安倍首相はしばしば祖父岸信介元首相を学ぶと言っている。
確かに強行突破しようとする面は学んでいるかもしれない。しかし、岸元首相が日米関係で何を米国に主張し獲得しようとしていたかは、何も学んでいないのでないか。
1960年の安保条約改定は岸信介首相の時に行われました。
安保闘争があり、多くの人は旧安保条約を否定しています。
しかし、今、安倍首相が集団的自衛権で何をしようとしているか、つまり自衛隊を米国戦略に差し出す体制を作ったことを見ると、実は、優れた部分が隠されているのです。
1960年の安保条約改定の時には、吉田茂元首相や下田武三元外務次官などは自衛隊を海外に展開しなくても済むように工夫したのです。
日米新安保条約は1960年1月19日署名されました。
日米関係推進派の代表的政治家と言えば、吉田茂です。
その吉田茂は当初日本の軍事力を東南アジア(ベトナム)に介入させようとしてい
コメント
コメントを書く通勤電車内で高校生が試験でもあるのか歴史の暗記に励んでいましたが、彼らが記事のような肝心な「歴史」を学ぶ機会は金輪際無いでしょう。「別にいいじゃないか」では済まないと思います。
フィンテック・ってご存知でしょうか?
歴代の首相は、平和憲法を守り、国民の生活をいかに向上させるかに心を砕いてきたのに、安倍政権は、米国に貢ぐことばかりに注力し、国民を奈落の底に落とそうとする最悪な政権であるといえる。国会でヤジは飛ばすし、質問に対しすぐ切れてどちらが質問者かわからなくなるし、質問とは関係のないことばかり延々と回答する始末、議論を真剣にしているように見えないが、能力不足が露呈しているとみるべきでしょう。岸信介元首相も苦笑いしているのではないか。最近の「保育所不足」に対する答弁に対する、若い母親たちの、国会前無言の抵抗を見る時、安倍氏の無知無能に哀れさを覚える。