A:基本的認識:(再掲載)
高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働をめぐり、福井地裁の樋口英明裁判長は14日、住民らの訴えを認め、運転を禁じる仮処分決定を出した。
判決事態重要であるが、原発再稼働の是非をめぐる重要な論点を示した。「基準地震動」をめぐる論議である。
参考のため、とりあえず、ウィキペヂアの説明を記載する。
「原子力発電所の耐震基準は、「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」により規定されている。これは、1981年(昭和56年)に制定され、2006年(平成18年)に改定されたものである。多くの原子力発電所は1981年に制定された指針を元に設計されている。
「この中で、発電用原子炉施設をどのような場所に設置するかを以下のように述べている。 「発電用原子炉施設は想定されるいかなる地震力に対してもこれが大きな事故の誘因とならないよう十分な耐震性を有していなければならな
コメント
コメントを書くドイツのメルケルさんは「日本の高度の技術でも防ぐことが出来なかった過酷事故を目の当たりにして私は脱原発の政治決断をした」と日本で安倍首相の前で表明していました。それに対して安倍首相は何の理由も提示することなく「我が国は今年から再稼働に取り組む」と誇らしげに表明していました。どうなってるんでしょうね。戦後レジームチェンジではなく、この今の日本のレジームチェンジこそが不可欠だと思います。もう一度福一クラスの事故が起きたら日本は終わるんです。そんなリスクを掛けて何を得ようとしてるんでしょうね。全く分かりません。
再稼働賛成の方たちの可否判断基準はどうなっているのであろうか。
直接的間接的に、原発にかかわっている人は、生活基盤であるから、原発がなくなるということが、原発事故と同じレベルで考えておられるのであろうか。原発以外で生活することは不可能ではないから、原発へのこだわりから脱却できれば、絶対的に不可能ということはない。
建設的に、原発関係者を、どのように行政、国民が支援できるかが問われるのではないか。「止めよ、止めよ」を否定するものではないが、原発関係者の立場になって考えることも大切である。よく話し合えば、解決可能だと思うのですが、ドイツの事例を参考にして、お互いに議論する風土が欠かせない。