1、3月5日付ワシントンポスト紙が「日本で、都合悪いニュースは押し潰し(Squelching bad news in Japan)」との表題で社説は極めて重要な論点を含んでいる。
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アベノミクスはこれまでのところそう良くはない。
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2015年末の更なる四半期のマイナス成長を含め、迫力に欠ける結果を見て、日本人は不安になり、首相支持率が落ち込んできている。
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こうした悪いニュースによって、関係者は非難され始めたが、安倍氏だけは例外だ。
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政府およびその支持者達による公式、非公式のメディアに対する圧力がある。
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2015年国境なき記者団は報道の自由度で日本を世界180か国中、61番目とした。2010年には11であった。
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戦後日本成果の最も自慢すべきは経済的驚異ではなく、独立したメディアを含む自由な機構の設立であった。
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安倍氏の目標はこうしたメディアの自由等の犠牲のもとに行
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教祖・・・!
日本のマスコミは、自由に発言、議論する能力がないということに尽きるのではないか。安倍政権のように、権力で圧力をかけ続けられると、護身意思が、己が体を金縛りにしてしまう。自縄自縛に陥るのです。権力の陰におびえるのです。権力の強さも弱さも、権力に対する意識の問題であり、確たる信念があれば、社の基盤は購読者であり、乗り越えられるはずですが、己の弱さばかりを意識してしまうから、朝日新聞の堕落というより、愚かさをさらけ出すことになってしまう。朝日に応用問題を解き明かす賢人がいなくなり、原則論で済ますスマートな新聞になってしまったということでしょう。孫崎さんが時々取り上げられるからには、まだ望みのある方々が多くいられるので、応援しておられるのでしょう。
>「日本が戦後に成し遂げたことの中で最も誇るべきなのは、経済の奇跡ではなく、独立したメディアを含む自由主義制度の確立だ」
傍からはそう見えるのか、あるいは「米国が日本に『自由』をもたらしたのだ」と誇りたいのかもしれませんが、昔から大手メディアが来る日も々々「金太郎飴」の如くどの社も同じ報道する有様に疑問を持つ身としては あまり納得いきません。本来、とある日のトップニュースがA社は教育絡み、B社は経済、C社は国際情勢、等々、あれこれバラけてもいいはずです。いや、そうじゃないと何社も存在する意味がないでしょう。
大体、アベ如きの我侭で簡単に吹き飛んでしまうこと自体、「日本に根付いた自由」など元々ニセモノだったことの証左と思います。
> 天声人語の言ってることはもっともだ。しかし、そんなもっともらしいことをいう事が求められているのではない。
そうです。いざ強い相手を前にすると「やっぱり、一番かわいいのは自分ですから」との心理で結局ヘーコラするばかり...これではねぇ。こんなことを彼是100万回くらい書いている気がしますが、この「一億総忖度社会」をどうしたらよいのでしょうか。元スイス大使、村田光平氏のように「自らに不利益を招く」ことが予想されても「ダメなものはダメだ」と貫ける人を増やす戦略が必要でしょう。