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安産・縁結び・厄除開運の八幡さまとして、その所在地から"東京のへそ"とも呼ばれている大宮八幡宮。
都心にいることを忘れさせてくれる緑豊かな敷地は、パワースポットとしてだけでなく、あの「小さいおじさん」に会える場所としても有名なのだとか......。妖精からも愛される? 大宮八幡宮が今年で御鎮座950年を迎え、その式年記念として5月26日(日)に小笠原流流鏑馬神事が行われます。
流鏑馬とは、走る馬上から鏑矢を放ち、次々と的に当てる武技のこと。元々は武者の鍛錬を目的でしたが、現在では神前での神事として各地で執り行われています。大宮八幡宮は「武門の神」として多くの武人の崇敬を受けてきた縁もあって、このたび第31代宗家小笠原清忠氏ら小笠原流一門奉仕のもとで流鏑馬が実施されることになりました。
当日は射手が神門から大鳥居までの表参道特設馬場・174メートルを走り抜け、一ノ的、二ノ的に矢を放ちます。見事射抜いたら拍手喝采! まるで鎌倉時代の絵巻物のような光景を、迫力満点に味わうことができます。
なかなか目にすることのない日本の伝統儀式。小さいおじさんも、どこかから流鏑馬を楽しんでいるかもしれません(笑)。
[大宮八幡宮 小笠原流流鏑馬神事]
開催日:5月26日(日)
場所:大宮八幡宮
住所:杉並区大宮2-3-1
アクセス:京王・井の頭線「西永福駅」徒歩7分
TEL:03-3311-0105
photo by Thinkstock/Getty Images
(松浦松子)
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