孫崎享のつぶやき
中ロ関係:NYT;露は中国に、ウクライナでの戦争が始まる数週間前に行われた中露間「無制限」のパートナーシップを実施するよう中国に要請。中国指導部は、西側制裁に反することなく対ロ支援を拡大したいと考えており、中国が行うことには一定の限界を設定。
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コメント
コメントを書くRT 9 May, 2022
ロシアの対中貿易が急増
https://www.rt.com/business/555180-china-russia-trade-surge/
中国の税関が発表した最新のデータによると、今年1~4月のロシアと中国の相互貿易額は約510億9000万ドル(3438億7000万元)に達し、1年前の同期と比べ25.9%の成長を記録した。
中国の対ロシア輸出は11.3%増の202.4億ドル、ロシアの対中国売上は37.8%増の308.5億ドルであった。4月の二国間貿易額は3月比8.7%増の126.9億ドル。
中国がロシアから輸入する商品のうち、石油、天然ガス、石炭が70%近くを占めている。また、ロシアは銅と銅鉱石、木材、燃料、魚介類を輸出している。
中国はロシアに、スマートフォン、工業・特殊機器、玩具、履物、自動車、エアコン、コンピュータなど、幅広い製品を輸出している。
2020年、ロシアと中国の貿易高はCOVID-19の大流行により2.9%減の1077億6000万ドルとなった。昨年の相互貿易額は過去最高の1468億8000万ドルで、35.8%急増した。
12月には、ロシアと中国の首脳が、両国間の貿易業務を第三者を介さずに行うためのインフラ整備で合意した。両国は制裁の可能性を避けるため、貿易の通貨を米ドルとユーロから切り替えている。
北京は、ウクライナ紛争をめぐるモスクワへの制裁に参加することを拒否している。
英国ガーデアン紙は世論調査の結果ロシアと経済関係を従来通り維持すべきだと考える国として中国、ギリシャ、ケニア、トルコ、イスラエル、エジプト、ナイジェリア、インドネシア、南ア、ベトナム、アルジェリア、フィリッピン、ハンガリ、メキシコ、モロッコ、マレーシャ、ペル、パキスタン、サウジアラビア等を報じている。印度、ブラジルがこのグループに入ってないが、過去の言動から維持すべきと考えているが米国にも配慮が在って灰色を表明してるのだろう。この結果はほぼ100%鬼畜プーチンで懲り固まった日本人には理解出来ないことだろう。
上記で分かるように世界がロシアをどう受け止めるかは二分されている。それと同じく米国も中露撲滅を叫ぶオープンソサイアテイというテロ財団を主宰するジョージソロスに同調する派と中露と米国は折り合いを付けるべきだと主張する元国務長官キッシンジャーの考えに賛同する派と二分されている。
続く
>>5
続き
中国はオバマ時代から米国の敵対に辟易していて、トランプ、バイデンになって米国務省の好戦性はひどくなるばかりだ。その背景は人民元がドルの基軸通貨にチャレンジするだろうと恐れているからだろうと推測される。過去にも、リビアのカダフィ、イラクのフセインがそれぞれ原油をカダフィ金貨とユーロ決済を採用してその直後に米軍により二人とも虐殺されている。イランの石油を中国は金裏付けの人民元で決済しており、米国の中国を潰したい気持ちは高く燃え上がっていても不思議は無い。ロシアは資源を始め貿易商品全てを米ドルと言うペーパマネーに代えて現物資産本位を唱えて米国を逆撫でしている。
今展開中の中露戦争はウクライナを戦場にする中露間のハイブリッド戦争だから、米国の米ドルの在り方について米国と中露間で何らかの合意が成立しない限り続く。西側記事はプーチンが癌で死ぬとか側近から暗殺されるとかロシア人民の蜂起に倒れるとかのフェイクニュースで沸き返っているが、今日のニューヨークタイムスの記事もその範疇に属すると感じる。
>>1
「台湾問題棚上げ」は意味不明。大丈夫ですか?
>>6
最後の小節次のように訂正します。
一行目中露戦争は米露戦争、従って、米露間のハイブリッド戦争となります。
>>2
賛意 どうも最近この情報は信頼に値するのかという情報が目立つ。NYTとかw**とか本家アメリカの老舗新聞の
記事は露骨でなく巧妙にプロタガンダをする。
「中露が一丸となって米国(DS)に歯向かってくることはない、との願望が滲み出た、何やらチマチマした文面でないか」
孫さんはこの情報をどういう考えで出されているのでしょうか?
私はpfさんの情報を信頼しています。スプートニク日本とタス通信である程度の情報をいれていますが、あなたの精確な情報で私がコメントしたいことを書いておられるので、便乗コメントですみません。
>>6
賛意
今日のニューヨークタイムスの記事もその範疇に属すると感じる。私もそう感じています。
米国の高官 米国当局者一体だれなの、顔をだせ。
まず「ロシアに対する北京の公的支援は衰えていない。中国の王毅外相は水曜日、ロシアのセルゲイ・ラブロフ氏も出席した仮想会議で、モスクワへのコミットメントを再確認した。王氏は、中国はロシアと協力して「真の民主主義」を推進する用意があると述べ、世界政治における米国の覇権と呼ばれるものに対抗するという中国の外交政策目標をほのめかしている。」
そのあと「中国当局者によると、ロシアは戦争を支援するために「武器と弾薬」を要求していないが、ロシアが技術や物資を含む軍事作戦に使用できる他の品目を要求したかどうかについてはコメントを避けた」
中国当局者?これはだれですか?
実名 公式の表明をのせ、さりげなくプロタガンダ 常套の手口です。
こんな手口は素人は騙せても、私は騙せれません。
<外交は対立を避け高度な妥協の産物であると認識している。このNYTの記事はいつ付けかわからないが、バイデン大統領と習近平主席の会談がベースになっているとみている。>
確かに3月18日テレビ会談が行われ、「バイデン氏、ロシア支援に警告,習氏に制裁警告」という報道があった。
サキ報道官は「軍事、経済面で中国に警告を発した。中国がロシアに物質的支援をした場合の影響と結果について説明した」と明らかにした。
また、「バイデン氏はリーダー同士の話し合いは前向きな展開であり、行動の歴史をどのように書くかは習氏が決断することだ」とも明らかにしている。
一方、米中両政府は習氏がバイデン氏にどのような姿勢を示したかを明らかにしていない。
推測であるが、バイデン氏は制裁を示唆したのでしょう。習氏の回答現在まで明らかではないが、行動的に見れば制裁にあたる行動をとっていない。ここら辺の両首脳の高度な阿吽の呼吸を解説した記事と捉えています。
>>12
ここら辺の両首脳の高度な阿吽の呼吸を解説した記事と捉えています。
ようするになんでも適当に書いてさも本当のようなプロのペテン師の記事と捉えています。