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3D解析システムで分析!自分の身体の弱点をトレーニング
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3D解析システムで分析!自分の身体の弱点をトレーニング

2019-03-14 05:30
    image via Shutterstock

    小さいころの夢はフィギュアスケーター、大人になった今は非筋トレ系ライターとなったlilyが都内随所に存在する個性的なジムをイラストともにレポート。

    今回訪れたのは、トップアスリートから絶大な指示を集める外苑前のジム、B.E.A.T(ビート)です。

    B.E.A.Tはこんな人におすすめ

    ・スポーツやダンスに打ち込んでいる(いた)
    ・客観的データで体の状態を把握したい
    ・過去に怪我した箇所がある
    ・腰痛や体の歪みを改善したい
    ・パーソナルトレーニング希望

    アスリート向けのジムなら自分には関係ない、と思うなかれ。B.E.A.Tではプロのアスリートやスポーツに打ち込んでいる人に向けたトレーニングだけでなく、スポーツ科学に基づいてロコモティブシンドローム(運動器症候群)の予防も見据えたトレーニングを受けることができます。

    ロコモティブシンドロームって何? と思った人は要注意。これは2007年に日本整形外科学会が提唱した言葉で、骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態のこと。75歳以上の3人に1人が要介護認定者となる長寿大国・日本において、人ごとにはできない話です。

    私も、100歳になっても美体型で元気なおばあちゃんでいたい! そのためには、元気なうちから体作りしておくことが大事。

    そこで、流行に左右されない安全で信頼できるB.E.A.Tのパーソナルトレーニングを受けてみました。

    気分はアスリート。人工芝でのウォーミングアップからスタート

    「まずはウォーミングアップしましょう」と案内されたのはフロア一面が人工芝のスペース。ガラス張りの窓からは秩父宮ラグビー場を見下ろすことができ開放感に溢れています。

    芝生には白いトレッキングの線があり、グラウンドを思い出させます。このトラックを使ってウォーミングアップがスタート。トカゲのようなポーズで一歩一歩前進したり、ヨガの犬のポーズのまま、手と足を歩かせて前進したりと、変わったウォーミングアップが続きます。

    ちょっと辛いけど、あらゆる関節が無理なく効率的に伸びてる感じがしました。トレーナーさんが体の使い方など、マンツーマンで細やかに指導くださるので、なんだかフィギュアスケートに打ち込んでいた頃、指導してくれたコーチを思い出しました。

    筋肉の使い方や癖、体の歪み、強化するべき箇所も指導してくれる

    今回担当くださった反町さんは、国際的に最も信頼性の高いパーソナルトレーナーの認定資格として認められているNSCA認定のパーソナルトレーナー

    ウォーミングアップを見ているだけで、体の使い方や筋肉の使い方の癖がわかるそうです。

    例えばジャンプして台に飛び乗って降りる動作を繰り返すトレーニング(BOXジャンプ)では、膝でがんばりすぎてしまう癖を指摘されました。

    「もうちょっと素早く! 膝をしっかり落としてジャンプしてみて」

    というのを聞いて、アドバイス通りに飛んでみると、ちゃんとお尻と腿の筋肉が使えているのを自分でも実感。

    普段の生活にも、筋肉の使い方の癖は出るから注意したいところ。全体的に柔軟性は高いけれど、筋肉が使えていないとのことで、私が強化すべきポイントとこの日のトレーニングの方向性が決まりました。

    もっと本格的に知りたいという人は、3D動作解析システムを用いて自分の体の使い方や筋肉や関節の使い方の癖などを知ることができます

    分析データとスポーツ科学に基づいたトレーニングは、単に「運動する」「鍛える」だけはなく、その人の目的にあった効果を最大限引き出すことができるのです。

    意識筋に働きかける! スポーツ科学に基づいたトレーニング

    人工芝でのウォーミングアップ後は、下の階にあるフリーウェイトトレーニングルームに移動。

    バーベルトレーニング用のパワーラックやプラットフォームを始めとするフリーウェイトトレーニングの器具がズラリ。私には到底無理ですが、国際ウェイトリフティング連盟規格のバーとウェイトや40kgまでのダンベルセットも用意してあるそう。

    ウェイトを用いたトレーニングに勤しむマッチョな男性たちを横目に、お尻の筋肉を強化すべく自重トレーニングを開始。

    踏み台に片足を乗せたまま、片足でスクワットします。後ろ足の膝が床につくスレスレでストップし、前足の力だけで起きあがるのが重要らしいのですが、これがなかなか難しい。気を抜くと、お尻の筋肉ではなく膝で頑張ってしまう癖がここでも出てきてしまったのです……。

    反町さんに細やかなアドバイスをもらいながら、丁寧にスクワットを続けていると…… 。どうすればお尻の下部分の筋肉を使えるかが分かってきたではありませんか! 下から体を持ち上げるたびに、お尻の筋肉の雄叫びが聞こえてくるよう。

    「お、筋肉の使い方が上手になってきましたね」と反町さんにも褒められ思わずニヤリ。

    いつもの倍効いてる!? ウエイトを使った腹筋にチャレンジ

    お尻の筋肉同様に、全くないのが腹筋。ということで腹筋を強化するのですが「これを乗せて腹筋します」とウエイトを手にとる反町さん。

    いろんな腹筋をしてきたけど、ウエイトを用いた腹筋ははじめて。90度に曲げた膝を床と垂直になるところでキープし、そのうえにウエイトを置きます。

    「ではまずは10回行きますよー」という言葉を合図にスタート。ウエイトを落とさないよう無意識のうちに骨盤と腹筋でバランスを取ろうとするので、普通の腹筋よりも効きます。意識すればするほど、丁寧に筋肉を使えている感じがしました。

    B.E.A.Tのトレーニングを受けてみて、一体どこに効いているのか、なぜそこを鍛える必要があるのか、自分自身しっかり把握することがとても大事なのだと実感。

    私の場合、膝で頑張る癖があるのを知ってドキリ。実は祖母も膝を悪くしているんです…… 。このまま生活していたら、いつか膝にきちゃうかも。そうならないためには、もっとお尻の筋肉を鍛える必要があると分かって良かったです。

    自分の体への理解を深めながらトレーニングできるのは楽しいし、成果を感じやすいのもうれしい。100年生きる時代に備え、母を誘って通ってみようと思います。

    B.E.A.T(ビート)
    住所:東京都港区北青山 2-7-22 H・T・神宮外苑ビル5F
    TEL:03-6721-0901
    営業時間:月~金曜日/08:00~22:00(最終セッション21:00)、土曜・祝日/08:00~21:00(最終セッション20:00~)
    休:日曜・年末年始

    トレーニングで健康促進

    EMS×パーソナルトレーニング。自分と、そして筋肉と向き合う濃密20分

    45分でのべ20種のマシンを使い倒す。「遊び場系ジム」は辛みと楽しみが混在していた

    RSSブログ情報:https://www.mylohas.net/2019/03/185706beat.html
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