1:事実関係「安倍首相は25日午後(日本時間26日未明)、国連総会で一般討論演説を行った。 来年の国連創設70周年に合わせて、日本は「これまで、今、この先とも、積極的な平和の推進力である」との立場を強調するとともに、国連改革の必要性を訴え、安全保障理事会常任理事国入りへの意欲を表明した。 首相は、日本が1956年の加盟以来、国連の活動に多大な貢献をしてきたことを説明した上で「21世紀の現実に合った姿に国連を改革して、その中で日本は常任理事国となり、ふさわしい役割を担っていきたい」との考えを示した。来年の安保理非常任理事国選挙への立候補も、改めて表明した。

2:空虚な演説である。

 実現の可能性が全くないものを、恰も国民にあるかの如く印象を与え、恰もそれに向かって全力で頑張っている印象を与えているが、日本の安保理常任理事国入りは全くない。

 第一に国際社会の構図が変化したのだ。