孫崎享のつぶやき
南丘喜八郎著、高橋是清蔵相「陸軍の中に本当にアメリカに勝てるとでも思っている大バカ者がいるのか」(月刊日本2月号)、高橋が226事件で惨殺直後の国民所得に占める軍事支出の割合は15%、昭和16年に27%、昭和19年に76%。軍怖くていいなり。
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コメント
コメントを書くなるほど、そうことですと、高橋是清は鋭くポイントを突き、軍をなんとか説得しようとしたのが分かります。
西園寺公望、山縣有朋らは陸軍の大先輩でありながら、当時の軍部からはボケ老人扱いされていたし、満州の若手将校なんかは天皇陛下を天ちゃんと呼び捨てにしていました。
世界の支配者がアングロサクソンであり、その薫陶を受けて育った高橋是清、山縣有朋、西園寺公望らにはそのような軍は大馬鹿者でしょう。
今、自民党は日本共産党を追い出して自衛隊を軍に昇格させることに余念が無い。が、昇格した日本の軍が腐敗しつくした自民党によって顎で使われることは無いと私には断言できるのです。尚武の地、九州で生まれ育った私にはそれが分るのです。
命を懸ける人間にはそれなりの「義」が無いと動かないものです。特に大和民族にはその傾向が強いのではないかと私は思いますね。
日本史上 最大の愚挙=真珠湾攻撃━「何故この間違いを犯したか」につき、数年前のご投稿でも紹介された半藤一利氏の言葉-
「やはり、満州事変と二・二六事件と三国同盟でしょうね。この三つが太平洋戦争までを決定付けたと思っています。」(出典「日米開戦の正体」)
しかし、226事件はクーデター「未遂」事件であり、鎮圧後、首謀者等々が死刑になったのは「見せしめ」の意図もあったのでないか。つまり、果たして権力側が「軍怖くていいなり」になる状況だったのか疑問が残る。だが、実は226事件でも偽旗工作の色合いがあったりするのか。
「不思議なことに、いちばんの遠い記憶の中に、二・二六事件がある。といっても三歳だった わたしに事件がわかるはずもない。雪の降る寒い朝、父がラジオにしがみ付き、母が藁をほぐして納豆を開けたことだけを鮮明に憶えている。そのときの異様な緊張感と納豆の匂いだけが記憶に残った。何年も経ってから、それが二・二六事件だったと父に知らされた。」(「岸惠子自伝」)
2・26事件はそれまで軍内にあった「皇道派」と「統制派」の対立があり、226事件は皇道派に属する若手が決起。これが弾圧され、軍内は「統制派」に。陸大卒を中心に軍内部の統制を重視。東條ら。非軍部に対する強硬路線をとり、対外的には、「シナ」強硬路線を進める。軍を抑える力は「政」に全くなくなる。
<現代的には中国にどのように対していくか>に視点を向けるべきなのでしょう。
中国の国境を見るとき、東側は海であり、東シナ海、太平洋、日本海が対象になり、台湾、尖閣問題が浮上している。
西側は大陸であり、様々な国がある。一番大きな紛争は国境線3,500㎞のインドとの間で継続しており、最近は中国がブータンとの国境500㎞に200に及ぶ建造物を建設し対インド関係は悪化している。
さらにEU,米国とロシアの直接的対立の陰に隠れているが、一帯一路で旧ソ連圏内に経済的利権を拡大しようとする中国の野望はカザフスタン、ウクライナに及んでいる。東側の台湾,尖閣より深刻な問題である。
外交交渉が行われているが、米国も出兵するようであり、ウクライナの動向は他人事ではないでしょう。コロナ問題あり、世界的な経済問題あり、問題山積の時に戦争がもし始まると大きな戦争になる危険をはらんでいるのではないか。
>>3
補足説明を恐縮です。
Wikiからですが-
当初 陸軍首脳は内閣を脅すために「皇道派」(ノンキャリア組?)を利用、その後「統制派」(キャリア組?)の軍拡路線が上手くいくにつれ、「皇道派」は目障りな存在になる...事件が もたらした状況を「統制派」は最大限に利用。組閣に干渉し、「皇道派」の粛清で陸軍内部の主導権も固めた。事件は皮肉にも「統制派」を利する結末となり、日本軍部ファッショ化の本格的スタートとなる━こうなりますと、やはり事件は東條ら による「偽旗」の要素もある気がしてくる次第です。
>>4
ウクライナでは親露のウクライナ人の政治発言が強くなりつつあり、現在のウクライナ極右政権が倒れる可能性が出て来て、バイデンはあせり、派兵を匂わせてますが、戦争には至らないでしょう。第一にアングロサクソンでないドイツ人がロシアとの戦いを望みません。
台湾は経済の70%は中国との関係ですから、肝腎の台湾の若者が中国を敵視してません。第一に、台湾が帝国主義者の自民党に支援求めることはあり得ません。何故なら、大陸を含め、全世界の中国人の説得は得られませんよ。台湾独立に意気に感じ燃え上がっているのは自民党の極右だけですよ。