精華大学主催「第2回世界平和フォーラムが27日-28日開催された。
日本からは、基調演説に鳩山氏が参加し、私はパネルディスカッションに出席した。
日本のメディアでは「鳩山元首相は27日、北京市内で開かれた清華大主催の国際フォーラムで講演し、沖縄県・尖閣諸島について「カイロ宣言は、日本が清国から盗んだものは返さなければならないとしている。中国が(尖閣諸島が)当然入ると思うことを否定するものではない」と述べ、尖閣諸島を「日本が盗んだ」とする中国政府の言い分に改めて理解を示した」との点が報道されている(6月27日付読売新聞)。
これは「菅義偉官房長官は25日午後の記者会見で、鳩山由紀夫元首相が沖縄県・尖閣諸島の領有権を主張する中国政府に理解を示す発言をしたことについて「開いた口がふさがらない。国益を著しく損なうもので、断じて許すことはできない」と批判した。同時に「鳩山氏はこれまでも無責任な発言で
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東アジアを緊張させておきたい勢力にどう対応していくか、、、日本の政治家たちはもっと大きい視野を持たなければ世界のトップに君臨する勢力の食い物にされてしまう。明治以降の選民思想を捨て、真の誇りを持って他のアジア国家たちとうまくやって日本を守っていかないと。。。
鳩山氏の発言は戦後の世界から見た視線で語られていたのだと思いますが、安倍政権周りのファシストは、自分たちをネガティブに見せる勢力の揚げ足取りに必死ということでしょうか?しかしながら、孫崎氏と鳩山氏の行動に菅義偉官房長官が食いついてきたことから、彼ら自身が世界から孤立していることをかなり気にしているということがわかります。このことを、鳩山氏はチャンスと捉え、うまく?利用してくれたらと思う。
日本のメディアは戦前レベルまで後退。大衆迎合どころか権力追従とはある意味感動に値する。300万の人間が死んだのにその上に築き上げられた日本人の努力は無駄になりつつある。
少なくとも戦前でも欧州を見習おう、吸収しよう、世界を見ようという気概をもった人々が政治を行っていたのに。今や日本は我々は優れている、改革なぞ不要(反動保守化)、我々は侵略されていると「名誉なき孤立」を選択しつつある。無教養な連中があげつらう清朝末期と酷似した社会風潮。
願望と無根拠な自信で突き進む無能な指導者と彼の詭弁にもならない言い訳を信じ込みたい大衆の複合体。本来なら一顧だにする価値もない衆愚だ。
しかしメディアはあたかも彼らが全体であり、代表であり、最右翼であるがごとく称揚する。結果、浮動票という不安に敏感な、いわゆる「普通」の人々は流されてしまうのである。
最後に戦前世代の戦争終了後のオーラルヒストリー(口伝史料)から。「薄々は変だなと感じていた。でもしょうがなかった。」