• このエントリーをはてなブックマークに追加
風俗産業と駐ウズベキスタン大使時代
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

風俗産業と駐ウズベキスタン大使時代

2013-05-20 08:11
  • 7

   駐ウズベキスタン大使時代、風俗の問題に取り組んだ。
 ある日、領事業務を行っている若い館員(独身)が私の部屋に来た。
「大使、今ウズベキスタンの何人かの若い女性がビザを求めてきています。彼女らは売春に日本にいくのです。止めてください」
 書類を見ると、この女性達の受け入れ先は皆、浅草で10人くらいが同じ住所にいくことになっている。風俗で働く可能性は高い。
 しかし、日本は基本的にウズベキスタン人にビザを出すことにしていた。  止めるわけにいかない。
 「止めるのは難しい」というと、若い館員は「大使、若い女性が風俗に行くとわかってビザを出すのですか」と詰め寄られた。
 「わかった。ウズベキスタン側に行って、申請書を自発的に撤回するよう頼んでくる」と答えた。
 そして外務次官に会いにいった。
「今、ウズベキスタンは独立したばかりだ。評判が極めて重要だ。若い女性たちがビザを求めてきた。風俗にいくだろう。ウ

この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

生々しい。

No.1 140ヶ月前

年頃の娘を持った立場では涙がでる話です。
やはりバックはマフィアなんですね。

No.2 140ヶ月前

 若い大使館員の機転に、心から拍手を送ります。
 孫崎さんが、大使館員の熱意に機敏に行動され、外務次官、内務次官を説得し、自主的な取下に導いたことにも、心から拍手を送ります。孫崎さんの面目躍如たるところ、嬉しいエピソードです。

No.3 140ヶ月前

88888
事なかれ主義の今の日本ではなかなか聞けないお話です。
こんなエピソードを知ることができてとてもうれしいです。

孫崎先生を知る前は、外務省お役人で大使になるような人は、赴任先でパーティーとゴルフ三昧で帰国後の出世ばかり考えている人たちだと思っていました。

No.4 140ヶ月前

 かつて1980年代は韓国女とフィリピン女が、80年代末はコロンビア女が、そして1991年、「旧ソ連」崩壊後はロシア女が、日本の風俗シーンへ殺到した。その背後には、常に日本のヤクザ組織と海外の地下組織が蠢く。  
 21世紀、わがニッポンを世界の風俗産業のメッカにしてはならない!

No.5 140ヶ月前

安倍首相などは、かねがね「日本人として誇りが持てるように」云々言っていますが、まさに孫崎さんのこのような行動を知った時、一般人の私などは誇らしく思えるわけです。彼の国が日本に好印象持つことにも貢献しているのではないでしょうか。一方、当の安倍氏の世界での言動はダメで、誇りなど持ちようがない。

No.6 140ヶ月前

>学校秀才の方は風俗産業の事を理解してませんね。
日本の法律は管理売春禁止で、自由恋愛でお小遣いを貰うのは禁止してません。
ショーガールでビザ申し込みと思います。仮に売春しても、おとなしい日本人(早漏、粗珍)簡単に稼げて問題なし。
中東、ヨーロッパへ行くより安全。美貌で学問も無い子の天職です禁止してはダメです(人類最古の職業)
過労死してまドルを稼ぎ使えないドル国債買い込むより貧しい国の子に使った方が良い。
今騒ぎに成っている韓国人売春婦の人82歳~~長生きですね。貧乏では死んでます。

No.7 140ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。