16日、UIチャネルで、鳩山氏と、高野氏と私の三名で鳩山氏のクリミア訪問について放映した。UIチャネルチャネルは会員制である。鳩山氏に一般に無料開放するようお願いした。直前にニコニコが、ニコニコの特別マン組にしたいというも仕入れがあり、正式に決定したのは放映の一,二時間前である。それでも3万人を超える人が見た。
微妙な問題なので、鳩山氏の発言は直接見ていただきたい。
ネトウヨの書き込みがあまりにも多いので、それに答える形で私が発言したことを書き留めておきたい。
1:日本の対ロシア外交で最も重要なことは何か。それは領土問題である。
2:領土問題の解決にはロシアの首脳と合意せざるをえない。
3:プーチン大統領は日本にとって最後のチャンスかもしれない。
一般に、ある国がこれまで自分が所有していた領土を自発的に他国に渡すことはない。そんなことをすれば、国民の大反
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ソチオリンピックが発端であったが、同性愛禁止法に抗議し、米国、ドイツ、フランスなどの首脳が開会式を欠席した。この大切なときに、西欧側がお金をバラマキ騒乱を拡大化し、ヤヌコビッチ政権を崩壊させた。米国は、自国民救済を名目にして黒海に核ミサイル搭載の艦船を派遣した。ロシアはクリミアは重要な軍事拠点であり、死守すべく、核ミサイルの配備をしながらクリミアの併合を図ったとの状況把握をしています。クリミアが重要なロシア海軍の重要拠点であることを知りながら、米国がロシアを刺激したと見るべきでしょう。その後の経過は、米国側の一方的報道に終始しているが、どちらが仕掛けたかと言えば、米国にあるといえる。クリミアの実態を外務省、報道機関が正確に把握し、国民に知らせる義務があるが、言論統制をマスコミ自身が実行しており、特定秘密保護法に反対する大義を見失っている。マスコミは己自身の矛盾に気付かない。歴史は歴史として現在未来の重要な土台であり、現在は、未来の道標であり、真実を知らなければ、正しい方向が示せないのに、歴史、現実を無視あるいは曲解していては、国の方向を間違える可能性が大きい。
>>1
政府(政府を構成する首相、閣僚、省庁の官僚)もマスコミ(マスコミを構成する編集長、記者)も我々と同じか、ちょっとだけ知能と知識量が高いかも知れない人々に過ぎず、間違いを日常的に起こしていますよね。もちろん、そう言って批判するあなたも私も限られた知識と解析力を持った凡人であることは間違いないでしょう。一方、歴史とは本来は全貌を捉えることのできない膨大な情報の塊ですが、普通はある歴史学者やある国家が自分の好みで膨大な歴史を切った(分析した)切り口の一断面図にすぎません。したがって、歴史が事実と食い違うのは当然です。クリミア問題という1つのテーマをとっても、孫崎氏がみているのは1つの断面図に過ぎず(誤った認識である可能性は非常に高い)、あなたの見ている断面図と同じかも知れないし、違うかもしれません。したがって自分の見た断面図と他のグループ、例えば米国政府の見た断面図と食い違うと主張するのはむしろ当然であり、だからと言ってそれが絶対的な真実であるとか、第三者としてはどちらがより事実の近いかとは俄かに断定できません。私としてははあなたの見方が孫崎氏の見方に近いのかなと思うだけです。
ところで、「クリミアの実態を外務省、報道機関が正確に把握し、国民に知らせる義務がある」と仰るが、そんな義務はないでしょう。外務省、報道機関は彼らが勝手に決めた方針に従って知らせたい情報だけを知らせるのは当然です。あなたが仰る義務はどこに決められていますか。多分の彼らが勝手に決めた彼らの内部基準だけであり、憲法や法律にそんなことがきめられていますか。国民が正確な情報を欲しいといってわめくのは勝手ですが、それはもっと金が欲しいよとわめくのと同じでしょうね。
