一連の騒ぎは何だったのか。
起こったことは安倍派、二階派、岸田派の解散である。これは何を意味するのか。
私のX発信
「自民党は存続する。その中、派閥がなくなるとどうなりますか。自民党はあるんですよ。
中央集権です。そしてその中央は米国にがっちり握られている。米国により好ましい政治体制が出来る。麻生さんがこの騒動の中で何故米国に行ったか。」
安倍派潰しは何の目的があったか、一度考えたらいい。
A-1「茶番劇」「許せない」 幹部立件見送り、有権者ら憤り 安倍派パーティー事件(時事)
政治資金パーティー収入の一部を議員側に還流させ裏金化していたとされる事件で、東京地検特捜部が自民党安倍派幹部らの立件を見送ったことを受け、有権者からは「茶番劇」「許せない」と怒りの声が上がった。
A-2 3派閥の会計責任者ら立件、不記載総額9・7億円…安倍派幹部の立件は見送り(読売)
東京地検特捜部は19日、(安倍派)と(二階
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
この記事の本旨は、私(孫崎氏)のX発信に尽きる。報道各社の報道のむなしさが際立つ。
「自民党は存続する。派閥がなくなっても自民党は残る。中央集権化する。中央は米国ががっちりと把握する。米国に好ましい政治体制ができる。麻生氏のこの時期の訪米の意味。」
安倍派つぶしの意図目的は、親中派議員のあぶりだし。新目的の政策集団で再結束。馬鹿な福田達夫が先走って政策集団を立ち上げるなどと表明している。
> 安倍派5人衆、立件見送り
この決定は、畝本直美・東京高等検察庁検事長によるものだと見かけた。
その夫は、畝本毅・元大阪地方検察庁特捜部長であり、森友事件を握り潰した張本人だという。
副島隆彦氏によれば、日本の官僚機構は統一教会=勝共連合による汚染が酷く、このカルトの息が掛かった輩がウジャウジャ潜り込んでいるらしい。最高検/法務省も例外でなく、その数は3桁にも及び、賭けマージャンで潰れた黒川某・元東京高検 検事長はそのトップだったとのこと。
アベ=統一教会だ。検察がそんな風にカルト汚染しているならば、「安倍派5人衆の立件」など、端から茶番だったということだ。勿論、スガ=統一教会でもある。そうして、「無派閥」議員ウン十人による「スガ派」によって、いよいよ統一教会が完全に日本政府を乗っ取ることになるのでないか。
アベ銃撃に始まり、米国(DS)に見切りを付けられそうになった統一教会が、「ワシらを見捨てないで!」と千切れんばかりに尻尾を振りつつ、キシダら邪魔者を潰すべく、総掛かりで巻き返しを図っているのか。
<米国により好ましい政治体制>
確かにこれがキーだと思います。ただ、先生がおっしゃるように既に親米の自民党の独裁ですから、やはり、今まで要求してきたけど自民党にやってもらっていないことを岸田にしてもらいたいということでしょうか。ではそれは何か?
まず、財政的なもの?はっきり言って、米国の財政は行き詰まってます。米国にはもうお金が無いんです。ウクライナ戦争も続行できない。これまでの米国には信じられないことが起こっているのです。で、日本に戦費を負担してもらう。あり得ます。でも、日本の財政は米国より危機的状況なんです。従って、無い袖は振れません。
次に軍事。これもありません。中国、ロシア、北朝鮮は強力な在日米軍の侵略阻止のためにこの50年防衛力を強化し続けて来て今やその体制は完成域に達しているのです。一方、ウクライナのゼレンスキーみたいな対露限定戦争も絶対不可能。何故なら、日本の攻撃は米国の攻撃とみなしますから、核ミサイルが米本土を攻撃するからです。
続く
>>3
続き
では他に何か?
