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やりたい仕事があって目標があるならいいけれど、それもない。けれど現状に満足もしていない。または、やりたい仕事ができていない。そんなときって、あると思います。そういうときは日々流されて生きているようで、自信がもてなくなることも。でもそんなときでも自信がもててしまう、目からウロコのこんな話がありました。
キャリアの海を漂流してみる
武田鉄矢さんの「今朝の三枚おろし」というラジオ番組でのセリフです。
「キャリアドリフトっていうんですか。流れに身を任せ、キャリアの海をあえて漂流してみよう。そこから得るものがあるぞ。 (中略)
(実は私は)福岡県で有名なフォークシンガーになれればよかったんですよ。いつの間にか仕事断らないうちにこんなところまでドリフトしちゃいました。」 「今朝の三枚おろし」より引用
なぜこのような話になったかというと、実は武田さんは大ヒットドラマ『100回目のプロポーズ』の仕事が嫌で嫌で断りたかったそうです。でも田中 和彦氏の著書『断らない人はなぜか仕事がうまくいく』を手にして、気持ちが変わったのだとか。 向いている仕事は他人が知っている また武田さんはこのようにも言っています。
「田中さん(田中和彦氏)曰くでありますが、向いている仕事は実は他人が知っている。断らないことには、人生を劇的に変える力がある。ちょっと惹かれますよね」 「今朝の三枚おろし」より引用
そこでこの本のタイトル通り、断らずに仕事を請けつづけて今にいたったのだとか。
やりたい仕事がなかったり、やりたい仕事に邁進できない状況であったり、惰性で仕事を請けているように思えても、「今はキャリアの海をあえて漂流しているのだ」という意識をもって仕事をするだけで自然と自信も身に付き、目の前の仕事に全力をそそごうという気持ちになります。
やりたいことが天職ならば、やれることが適職なのかもしれません。
天職を貫き通すのもひとつの生き方ですが、適職を貫くのもひとつの生き方だと言えそうです。
[今朝の三枚おろし,断らない人は、なぜか仕事がうまくいく]
Young woman image via Shutterstock
(知恵子)
RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/02/035802shigoto.html