天木 直人氏は私より2-3年後輩になる。
イラク戦争開戦前後に日本のイラク戦争参加を批判する電報を任国のレバノンから本省に送り、これが契機で外務省の止め、その後『さらば外務省! - 私は小泉首相と売国官僚を許さない-』を書いた。
浅井 基文氏は、アジア局中国課長(1983年 - 1985年)、1988年に東京大学教養学部教授に就任。1990年に日本大学法学部教授。1992年に明治学院大学国際学部教授。2005年4月、広島市立大学広島平和研究所所長に就任(2011年3月31日退職)。、日米同盟を基本とした日本外交に批判的であり、護憲・平和主義の立場からの論陣を張っている。
天木 直人氏が浅井、天木、私の3人の対談を企画し、18日森田実氏の司会という形で実現した。
安倍政権批判という点で、3人は同じ立場にある。
天木氏は冒頭3人の関係について述べた。
浅井 基文氏が外務省を辞
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外務省という役所は、仕事をまじめにしたり、国益を考えると排除されるようだ。
米国のイラク攻撃を前に、中東諸国の状況を調べ、大量破壊兵器を準備していないことや、フセイン政権がアルカイダを匿っていないことなどを報告した天木氏は退職に追い込まれた。
最近のウクライナ問題でも、米国の口車に乗ってロシア制裁に加わったが、ロシアはウクライナ東部の分離独立にも、マレーシア航空機撃墜にも関与しておらず、ウクライナ東部とキエフ政権はロシアの仲介で和解してしまった。NATOが追加制裁を発表しようとした矢先、ウクライナの和解が発表されて米国は立場を失ってしまった。さらに苦渋を味わったのが日本の外務省だ。九戦の仲介をしたヒーローに制裁を科してしまったため、変換が確実だった北方領土を、また失ってしまった上、安価な天然ガスの輸入も遠のいてしまった。愚かな人間がトップに立ち続ける外務省には、反省という言葉がなく、学習能力もないのだろう。尖閣でも竹島でも、自分の言い分ばかり主張したのでは、どんな話し合いも進展しないのは当然だ。
> 一緒になった民間の夫人が、“外務省の人から天木夫人とはあってはいけませんと言われた”
天木氏のメルマガも購読していますが初耳です。
それにしても この外務省の人の さもしさ は何なのですかね。
以前、ウィキリークスで「オバマ大統領が広島を訪問すれば、日本の反米感情を煽るから止めてくれ」と米国に進言した事をバラされた外務省の薮中とかいう人物がいましたが、それと通底する しょうもない卑しさがある。
孫崎さんが民間企業のポストに就くのを潰したこともそうですが、外務省に「人として恥ずかしい」という概念は無いのですか。無いから、こんな次元の低いことが平気でできるのでしょうが。
公開シンポジウムに参加させて頂いて、気付いたことが一つありました。
某新聞社への過度なバッシング、今の政界・言論界の異様な雰囲気の根底には、多分、日本人の東南アジア蔑視の観念があるのですね。もしかして靖国参拝の根底にもそれがあるのでしょうか。それはおかしいですね。(今の若い人にはそういう観念はないと思います。) とても盛大な会でした。メルマガ読者として天木直人先生のご健康のご恢復を心よりお祈りしております。
ここ数年で気づいたことがあります。社会は次元の低い原理で動いているということ。そして次元の低い人間が上にいるから、下はそれに合わせなければ、上にいけないということ。だから自分を貫きたければ、上とか下とか拘ってはいけないということ。僕自身、東南アジアの人を下とか思わないけど、日本語は上手に話せないだろうなとみてるところはある。