私は文化放送の「おはよう寺ちゃん」にでていた頃、毎回、歌のリクエストをしていた。
「おはよう寺ちゃん」は一時間弱、「寺ちゃん」と一時間弱時事問題を話す番組であった。
長い番組であるので、途中に2-3分程度楽曲が流れる。特段話すテーマと関係がない。
私にはこの時間が惜しい気がした。それでここに「私の選んだ曲をかけて戴けませんか」とお願いした。曲を好きな人と、どこかでつながっているというメッセージを与えたかった。
最初の曲はきゃりーぱみゅぱみゅの「にんじゃりばんばん」である。
朝であるから、暗い曲は避けた。私は山崎ハコの「織江の唄」は素晴らしい歌だと思っているが、朝からこの曲を流すのはどうも好ましくない。出来るだけ希望を持たせるような、人間って素晴らしいと思えるような歌を探した。
放送が終ると、次はどういう歌がいいか、探すのが楽しみだった。「おはよう寺ちゃん」での私の解説の良しあしを聞くことはあまりな
孫崎享のつぶやき
随想⑦島倉千代子『からたちの小径』、私は文化放送の「おはよう寺ちゃん」にでてた頃、毎回、歌のリクエスト。曲を好きな人とどこかでつながっているメッセージを送りたかった。最初の曲は「にんじゃりばんばん」。「ハリネズミの恋」、「花の名」、「百万本のバラ」、「I LOVE YOU」、「車輪の唄」
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コメント
コメントを書く懐かしい人の名前が出てきた。受験生の当時、夜勉強の合間に島倉千代子の歌をよく聞いたことを覚えている。
好きな歌手であり、何とも言えない甘い声にひと時の幸福感を味わった。仲間の多くの人がファンでした。
野田内閣が2012年総辞職し、自民党に再度政権を引き渡してしまった。非常に残念であった。日米同盟日米安保に対しても廃棄などの極端な政策をとらず二大政党制が根付くと考えていたが、民主党が自ら政権を投げ出し自民党に手渡してしまったことが現在の政治情勢になっていると考えるべきであり、民主党の責任は非常に大きい。国民の預託を勝手に投げ出すなどは考えられない愚挙であった。
2018年まで「お早う寺ちゃん」を続けられたが、後任は藤井聡安倍内閣参与になったようであり、民主党政権の崩壊によってご活躍の場が減っているということなのでしょう。
島倉千代子とフランク永井の喉は国宝指定にしてよい。
島倉の場合私の好みは、隅田川。
奇跡の名唱。
音楽でも孫崎さんの間口の広さに感服するばかり。「からたちの小径」に馴染みはなかったが、聴いて、更に背景を知ると、私なんぞでも何やら惜別の感に襲われる次第。YouTubeにはその「最後のレコーデイング風景」も出ていた。
音楽の場合、何かの思い出の場面で たまたま聴いたものが、好き嫌い関係なく併せて記憶に残ってしまうケースもある。
大昔、外国のクラブでアフリカ音楽のライブを聴いていた際、程なく同じテーブルついた人が宇崎竜童氏だった。ビックリして「ウザキ リュウドウさんですね?!」と発すると、腕を組み七福神のような笑みを湛えて「如何にも、如何にも(笑」という風に頷かれた。「ウザキさんと言えば、***の頃から聴いてます」と、リーゼントでツッパった演奏を思い浮かべて適当に言ってしまったところ、連れの人から「アンタも古いねぇ」と返された。先にクラブを出る前、「応援してます!」と挨拶すると、手を差し出され、ガッシリと握手された。以来、宇崎竜童氏は人間的にもホンモノだと確信している。
五番街のマリーへ、はいいですね。