ニューズウィーク:オピニオン「RFKジュニア:今日、私はアメリカ合衆国大統領の独立候補者であると宣言しました。」Newsweek:OPINION「RFK Jr.: Today, I declared myself an independent candidate for President of the United States of America.」
そしてそれ以上に、私は(現在の政治に)うんざりしているすべての人々と、希望を持っているすべての人々と私の声を合わせ、国全体のために新たな独立宣言を作成しました。
今日、私は利益を得るために私たちの政府を乗っ取った企業からの独立を宣言しました。
私はウォール街、ビッグテック、大手製薬会社、大手農業、軍事請負業者、そして現在議員の数を20対1で上回っている彼らのロビイストからの独立を宣言しました。
私は、隣人を憎み、友人を恐れるよう永遠に促す傭兵メ
孫崎享のつぶやき
RFKジュニア:今日私は米大統領の独立候補者であると宣言①政治をハイジャックした大手企業からの独立②傭兵メディアからの独立③エリート達からの独立④二大政党からの独立、1776年人々は死を覚悟し独立宣言に署名。今米国はこの独立宣言の理念から逸脱。だから新の独立宣言。
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ケネディ氏、米大統領選への単独出馬を表明
https://www.rt.com/news/584489-kennedy-independent-us-president/
RFK Jr.の兄弟4人は「危険な」決断だと非難-
ロバート・フランシス・ケネディ・ジュニアは月曜日、現職のジョー・バイデン米大統領への民主党候補指名への挑戦を打ち切り、2024年に無所属で出馬することを表明した。
RFK Jr.はペンシルベニア州フィラデルフィアで演説し、「2つの政党とそれを支配する腐敗した利益団体、そして政府高官を企業ボスの年季奉公人に変えた、悪意と欲望、腐敗と嘘の不正なシステム全体からの独立」を宣言した。
ケネディ氏は4月にバイデンへの予備選挑戦を開始したが、それ以来、党が現職に有利になるように規則を変えたと非難し、バイデンがシークレットサービスによる保護を認めなかったことに不満を表明している。父親のロバート・F・ケネディ上院議員は1968年、大統領選出馬中に暗殺された。叔父のジョン・F・ケネディ大統領は1963年に暗殺された。
RFK Jr.はフィラデルフィアでの演説で、米国は「沸騰する怒りの大釜の上に座っている」と述べ、米国人は「自分たちに有利なようにシステムを操作した独善的なエリートによって、取り残され、置き去りにされ、詐欺に遭わされ、騙され、軽蔑されていることに怒っている」と述べた。
「2つの政党の代わりに1つの政党が存在し、2つの顔を持つ怪物が、崖の上でのたうち回りながら、自分自身と大声で言い争っている。その崖の下には、わが国の破滅がある」と付け加えた。
父親、叔父、祖父、そして両方の曽祖父が築き上げた党に見切りをつけることは「痛ましい」としながらも、1776年に建国者たちが英国王室に反旗を翻したときのリスクと比較した。
しかし、RFK Jr.の4人の兄弟は弟の行動を否定し、彼の発表を「深い悲しみ」と呼び、彼の第3党立候補を「我が国にとって危険」だと非難した。
「ボビーは私たちの父と同じ名前かもしれないが、同じ価値観、ビジョン、判断力を共有していない」と妹のケリー・ケネディ氏はX(旧ツイッター)で述べた。この非難声明には、ローリー・ケネディ、ジョー・ケネディ3世元下院議員、キャスリーン・ケネディ・タウンゼント各氏も署名している。
ハリウッドの映画監督ロブ・ライナー氏(民主党)も、RFK Jr.の発表を「(ドナルド・トランプ前大統領を)ホワイトハウスに戻そうとする、裕福な共和党による危険で皮肉な動き」だと非難した。「私はボビーと話し、彼がやっていることは米国の民主主義を破壊しかねないと言った。彼は気にしなかった」とライナー氏は付け加えた。
