6月2日、井原 勝介氏が代表を務める市民政党「草の根」の第2回大会の講師に招かれて、岩国を訪れた。
 往復共、井原 勝介氏自らが運転する車にお世話になった。 井原氏はもともと、労働省出身である。在タイ大使館に出向し、1999年岩国市長選挙で勝利した。
 講演前、この市長選挙で戦った平岡秀夫(前衆議院議員、元大蔵省官僚)とも会談した。平岡氏は民主党でリベラル系に属し、何度かご一緒している。苦労されているが、元気そうであった。
 井原氏はもともと米軍岩国基地に反対していたわけではない。
 在日米軍基地問題が発生してこなければ、住民とのコミュニケーションをとり、中央官庁での行政経験をいかした素晴らしい市長ということで、政治人生を終えたであろう。
 そこに米軍再編問題が出てきた。
 
市長2期目の途中に在日米軍再編問題が浮上、市内の米軍岩国基地に厚木基地から空母艦載機部隊が移転する計画であることが伝えられ、