A事実関係、20日朝日新聞報道
「 安倍晋三首相は20日、フジテレビの番組に出演し、内閣支持率が低下していることについて、「(安全保障関連法案は)残念ながら支持が低い。理解が進んでいないという中にあって、こういう厳しい結果になってるのかなと思う」と述べた。番組では、日本と米国を隣りあった家どうしに見立てた模型を使って、法案の内容を説明する場面もあった。
首相は「支持率のために政治をやっているのではない。やるべきことはやっていきたい」と安保法案を今国会で成立させることに強い意欲を示した。「戦争法案と言われている。これはまったく逆。むしろ戦争を未然に防ぐための法制だ」などと説明した。
B評価
・安倍内閣の支持率が急速に低下している
19日東京新聞(共同通信を引用)「内閣支持率は37・7%、前回六月の47・4%から9・7ポイント急落。不支持率は51・6%」
1:NHK世論調査
安倍内閣を
コメント
コメントを書く安倍首相、昨日は、「みんなのニュース」に出演して、安倍流方式で丁寧に説明したようだ。
集団的自衛権は「戸締り」とのことである。この方の語彙解釈は全くお粗末としか言えない。「戸締り」の必要性をあえて言うならば、「特定秘密保護法。がそれにあたるのではないか。安倍首相の「戸締り」は、名指ししてはいないが、日本の国を他国特に中国の攻撃から守る専守防衛体制を整えるということではないか。
確かに中国の脅威はあり、簡単明瞭に日本近海を守る体制を強化するといえば、多くの人は納得し、理解するでしょう。
理解不可能にしているのは、安倍首相に問題があるのであって、国民の理解が進まないというのは、安倍首相に論理矛盾があることをわかっていないといえます。悪く言えば、「集団自衛権病」に罹り、安倍首相のいうことがわからないのを、国民のせいにしている。こんな人物が、日本の国、日本国民を米国に献上されてはたまったものではない。
新国立の問題は、「最終的に私に責任がある」と、安倍首相は言っている。
口先だけでなく、明確な「言動」で表明すべきではないか。
① 国民に対し、記者会見で謝罪すべきでしょう。
② 払わなくて済む弁済費用は、だれがどのように支払うのか明確にすべきでしょう。
謝罪の本質がわかっていないから、口先で謝れば済むと考えている。侵略の問題も何回も謝罪を言ったから、もう同じ言葉で謝罪しないという。いつまで謝罪すれば済むのかと、開き直ってしまう。謝罪の言葉を何度言っても相手は許さない。心からの誠意が汲み取れれば、自然に氷解していくものだということが、安倍首相は全く分かっていない。人間が生きていくに必要な道理が全く分かっていない。道義、道徳を重んじる中国、韓国の心が全く分かっていない。どのような家庭教育をうけてきたのであろうか。
アベはこれまでどんな教育を受けてきたのだろう。あるいは本質的に性格異常者ないし人格異常者であるのかも知れない。
「支持率」ばかりを気にし、それゆえ慌てて「新国立競技場建設計画を見直す」と発表したばかりではなかったか?
それがここへきて、「支持率のために政治をしているのではない」とのたまった。
まったく国民の声を聞く気持ちが欠如しているのだ。こんな人物に政治を任せていたら、日本という国が壊れてしまう。
一刻も早く総理の席から退場願うしかない。
安保法案廃案はもとより、アベ内閣総辞職要求に向けて、国民的な大運動を起そう。
新国立も、勝手に2000億円以下にするといっているが、それでもまだまだ高い。過去五回のオリンピックの平均は500億円程度だ。一人当たりのGDPが、もはや世界27位の日本に、なぜそのような見栄を張る必要があるのか。この人(安倍)は、日本をどうするつもりなのだろう。オリンピック終了まで首相でいて、それまでに自分だけの独りよがりの願望を実現させて、後は知らぬ顔なのか。本来の日本らしく、つつましく、知恵を絞って省コスト省エネに徹した大会にし、運営で細やかな気配りを見せること、これこそ諸外国にアピールできる日本の魅力である。防衛でもオリンピックでも、何か背伸びをしており、無理をしている。彼の政策はことごとく即物的で、心のあり方に大きな欠陥がある。
安倍たちが進めようとしていることは孫崎先生のご説明の通り現行の日米安保条約で十分だと思います。
なのに、懲りない安倍たちの昨今の行状を見て居ますと、「昔、軍部、今、ネオコン」という標語がふっと私の脳裏に浮かび上がって来るのです。安倍たちを操縦している人間どもは米国のネオコンの活動家ポール・ウオルホウイッツ氏のドクトリンを深く信奉している連中です。連中の頭の中はロシアと中国を早く平伏させないと米国?の安住はあり得ない、早くロシアと中国を叩かないと米国はブラジルみたいに凋落するという脅迫観念で埋め尽くされています。
この強迫観念、恐怖感と言いますか、そういう疾患心理は日本の戦前の軍部にもありました。孫崎先生の著作「日米開戦の正体」のポイントはそういう疾患心理の存在の確認だと私は思います。日本国民も当然ですが、大マスコミの記者諸君は是非孫崎先生の著作を熟読し、ネオコンのトラウマを記事にして日本のみならず世界に警鐘を鳴らしてもらいたい。
日本は米国を今叩けば何とかなるという安易な計算で日米開戦という愚策を選択したが、ネオコンが中・露の修正資本主義に翻弄され第三次大戦という愚策を選択する確率は決して小さくはない。何故か?日本の軍部と米国ネオコンに共通してあるのが、侠気ではなく狂気だからです。
>2のコメント、その通りだと思います。
心はどっかを向いた「謝る」と形式を繰り返しても意味はない。「日本の誇り」は「都合の悪いところを隠す歴史認識」に安住しては出てこない。過去を直視したうえででの自省の「心」と言葉と行動が、「日本の誇り」と東アジアの緊張を軽減する道に繋がる。
「支持率のために政治をやっているのではない。」
それに続けて、「米国のために政治をやっているのだ」と言いたかったのかも知れない。
「我が国を取り巻く安全保障環境が悪化している」のなら、対話による外交を強化するべきだ。
「今や、一国のみで自国の安全は守れない時代」だと言うが、世界最強の米軍にNATO軍や有志連合が加勢してさえ、アルカイダを倒せないではないか。そこに自衛隊が加わったからといって、形勢が変わるとも思えない。
「今や、軍事力では世界の安全は守れない時代」なのではないか。
集団的自衛権で自衛隊が派遣を求められるのは、イスラム過激派との戦いだろう。それは「キリスト教国軍」として、宗教戦争に荷担することである。たとえ安倍首相だって、そんなことは不本意に違いない。だが「米国様」の命令には背けないのだろう。これを「屈辱的属国政治」というのだ。
3.11対応にしろ、その後の他の重大問題にしろ、日本が解消すべき喫緊の課題について、全て嘘と詭弁で「ソバ屋の出前」でしかないアベ。どうせまたロクな辞め方しないでしょうが、ノコノコ再びソーリに収まって、ここまで日本を劣化させた責任を全く取らせることができないであろう状況は、日本に「国民主権」など無いに等しいと言わざるを得ません。