9月に行われたラスムッセン・リポートの世論調査によると、民主党員の25%が予備選でケネディ氏を支持すると答えたが、無所属で出馬した場合は33%がケネディ氏に投票すると答えた。
これまで米国大統領選で第3党候補が勝利したことはない。セオドア・ルーズベルト元大統領は1912年、共和党の現職ウィリアム・H・タフトに対して進歩派として出馬し、最も勝利に近付いた。この結果、ウッドロー・ウィルソンが選挙人団に大勝し、1860年以来初めて民主党がホワイトハウスを獲得した。
1776年独立宣言に回帰し、2大政党を超えた政党を目指す意気込みは評価できる。
問題は、具現化であり、2大政党と違った政策をどのように打ち出し、米国民の共感が得られるかにかかっているのでしょう。
2大政党を足して2で割るような政党、あるいは2大政党の良い点をピックアップして政策を品ぞろえする衆愚政党を目指すのでは、米国民の理解・共感を得られないのでしょう。
政策がどのような形で出てくるかによって、現在は歓迎一色であっても、成功するか不成功に終わるかの判断が分かれていくのでしょう。
短期的に今回の大統領選挙を目標とするのでなく、長期的ビジョンを掲げて、多くの協力者が出てくる第三政党を目指すのでなければ「線香花火」で終わる公算も大きい。
「ふるさとの山に向ひて言うこと無し、、、」と啄木は謡いましたが、RFKジュニアのこの宣言は私にとってはこのふるさとの山の如く響きます。
米国の作家アーネスト・ヘミングウエイは私利私欲に明け暮れるヤンキーを嫌いました。又、民主党の鏡であるフランクリン・ルーズベルトは米国のファシズム傾向に警告を発しています。そのような米国の系譜を私は高く評価して来てます。RFKジュニアはこの米国の系譜を継ぐものだと考えます。このような人物が米国で堂々と旗を掲げる!素晴らしいですね。
それにしても、我が国の自民党は腐敗しきった米二大政党から振り回され、世界最大の強国の一つであるお隣の中国と戦争することを決定したのです。この決断に日本全体は異を唱えることがない。この狂気はどこから生まれるのでしょうか。
>>2
RFKジュニアは米国民に猛省を促すために立ち上がりました。具体的には、ウクライナ戦争の終結、mRNAワクチンの否認の方向に米国民が動くことを念じているようです。
米国はファシズム体制にありますが、テレビ討論から彼を締め出すことは出来ないでしょう。彼の行動は線香花火には終わりそうにないですよ。
RT 9 Oct, 2023
問題意識が高い戦争狂: 西側リベラル派がウクライナの残虐行為を支持する理由
https://www.rt.com/news/584098-transgender-ukraine-liberals-war/
不条理なトランスジェンダーのアジェンダを支持する同じ人々が、キエフを支持するのには理由がある-
ダニエル・コバリク記
ピッツバーグ大学法学部で国際人権を教えており、最近発売された「ニカラグア:米国の介入と抵抗の歴史」の著者でもある。
ヴォルテールの有名な言葉に、「不条理を信じ込ませることができる者は、残虐行為を行わせることができる」というものがある。よく引用されるこの格言の意味を理解するには、このセリフが登場する次の引用の全文を見るのが役に立つ:
「以前、こう言う者たちがいた: あなた方が理解できないこと、矛盾していること、不可能なことを信じるのは、我々が信じるように命じたからだ―では行って、不正を働きなさい。我々が命じたのだから。そのような人々は、立派な理性を示している。本当に、あなたに不条理を信じ込ませることができる者は、あなたに残虐行為を行わせることができる。あなたの心にある天与の理解力が、不可能なことを信じよ という要求に抵抗しないなら、あなたの心にある天与の正義感に反する、不当なことをせよ という要求に抵抗することもないだろう。あなたの魂の一つの能力が支配されると直ぐに、他の能力もそれに従うようになる。そして、このことから、世界を蹂躙している宗教のあらゆる犯罪が派生するのである」
言い換えれば、虚偽を信じることを強いられ、心の中では虚偽であると分かっているのに明らかな虚偽を信じざるを得なくなり、それらの虚偽が真実であるかのように人生を生きることは、道徳的に腐食させる効果があり、恐ろしい犯罪に従うよう仕向けるのである。
