6月2日、井原 勝介氏が代表を務める市民政党「草の根」の第2回大会の講師に招かれて、岩国を訪れた。
往復共、井原 勝介氏自らが運転する車にお世話になった。 井原氏はもともと、労働省出身である。在タイ大使館に出向し、1999年岩国市長選挙で勝利した。
講演前、この市長選挙で戦った平岡秀夫(前衆議院議員、元大蔵省官僚)とも会談した。平岡氏は民主党でリベラル系に属し、何度かご一緒している。苦労されているが、元気そうであった。
井原氏はもともと米軍岩国基地に反対していたわけではない。
在日米軍基地問題が発生してこなければ、住民とのコミュニケーションをとり、中央官庁での行政経験をいかした素晴らしい市長ということで、政治人生を終えたであろう。
そこに米軍再編問題が出てきた。
市長2期目の途中に在日米軍再編問題が浮上、市内の米軍岩国基地に厚木基地から空母艦載機部隊が移転する計画であることが伝えられ、
孫崎享のつぶやき
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コメント
コメントを書くアメリカに脅されているのか、金をもらっているのか、利権をもらっているのか、そうでなければこんなバカな政治をするはずがないと思うのだが、日本国民はそうは思っていない。不思議な民族だ。日本人であることが恥ずかしい。考えれるだけばからしくなる。孫先さんのいうことはしごく当たり前のことを言っている。品行方正であるべきだと言うつもりはさらさらない。だが、政治家なら、ましてや首相ならば、日本国民のために命を賭して働いてほしいと思うのだ。感性の問題だとしたら、世界一恥ずかしい感性を持っている政治家、国民に成り下がっているとしかいいようがない。
① サンフランシスコ平和条約に基づき1952年4月28日に日本国の主権が回復されたことは日本国としての決定であり、疑いようがない。その後の日米の関係が孫崎氏の希望どうりになったいないこととは無関係。
② 世界で外国軍隊をおいている国としては日本以外に、ドイツ(68,400)、韓国(37,140)、英国(10,620)、イタリア(10,790)、トルコ(3,860)など数多くある。
③ サンフランシスコ条約、日米安保条約、日米行政協定(現在の地位協定)は米軍追随そのものなのは当然。日本はアメリカに徹底的に敗れ、敗戦国となったのだから。今になって悔いてもしょうがない。
オスプレイや沖縄の海兵隊が果たして日本にとって不要なものかどうかは、軍事的な論考が必要であり、簡単ではない。
孫崎氏の議論は事実の誤認は、感情的な思い込みが多く、信用できない。
【日本を孤立化させる戦略】
ダレス国務長官:
「アメリカは日本人が中国人や朝鮮人たちに抱いている民族的優越感を十分に利用する必要がある。共産陣営を圧倒している西側の一員として、自分たちがそれと同等な地位を獲得することができるという自信を日本人に与えねぱならない。」
『ウイザアウト・パラレル』フランク・ボールドウィン著・1973年
小野寺防衛大臣が、日本の右翼化を否定したというが、当然だ。そもそも、右翼とは、民族の自主性を重視する政治グループである。自民党や民主党がやっているのは、憲法を変えて自衛隊を米軍の下部組織にすること、TPPで米国企業にこの国を売り渡すこと、原発を無理矢理動かして日本人をモルモットにするなど、民族の自主性をかなぐり捨てて、ひたすら米国の言いなりになる植民地化ではないか。こんなものを「右翼化」なんて言ったら、本当の右翼に叱られる。
イデオロギーに拘る共産党や社民党も頼りにならない。国民の目線に沿った新しいリベラル政党に期待したい。
遅まきながら?前泊博盛氏の"本当は憲法より大切な「日米地位協定入門」"を90頁ほど読み進めましたが、すでに「何なの、この国?! こりゃもうダメだ」状態。中にはこんな記述も-
「そもそも日本政府はいま、自国の国内にどんなアメリカ人が何人いるのか、まったくわかっていないという驚くべき事実があるのです...どんな国の外交官も、出入国のとき、一般とは別の出入口ではあるものの、ちゃんとパスポートを提示して出入国審査を受けますよね。当然です。ところが、米軍関係者はそうした手続きをいっさい行わずに、基地に到着したり、基地から飛び立ったりしているのです...(基地の)フェンスの外に出るとき、出入国審査はもちろんありませんので、日本政府はいま日本国内にどういうアメリカ人が何人いるかについて、まったくわかっていないのです」-ああ、すばらしい!