ありました。国民健康保険制度の民営化です。小泉は郵政民営化で米国の信を買った。その前の中曽根は国鉄民営化でレーガンに褒められたのです。岸田は国民健康保険制度の解体に手を付けるでしょう。
韓国には国民健康保険制度みたいなものがありません。韓国の資本主義は徹底してます。でも、盲腸の手術で家庭が破産する状態では、北朝鮮には威張れたことではありません。
日本のB層が健康保険の解体を受け入れることは無いでしょう。その時、B層は我々リベラルを理解することになるでしょう。
>>1
福田達夫さんて親中なんですか。いや、見直したな。
私は民主主義なるものが成立するなら、それは常に「民主主義」とは何かを疑う、或いは問い続けることしかないと考えている。
端的な理由は、アメリカ帝国を見ればよい。アメリカ帝国は、真に民主主義か?不正選挙の疑惑があるではないか。
ウクライナ戦争に反対するトランプが大統領再選を目指そうとすると司法を「武器」として、追い落とそうとする。まっとうな発言をしているRFKjrは泡沫候補扱い。
正しい意見が通らないシステムは「民主主義」ではない。私はそう考えている。
おそらく、「永遠の民主主義」はない。ただ、その時代に生きる人の幸福と満足の中に「民主主義」はある、そんなふうに私は思うのである。だから、多数決とか、システム、選挙制度の問題ではない。
私が言いたいことは、戦争をしなかった江戸時代だって「民主主義」だということ。
教科書的民主主義を疑え、そんなものはマヤカシだし、ウソだ、と。
私はアメリカ帝国を眺めながら、アメリカ帝国を唾棄すべき民主主義として見ている。
しかるに、小学生レベルの知能しかないB層は、「アメリカ帝国と同盟して、中国に勝つ」という、日本の大本営発表を真に受けた軽蔑すべき愚論を捨てることが出来ない。
一般に外部に敵を求めて、自らを顧みない輩を愚か者という。
サンプルを提供したい。
日本人の学者の知的怠慢と劣化を絵に書いたような主張である。この記事は、毎日において、やんごとなき大学の学長だった人の発言だ。
https://mainichi.jp/articles/20240120/ddm/005/070/025000c
「国内外の問題の背景にあるのは、リベラルな国際秩序と民主主義に対する挑戦である。今や欧米諸国、日本など<民主主義>陣営の国と、中露など<権威主義>陣営の国との勢力は拮抗(きっこう)している。」
「リベラルな国際秩序」、「民主主義」?バカバカしくて、皆さん、呆れ果てないか?
これが、「問う」ことを生業とする大学学長レベル、「学者」(らしき人)の発言である。
リベラルな国際秩序を守るために、アメリカ帝国はウクライナに武器と金を与え、イスラエルに同様な支援をしているのか?ウクライナ人やパレスチナ人を死においやることが民主主義か?
発言から推察するに、どうやら、この人には、日本は完全無欠なリベラル民主主義らしい。しかし、日本がリベラル民主主義の完成形と規定した瞬間、そもそも、「問う」、「疑う」ことがなくなるわけだろう。となると、「問う」ことも「疑う」こともない無い学者は、学者たりうるのか?
私は学者ではないが、問いたい。では、モリカケ、オリンピック贈収賄、裏金、暗殺は?これを民主主義というのか?
一方、件の毎日記事の人には、「民主主義」とは何か?という問いはない。あるのは、根拠なき現状肯定である。日本は「リベラル民主主義」だと。
こんなレベルの人物が上級国民として高い禄を食み、下級国民は上級国民を忖度して、ヘイコラしながら生きる国、それが日本である。
日本は基本的に「オワコン」である。
政権交代にかすかな希望があるかもしれない。そうでないなら、アメリカ帝国と一蓮托生で自滅するしか道はないだろう。
>>6
全くそうですね。
X:貴方達は嫌疑濃厚と報じてきたでしょう。検察が嫌疑なしと言ったらそれで終わりですか━例えば、東京新聞の名物記者氏にそう問えば、「個人的には、それはあり得ないが、一記者には上の方針を覆す力がない」―と返ってくるのでないか。検察にしても同様だろう。良心的検察官も少なくないはずだが、「如何せん上の方針には逆らえない」―これでお終い。逆らえば徹底的に組織から排除されてしまうからだ。この現状をどう変えるか。