ジョージ・オーウェルは小説「1984年」の中でこの現象をよく説明している。この物語の中心に登場する独裁的で残忍な政府は、国民を支配し、「戦争は平和である」とか「自由は屈従である」といった不合理で無意味なスローガンを国民に信じ込ませ、更にはそれを繰り返すことによって、その酷いシステムへの賛同を得ているのだと彼は説明している。
今日、この種の不条理を現実のものとし、多くの人々に信じ込ませているのが、生物学的な性別は関係ない、XX染色体かXY染色体か(あるいは「インターセックス」と呼ばれる2つの染色体の間の極めて稀な変異か)は、私たちが実際に女性であるか男性であるかとは無関係である、というものだ。このカルト的な信念体系の最も極端なバージョンは、人は医師や助産師によって―勿論明らかに目に見える性の特徴に基づいて―出生時に2つの性のうちの1つを「割り当てられる」に過ぎず、この指定は最終的にはランダムであり、脳が完全に発達していない幼児を含め、自分を反対の性別、または男性と女性の中間の何か、あるいは全く別の何かであると判断する可能性のある個人によって何時でも変更し得る、というものである。
多くの人々が提唱しているのは―そして、実際にそれを義務付ける法律を可決している地域もあるが―出生証明書に新生児の性別を記載しないことだ。これは、個人が後の段階で自分の性別を決定するまで、それが何になるか全く分からないからだ。 そして、この個人が係る決定を下した場合、偏見で非難されないように、あらゆる目的でこれを受け入れることは全員の義務となる。
この信念体系のオーウェル的スローガンは、「トランス女性は女性である」というマントラである。つまり、「男性は女性である」ということである。
この新しいイデオロギーのもとでは、男性は、単に自分のアイデンティティをどのように認識するかに基付いて、女性であること、そして女性のスペースやスポーツに、自由に入り込むことができる。更に言えば、「トランス女性は女性である」というだけでなく、トランス女性は、女性であると自認する生物学的女性よりも何らかの形で優れており、後者にはこの呼称を受け入れるかどうかに拘わらず、「シス女性」という付加的な修飾語が与えられている。
つまり、このイデオロギーは、トランスジェンダーを尊厳と尊敬と公平さを持って扱うことを提唱する(これは私も全面的に同意する)ことを遥かに超えて、その代わりに、ごく最近まで私たち全員が信じていた、私たちの生物学的性質、そして私たち自身についての基本を根底から覆すものなのだ。
このマントラが100%真実であるとすると、生物学的に男性である性犯罪者が女性刑務所や女性ドメスティック・バイオレンス・センターに収容され、女性が虐待やレイプに晒されやすくなるなど、不合理で非道な結果さえ招く。そして、もし女性がそのような残虐行為について声を上げれば、「偏屈者」や「トランスフォビア」のレッテルを貼られ、殴打やレイプや殺人の脅迫を含む虐待を受けるに値することになるかもしれない。
ここに、不条理を信じることが残虐行為の遂行と擁護に繋がることが分かる。しかし、ヴォルテールとオーウェルが予言したように、このプロセスはここで終わるわけではない。 むしろ、他の領域へと続いていく。こうして、人々がある一連の不条理や残虐行為を受け入れるように仕向けられたことで、他の不条理や残虐行為に付き合わせることが容易になった。
>>5
例えば、ウクライナのネオナチを見過ごす、あるいは支持する、リベラルなカナダの下院で元ヴァッフェンSSの兵士に拍手を送る、更には核兵器による絶滅に繋がりかねない戦争にさりげなく付き合うなど、かつては考えられなかったようなことに人々が付き合うように説得することが容易になった。
歴史的に保守派よりも戦争に批判的で反対してきた西側のリベラル派が、新しい「トランスウィメンは女性である」というスローガンを受け入れ、保守派よりもウクライナ軍への支援を、たとえそれが文字通りのナチスを支援することであったとしても、容認する傾向が強いのは偶然ではないと思う。