鳩山元首相のクリミヤ訪問に重層的な意味があることがよく分かりました。それはさておき、私にとっては鳩山元首相の訪問前から「行くな」とか「国益に反する」とか「パスポートを没収する」とか言われていろいろ騒がれていたことが、安倍の本心の代弁だということがばればれで安倍体制を考える小生としては体制へ打ち込まれた大きなクサビとして高く評価するわけです。
今、日本がファシズム体制に既にあることは議論の余地なく明らかなことです。ついでながら、その構造を圧迫と被圧迫という区切りで次のように表にしてみました。
圧迫/被圧迫 構成 小生が貼るレッテル
圧迫団 安倍内閣 東アジア人嫌い
ネトウヨ 東アジア人嫌い
その至近取り巻き 金目嗜好者
その中距離取り巻き 金目嗜好者
その遠隔取り巻き 金目嗜好者
大メデイア 金目嗜好者
被圧迫者 天皇陛下 平和主義者
インテリゲンチャ 平和主義者
中小メデイア 平和主義者
民衆 平和主義者
上記表中の圧迫団中、大メデイアだけはその団から引き離すことが可能です。何故なら、その業の根底に知性がなければならないからです。被圧迫者としてインテリゲンチャはその知性に訴えていかねばなりません。最近の目覚ましいヒットは鳩山元首相の言動です。クリミヤ問題で真実を発信し、大メデイアと安倍政権に揺さぶりをかけたことです。他のインテリゲンチャも鳩山元首相に呼応し次から次に行動を起こすことが切に求められます。
続く
>>3
続き
先日、大江健三郎と鎌田慧が外国人記者クラブで「さよなら原発」と題して記者会見を行いましたが、非常なる説得性がありました。彼らはテオドル・アドルノとエドワド・サイドの言葉を引用し日本がまさに今パレスチナのユダヤ/アラブの分断状態と同じ質の圧迫/被圧迫の厳しい状況に突入していると指摘し、文学を捨てて安倍打倒に専念する決意を表明していました。
小生は所属する民衆の一人として鳩山さんに続く大江さんらのパワーを熱烈歓迎いたします。そして大メデイアが政権から離反し民衆の怒涛が生まれるときファシズム体制が崩壊すると思うわけです。
どれだけの人たちが、凡人たちが政治を行っていることを理解しているのかなあ。みんながそのことを知っていれば、日本の民主主義ももっと発達してたかも。
自分もちゃんと発言しないと!ってみんなが考えて、お互いの意見や物の見方を尊重出来れば。
結果みんなに叩かれても、多少落ち込んでもくじけずに自分らしく生きていけたらいいのに。
今回、鳩山さんはかっこいいよって思いました。日本を変えていける人かも。
>>2
二人のoldjapさんを見ているような気がします。「ところが」からは、本来のoldjap さんではないような気がします。というより「らしくない」のではありませんか。分かっていながら、述べているので、反論する気が起きない。前段は、多少の意見の相違はあっても、異論は有りません。
私は孫崎さんとは違って、コソボ独立には反対です。これこそNATOによる「力による現状変更」であり、当事国の合意を得ない国境線変更だからです。しかし、菅官房長官はクリミア編入を「力による現状変更」、「侵略」と批判しながら、コソボに関しては承認の姿勢を取っています。これは二枚舌以外の何物でもありません。単なる対米追随です。この政府の対米追随に一石を投ずるものとして、私は今回の鳩山さんの行動を評価したいと思います。
だいたい、国連決議が上がったと言っても。今回、ロシアの行動に反対したの100カ国で、後の国はさすがに支持は10ですが、棄権が58、欠席が24です。つまり、国連加盟国の内、半数近い90位の国が支持でなくても、棄権もしくは欠席という中立の立場を取っているわけです。
コソボにしたって、独立宣言したものの、承認国は110で、残りの80位の国連加盟国の承認が無いため、国連加盟どころか、EU加盟さえ出来ない。
これが国際世論の動向です。