私は今度の選挙、一寸関与したこともあり、マスコミの報道をかなり注意深くフォローした。そして幾つかの操作手口というものに気付いたので列記しておこう。基本は政府・与党自民党に如何に有利に働くかが、根本にある。
1:選挙報道の量の操作
今回の選挙は、投票率が低ければ、自民、公明の組織票の強い桝添氏に有利に働き、高い支持率であればそれは現状への危機感を反映した可能性が高く、宇都宮、細川氏に有利に働くとみられていた。本来選挙民の関心は高いはずであるが、NHK、大手マスコミは極力選挙報道を避けることに終始した。
一つの具体例を示すと朝日新聞5日夕刊、報道で選挙関係のほぼ唯一が「言いたい!都知事選」であり、ここで、毒蝮三太夫さんの談話を載せ、何の発言かと見ると「今度の知事には東京に高齢者限定のカジノ作って欲しい」、朝日真面目なのかと問わざるをえない紙面作りだった。
2:特定テーマを報道
コメント
コメントを書くこれは酷い!!!
報道ステーションで、「オリンピック」と称した特集で、小泉さんのこの演説を滑り込ましてくれました。
「よくやってくれた!」と褒めたいです。
小泉氏の演説
「原発安全」「原発コスト安い」嘘だとわかってね、
黙って寝てていいんですか。
そうじゃないでしょう。
こんな国を残すべきじゃない
やはり原発なしの国をつくると言うことが
年寄りの我々にとって一番若い世代に
残せる財産じゃないかと思った。
まさにその通りだとおもいませんか。
マスコミの腐敗は深刻だと思います。でも多くは構造的な問題であり、その組織に属する人間の問題ではありません。ひどいと言うのは簡単ですがひどいといわれる方はたまらないし、自分でできることは多くはありません。でもできればそこでがんばる個人にはできるだけ良心的な仕事をしてもらうようにエールを送るべきではないでしょうか?
資本は上から流れてきます。その資本で生きている人間は基本的にはその資本の意向には逆らえません。逆らえば首を切られます。そういう意味では独立系のメディアは可能性を秘めていますが、市民のサポートが不可欠です。それがなければ彼らは生きていけないのです。ネットのソーシャルメディアは大きな存在ですが、玉石混淆という感じでしっかりした情報を取り出すにはそれなりのリテラシーが求められます。
とにかくマスコミを市民側に向けたければ市民が支えるしかありません。そういう意識は必要ではないでしょうか?
選挙結果重く受け止めました。原発は再稼働しますね。いくら大手新聞やマスコミが自民党に有利な報道をしようと、騙される国民が悪い。それだけ頭がポンになっているのだと思いますよ。今の教育から変えていかないと日本は確実に衰退します。しかし今の母親達がどれだけ真の教育の必要性がわかっているでしょうか。ほとんど皆無でしょう。いい成績とって有名な学校へ行く。それだけですよ。 もう日本は終わります。