ジェンダー・イデオロギー(=生物学的性別は無視)に批判的な人々(それが左派であれ右派であれ)と、西側のウクライナ支援に批判的な人々との間には、非常に強い相関関係があるというのが私の観察だ。そしてしばしば、この2つの話題は同じ会話の中で直ぐに出てきて、一見切り離されているように見えるこれらの問題の間には、余談以上の繋がりがあることを示している。
そして、サラ・アシュトンシリロ氏(トランス女性であることを示す米国人)は、以前はジャーナリストや戦闘衛生兵として働いており、最近までウクライナ軍の公式英語スポークスマンを務めていた。
ウクライナにおけるLGBTQコミュニティに対するウクライナ政権の扱いがあまり良くないことを考えると、ウクライナ軍がアシュトンシリロ氏をスポークスパーソンに選んだことに少し戸惑いを覚える人もいた。
しかし、ウクライナにおけるNATOの戦争努力に対して、西側諸国(少なくともリベラル派)の支持を集め、維持しようとする観点からすれば、この人選は理にかなっている。蔓延するジェンダー・イデオロギーを受け入れている西側人の頭の中では、アシュトンシリロ氏がウクライナを擁護するならば、たとえ同氏が恐ろしい政策を支持していたとしても、ウクライナは即座に正当性を持つことになる。
その一例として、アシュトンシリロ氏は最近、「ロシアの戦犯 宣伝者」、つまり戦争について西側の既成の報道機関とは異なる見解を持つジャーナリストを「狩る」と発言したことで、ウクライナ軍から停職処分を受けた。
リベラルなLGBTQ擁護雑誌「Advocate」などの出版物は、オハイオ州の共和党上院議員J.D.バンスがバイデン政権に書簡を送り、アシュトンシリロ氏の発言に苦言を呈したことに懸念を表明した。Advocate誌はバンス氏の「反LGBTQ+の歴史」を指摘したが、アシュトンシリロ氏が実際の戦争犯罪を擁護していたことについては何も言わなかった。
アシュトンシリロ氏は他にも、「ロシア人は欧州人ではない...ロシア人はアジア人だ。 結局のところ、彼らはモンゴルから来たのであり、奴隷になりたがっている人々の集団から来たのだ」―この発言やその他の発言で、同氏はロシア人に関するナチスの常套句を繰り返している。ナチスはロシア人を虐待し、殺すことさえ正当化するために、この常套句を使ったし、今も使い続けている。しかし、繰り返しになるが、このさりげない人種差別がトランス女性である個人から発せられたものであるという事実は、この悪い薬が西洋の大部分にとって受け入れられ易くするのに役立っている。
勿論、この文章を書いたこと、そして私が明白な真実だと信じていること、しかし私たちが否定するよう強く求められている真実を述べたことで、私は攻撃され、中傷されるだろう。ウクライナで文字通りのナチスを援助した自国政府を支持するよう誘導された人々も含め、ジェンダーに係る通説に疑問を呈したことで、私は「ファシスト」あるいは「ナチス」とさえ呼ばれるかもしれない。しかし、どんなに傷ついたとしても、私たちは常に真実を伝えなければならないというのが私の信念だ。そうすることでしか、私たちは道徳的な羅針盤を、更には私たちの魂そのものを保つことはできないし、私たちが受け入れるよう誘導されている残虐行為に抵抗することもできないのだから。
*
「男性は女性である」━世も末でないか。しかし、コバリク氏の危機感は彼が支持しているRFK Jr氏の次の危機感に重なるものだ-
「私はウクライナが、ネオコンたちの空想の世界や、何十万人ものウクライナ人を死に追いやろうとする欲望によって、完全に破壊されることを望んでいない」
「これはプーチンの味方でも、誰かの味方でもない。米国の狂信者からウクライナを守ろうとしているのだ」
米国の狂信者=DSこそが度し難い諸悪の根源ということだ。その日本支部であるカルト連中の振る舞いも、まさにコバリク氏の指摘通りだ-
「虚偽を信じることを強いられ、心の中では虚偽であると分かっているのに明らかな虚偽を信じざるを得なくなり、それらの虚偽が真実であるかのように人生を生きることは、道徳的に腐食させる効果があり、恐ろしい犯罪に従うよう仕向けるのである」
