村田光平元駐スイス大使は駐スイス大使の時、スイスが原発の危険から原発の稼働を止めたことを学ぶべきではないかと発言し、結局退職した。退職後も浜岡原発の反対など、反原発運動を展開している。
最近も積極的発言を行ってきているが、最近の発言を掲載する。
A:月刊日本1月号掲載のインタビュー記事。
■アメリカが3号機を調査し始めた
―― 震災から4年以上が経過しました。残念ながら原発事故は風化しつつあるように感じます。
村田 完全に風化してしまっていますね。恐ろしいことです。日本政府は東京オリンピックを開催するために、「福島の原発事故は大したものではない」という印象操作を行っています。マスコミも原発事故や放射線被害の現実を伝えず、原発批判を封殺するかのような報道さえ行っています。
例えば、今年10月に福島第一原発が立地する福島県沿岸部の国道6号で、地元の中高生らが参加す
コメント
コメントを書く安倍総理のオリンピック招致の発言「アンダーコントロール」が、マスコミの真実報道を金縛りにしている。
この国の国家体制は、無言のうちに、「アンダーコントロール」を是認しており、異論が封じられるというより、「みざる、いわざる、きかざる」が、日本の中を支配している。異論を唱えれば、異端視される、すなわち、「和の社会に対する反旗」を掲げることであり、徹底的に排除される。
この国は、何事も、己で解決できないのです。外国の報道によって、日本政府に圧力がかかることでしかないが、先の大戦のように逃げ道がなくなることが先見自覚できない。先見自覚できないというより、逃げている。先の戦争の「原爆」の脅威、悪夢が国民全体で共有できていない。沖縄の事情と同じ現象が、「原発」(原爆)でも起きているが、国民全体に広がらないのは、この国の島国閉鎖性を示していることに他ならない。大陸と違い逃げ場がないのも一因がある。
村田氏の論を読むほどに浮かび上がるアベの道化ぶり。村田氏の話を聞きながら、顔におしろい塗ってピエロの格好してピョンピョン跳ね回るアベ。一体アレは何なのでしょう。
> 日本ほど簡単に打撃を与えられる国はないでしょう。原発にミサイルを撃ち込めばいいわけですから、それこそ中国や北朝鮮は日本を甘く見ていると思いますよ。
アベは「彼等もそこまで酷いことはしません!」とか「ミサイルは全部撃落としてみせます!」などと言うのでしょう。
今日の天木氏メルマガでは いきなり日豪地位協定を結ぶと決めたアベに、こんな密約に近い行政協定など とんでもない話だ!と。
昨日号では「東電が今頃になって放射能が大量放出されたのは福島原発第3号機の格納容器が完全に破損していたからだったと何食わぬ顔をして認めた」
更には「汚染地下水が染み出るのを防ぐ『海側遮水壁』が完成したことによって、せき止められた地下汚染水が急増している(1日約400トン)」、「急増する地下汚染水の浄化が間に合わず、海に流さなければ対応できない恐れがある」
天木氏曰く、「こうした深刻な事態にメディアが全く騒がない日本は危機的である」と。
道化師もバカではできない。敢えてバカがやる場合は当然背後に操り師がいるわけですが、それをメディアが明かすこともない。
村田光平氏の警告を日本は重たく受け止めねばなりません。しかし、そういう正論をメデイアが取り上げません。これでは、日本は間違いなく地獄への道を辿るのです。
安倍政権の重要政策の第一は戦争利権構造の強化と推進です。そして第二に原発利権構造の維持です。この二つとも上部構造がピンハネする利益を除いてそれ以外は全部破綻とそれに伴う由々しき犠牲と損害です。ピンハネされリザーブされた利益は米国によって安全管理なされますから、上部構造に対する国民による処罰がない限り上部構造は安泰なのです。米国に亡命したマルコスを想起すればその構造がわかります。日本国民は生来無頓着ですから上部構造はメデイアを屈服させて大手を振るって悪政に勤しんでいるのです。
続く
>>3
続き
ではどうするか?事態を慨嘆している場合じゃありません。村田光平氏は昨年確か川内原発稼働反対の集会で「天地の摂理」による天誅が下されるのを祈るしかないとおっしゃいました。恐らく冗談でしょう。沖縄の島ぐるみ運動が勢いを得ており、本土では「安倍政権打倒」に向けて「市民連合」が立ち上がりました。天皇陛下も昨日戦争反対の感想を述べられた。安倍氏たちの悪政は必ず躓きます。中国との関係、放射能の悪影響、経済数値の暴落、等々至る所で危険が横溢しています。その躓きを敵失として捉え民主政治を復活させればいいのです。もう既に大阪市民が立ち上がってチンピラ橋下の大阪都構想を潰したじゃないですか。
日本あるいは日本人の宿痾「和をもって尊しとなす」。つまり『「和」の社会』。良くもあり、悪しくもある。
現在のすべての問題が、ここから発せられている。関東大震災のとき、時の警視総監は、「日本人は、朝鮮人やシナ人と違い、慌てず騒がず冷静に行動している。」とうそぶいたらしいが「民族差別」であるばかりでなく、日本人の限界あるいは宿痾を言い当てているのではないか。「日本人よ、もっと学習して意義申し立てせよ!」
カニは努力して時間をかければ、エビ程度には前に歩けるようになるかもしれないが、すぐにはできない。カニになぜ前に歩けないのかを問いつめても無意味である。別にカニが前に歩けなくても困ることなど何もないし、本人の問題なので自分は何も言うことはない。ただカニで腹を壊すことがあるが、カニが冷製だと言うのなら、生ではないのだろう。まあ自然を乗り越えると言うことがこれから大切になるのではないか?
>>5 「和の精神」 確かに諸刃の剣ですね。 まあまあいいではないか。水に流そう・・・ 仲間内でまとめて、責任を取らない。部外者にはきちんと悪いことを説明できない。それ以外(外国人)の排斥に繋がる。
ここを打破して、その上で「和の精神」のよいところを活かしていけばいいのに。
このままでは、原発の問題にしろ、財政赤字にしろ、このままでは日本沈没、周辺国や海洋の汚染という迷惑をかけて。