれば、接種の積極的な意味は発見できない。
報道を聞いても、コロナ対策が中心にとりあげられている印象である。
しかし、厚労省はじめとした役所も、地方自治体も、医師会・実地医家も、そして国民も、一定以上は首相のおもうように動かない。そういう中で、ほかのだれがやってもこれ以上はうまくできなかった、むしろよくやったというのが自分の評価だ。とくにワクチン接種はギクシャクもしていたが、総体的には立派な成果をあげてきたとおもう。それをになったのは河野だが、任命したのはスガ首相だ。
私事だが、わたしも、8月に無事2回のワクチン接種を終えた。ついでに書くが、このブログに関連するひとびとで、ワクチンに対する態度をはっきりさせたのは、3人しかいない。孫崎さん、changeさん、そしてわたしだ。記憶が間違っていたら謝罪するが、思い出す限りでは、ワクチン批判派のヒトビトも、自分は決して打たないと明言したヒトはいない。
さて、コロナ対策に対する国民の不人気というある意味実態の不明確なものによって、スガ首相はやめたのだろうか。きのうから今日までのあいだに何があったのか。まだ解明すべきものがあるような気がする。
コロナ対策に「失態」がなかったとして、最近のスガ首相のなにが「失態」なのだろうか。わたしが思い当たるのは、アフガニスタンで、日本に協力したアフガニスタン人全員を国外移送できずに日本が引き揚げてしまったことだ。一方、在アフガニスタン日本大使館員(日本人職員)は8月15日さっさと国外脱出している。外務省もスガ首相がどうこういっても、一定以上は動かない役所だろう。しかし、スガ首相でなければもう少しなんとかなったのかもしれない。
孫崎さんも、アフガニスタンについてここで何度かとりあげているが、在アフガニスタン日本大使館のこのふるまいについては書かない。大使館員がもっと情報収集していれば、8月はじめにはアフガニスタン人ともども国外に移動できたかもしれないのに。孫崎さんの主観がどうであれ、客観的には孫崎さんは、外務省で重職にあったOBだ。ただ黙っておられるのは、少しさびしく感じる。
米国は7月には米軍全体の撤退をのべ8月末には全軍の引き上げを述べている。当然タリバンが支配することが判っている。アフガン滞在の外国人はほぼ皆この事実を判っているであろう。今回連れ帰られた日本人は報道関係者ではなかったか。
我々は個人としてなすべきことと、公でなすべきことと双方ある。今回のように当然混乱が予想される時には個人は自己の責任で脱出の努力をすべきである。
TWTR:菅内閣とコロナ━フェーズ2任務達成、御役御免
日本人は、何故か辞めていく人に対しては、やたら優しいところがある。安倍氏が昨年8月仮病を理由に総理を辞したときも「長い間お疲れ様でした」「御苦労なさったんですね」等々、労いの言葉が相次いだ。しかしながら、
「政治家が責任を取る」とは職を辞すことなのか? それだけで十分なのか?
思うに、菅氏の無茶苦茶な政治のお陰で落とさなくてもよい命を落とした人々が何と多かったことか。コロナに罹患しながら入院もできず、苦しみつつ亡くなっていった多くの人たちがいた。その人たちやその遺族たちにしてみれば、菅氏が1年近くにわたり行った悪政の責任が、単に総理の座を降りることだけで十分に果たされるとは、とても思えないのではないか?
彼が行ったことは、不作為による業務上過失致死罪に問われても仕方がないかもしれないし、不法行為による国家賠償請求の対象とされてもおかしくはない位ではないかと考えるが、いかがなものであろうか。
>>8
こんにちは。流れからして、わたしのNo.7最終段落での問題意識にご返答いただいたものと存じます。
最初に、ご返答いただいたことに御礼申し上げます。
さて、わたしは、最終から一つ前の段落で「日本に協力したアフガニスタン人全員を国外移送できずに日本が引き揚げてしまった」と明確に書いております。わたしの問題意識は、ネットにある次の記事
アフガン退避で日本と韓国の差! 外交官は逃げて民間人と現地職員を置き去りの日本、外交官がアフガンに戻り390人を退避させた韓国
https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0830/ltr_210830_5029760715.html
に近いものです。
孫崎さんがわたしの問題意識を正確に理解なさったうえで、(タリバン統治下で日本に協力したアフガニスタン人は、タリバンの迫害を受けると考えるのなら) 【自己の責任で脱出の努力をすべきである】 とお考えなのなら、かなり衝撃的なお考えだと申し上げるしかありません。
さらに、日本人民間人についても、
【個人としてなすべきことと、公でなすべきことと双方ある。今回のように当然混乱が予想される時には個人は自己の責任で脱出の努力をすべきである】
というのが原則論として正しいとしても、現に混乱が予想されるアフガニスタン国内に取り残されている情勢になったときに、その原則論をふりかざすのは、棄民としかいいようがありません。
元外交官・孫崎享氏のこういった一面は、われわれは、広く共有すべきであろうとおもいます。