RFKjrの無所属出馬切り替えに関する毎日の報道は、例によって全く問題の核心を無視していた。まさに、「隣人を憎み、友人を恐れるよう永遠に促す傭兵メディア」そのものだ。
「私はウォール街、ビッグテック、大手製薬会社、大手農業、軍事請負業者、そして現在議員の数を20対1で上回っている彼らのロビイストからの独立を宣言しました。」
RFKjrのこの発言は、毎日には一切書かれていない。永遠のパックスアメリカーナの夢を見続けているアメリカ帝国の傀儡日本では、このような発言自体がアメリカ帝国の治世を脅かす不規則発言のようなものかもしれない。
https://mainichi.jp/articles/20231011/ddm/007/030/087000c
それにしても、上記のRFKjrの発言を報道しないなら、本質を全く伝えていない。報道しない自由により、B層からますます思考力を奪うだけのメディアは腐敗堕落している。
RFKjrの以下の主張は、私の問題意識とほぼ重なっている。西側の金融資本主義やエリート支配の問題点を冷静かつ公正に見るなら、当然にたどり着く問題意識だ。
https://abcnews.go.com/Politics/rfk-jr-now-presidential-candidate-ukraine-vaccines-economy/story?id=100247005
マネーゲームや戦争により暴利を貪る一部特権エリートにより政治経済は乗っ取られている。そして、アメリカ帝国を総本山とする現代金融資本主義は行き詰まりを迎えているのは明らかだ。アメリカ帝国国債価格の下落、長期金利の上昇、ウクライナ敗北、覇権低下。アメリカ帝国の自滅の兆候はアチコチに見えてきている。
DS、軍産複合体、戦争屋、Uniparty等様々な呼称はあるが、いずれにせよ、西側諸国は特権エリートとその他の被統治者に分断されている。だから、最早民主主義なるものは空疎な幻影でしかなくなっている。アメリカ帝国の覇権が覆う世界は、「天井のない監獄」と同じだ。
ここに世界的にポピュリズムが台頭する理由もあるのだろうと考えている。その意味で、私は反エリート運動という観点でのポピュリズムを否定するつもりはない。今は、DSや軍産複合体等、特権エリートに対するアンチテーゼが必要だ。
ポピュリズムでも、名もなき大衆の怨念の爆発でも、何でも良いから、西側エリートを打倒する言説に期待している。その点でRFKjrは頼もしい存在だ。
しかし、日本に目を転じると、残念ながら、新聞しか読まない日本の高齢B層にも、テレビのワイドショーしか見ない一般B層にもRFKjrの言葉は届かないのだろう。
日本は衆愚政治の完成形と言えるだろう。
>>7
全く同感です。
RT 10 Oct, 2023
ケネディ・ジュニアの無所属での大統領選出馬は、有権者にとって単なる選択肢の幻想か?
https://www.rt.com/news/584592-robert-kennedy-independent-illusion/
RFK Jr.が民主党からの出馬を取りやめ、無所属で大統領選に出馬した-
タラ・リード記
RT寄稿者、作家、地政学アナリスト、元上院議員補佐官
月曜日、ロバート・フランシス・ケネディ・ジュニアは、民主党からの出馬を断念し、代わりに無所属で出馬することを発表した。
この発表は決して衝撃的なものではなかったが、それは民主党のエスタブリッシュメントや彼の兄弟でさえ、ジョー・バイデンの対抗馬として出馬していた同候補を激しく非難した後だったからだ。民主党はRFK Jr.の立候補をメディアから締め出し、YouTubeは彼のインタビューの一部をプラットフォームから削除していた。
バイデン政権はまた、RFK Jr.の選挙運動が「ありふれた死の脅威とは別に」信頼できるリスクを詳述した報告書を提出したにも拘わらず、シークレットサービスによる警護の要請を拒否した。CNNの説明によれば、RFK Jr.は「主要な」候補者とは見做されておらず、いずれにせよ選挙サイクルには早過ぎることから、彼にそのような保護を与える根拠はなかった―但し、テッド・ケネディ上院議員という前例の存在を除いてであり、RFK Jr.の叔父である彼は、1980年の立候補を発表する前からシークレットサービスの保護を受けていた。 この決定は、他の2人のケネディ氏―ジョン・ケネディ大統領とロバート・ケネディ上院議員(RFK Jr.の父親)―がどちらも前年に暗殺されたという事実によって正当化された―その家族史はRFK Jr.も共有するものだが。最近、RFK Jr.の演説中に、弾を込めた銃を所持した米国保安官に成り済ました男が逮捕された。 それでもバイデン政権は動こうとしなかった。民主党全国委員会は、明らかにバイデンの後任としてギャビン・ニューサム(カリフォルニア州知事)を控えさせておきつつ、RFK Jr.は無視してバイデンの守りを固めた。
RFK Jr.は、家名と政治的英雄を切実に求める国民の声を頼りに出馬する。環境汚染と闘い、大手製薬会社の貪欲さを訴えた実績がある。彼は、情報機関の腐敗や軍産複合体の戦争マシンに対する反撃を訴えている。「統一党」を止め、言論の自由を守り、終わりのない戦争を止め、腐敗した政治家の責任を追及する。
これらは全て、両党に居場所がない政治的ホームレスが聞きたいことだ。しかし、それだけで2024年の大統領選挙に勝てるのだろうか?RFK Jr.はエリート体制を罵倒しているが、彼がその一員であることは間違いない。
彼の息子コナーは、ウクライナのためにロシアとの現在の紛争で戦った。彼の義理の娘はCIAで働いている。彼の一族は、恐らく英国王族に次いで政治的に有名であり、気骨あるアイルランド系米国人としてのルーツ、労働者階級のために戦ったのは、もう何十年も前のことだ。
RFK Jr.の真の「繋がり」を示すもう一つのシグナルは、最近のイスラエル/パレスチナの暴力に関する彼の非難演説に表れている。彼は「いわれのない攻撃」といった言葉を使い、パレスチナ民間人の悲劇的な死者数にも拘わらず、イスラエル側に立っていることを明らかにした。平和を呼びかけるどころろか、新自由主義者や新保守主義者のタカ派に便乗したのだ。彼の立場は、反戦を唱える左右両派の怒りを買った。
問題は、彼の立候補が重要なのかということだ。バイデンに対する世論調査は依然として悲惨なほど低く、30%の支持率で推移している。トランプにはまだ強力な支持基盤があり、最近活気付いたのは、宿敵ヒラリー・クリントンがMAGA支持者を「脱洗脳」が必要な「カルト・メンバー」と公言したことに因る。その一方で、彼女は場の空気を読むことが全くできなかった。
RFK Jr.によると、彼はバイデンとトランプの両方から票を引き抜くことを望んでいる。彼が選挙に与える最終的な影響はまだ分からない。多くの無所属候補は、投票用紙から名前が削除されるか、全く立候補できない。ケネディを支援するスーパーPAC「American Values 2024」は、彼が無所属での立候補を表明してから6時間以内に1100万ドル以上を集めたという。多くの支持者は、ケネディを、その有名な家名をもってしても、真実の語り部であり、アウトサイダーの破天荒な人物と見ている。
最近の全国世論調査によれば、有権者の7人に1人がケネディを支持している。 有権者の満足度が高い選挙において、これは大きな意味を持つ。ギャラップ社の最近の世論調査によれば、米国人の実に63%が第三政党の候補を望んでいる。これらの要因が全て、トランプやバイデンからより多くの票を引き離すことに繋がるかどうかは、まだ分からない。
しかし、一つだけはっきりしているのは―バイデン側エリート層の防衛を突破するには、全ての候補者にとって乗り越えねばならない大きな障害があるということだ。それは、トランプにとっては、91の重罪容疑と様々な箝口令であり、体制側がバイデンへの対抗馬を排除しようとすることに因る。ケネディにとっては、メディアによる弾圧と、彼の名前を投票用紙に載せないようにするための潜在的な努力に加え、全ての無所属候補が直面する通常の苦しい戦いがある。
結局のところ、米国の選挙という政治劇場の ごまかしだらけの中で、RFK Jr.は、彼が著しく敵対している「統一党」体制を実際には危うくすることなく、有権者が待ち望んでいるもの―つまり、選択肢という信じられる幻想を与えるのに十分なだけのショーを演じるのかもしれない。