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風呂敷は、バッグよりも使いまわせる。おしゃれな専門店3選
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風呂敷は、バッグよりも使いまわせる。おしゃれな専門店3選

2014-03-07 11:00
    風呂敷は、包む「物」と、贈る「者」への慈しみや、日本らしい「おもてなしの心」が宿るアイテム。衣類や小物の収納や飾りに、贈り物をつつむ包装がわりに、鞄がわりにと風呂敷の活躍の場は、多岐にわたります。

    本や箱のような四角形のもの以外にも、バッグに収納しにくい円筒形や球体のものまで、変幻自在に包んで持ちはこぶことができるのが風呂敷の魅力。結び目をほどくとすぐに元の形にもどり、折り畳んでコンパクトに持ちかえれます。

    使い捨てにならなず「エコ」の観点からも再評価されている風呂敷。そんな風呂敷をオンラインで手軽に購入できて、おしゃれな包みかたも教えてくれる「風呂敷ショップ」3店をご紹介します。

    オリジナリティあふれる柄

    まずご紹介するのは、1959年創業の京都の風呂敷老舗メーカー山田繊維の風呂敷専門店「むす美」。風呂敷をつうじ日本の文化を肌で感ることができる場として、東京にオープンしました。

    店頭だけでなくウェブ上でも風呂敷の包み方を紹介しています。長いもの・丸いもの・瓶の包みかたは、難しそうでいて意外とカンタンなのだそう! 風呂敷ギフト、風呂敷バッグの包み方まで、画像つきでわかりやすく教えてくれます。

    「竹久夢二シリーズ」や「たたんで遊べる折り紙風呂敷」などのオリジナリティあふれる風呂敷もおすすめ。
    また、「初めての風呂敷セット」という名の、選べる無地の風呂敷1枚と15の包み方を紹介するDVDとセットになった商品は、初心者に嬉しいパッケージです。

    豊富な品ぞろえの店

    宝散らし

    宮井本店」は、創業1901年の宮井株式会社が運営する、風呂敷の普及・風呂敷文化の伝承に努める京都の老舗風呂敷・ふくさの専門店です。

    「ワイン包み」「ティッシュ箱包み」「すいか包み」など、いろいろな風呂敷の包みかたを、ウェブ上でわかりやすく図解しています。風呂敷の基本の結びかたは「真結び」と「ひとつ結び」。この2つをマスターすれば、あとは簡単にアレンジできることがわかります!

    四季をデザインした柄

    一生ものの上質な正絹の風呂敷から、手軽に使い洗える綿・化合繊の風呂敷まで豊富な品ぞろえ。はじめて正絹の風呂敷を買うなら、慶事にも弔事にも使える紫の無地の風呂敷がおすすめ。ほかにも、四季がレイアウトされた柄は、季節によってみえる色柄を変えて包めるから、シーズンを問わず使えます。「宝散らし」などの古典的な柄も、いろいろな場面で使えて便利です。

    デザイン性の高い木綿風呂敷

     

    京都東山、知恩院前に店を構える創業大正14年の「掛札(かけふだ)」。もともとは染工場として絹の風呂敷などを手づくりしていましたが、10年程前に現在のようなデザイン性の高い木綿風呂敷をあつかうお店へと生まれ変わりました。

    ウェブ上で風呂敷の多彩な結びかた・包みかたをイラストとともにわかりやすく紹介しています。さらに、購入した全ての風呂敷には「風呂敷の使い方しおり」がついてきます。風呂敷をあまり使ったことがない方や外国人への贈り物にも風呂敷を包む楽しさや便利さが伝わり、喜ばれます! 店頭では、お気に入りの風呂敷を選び、包みかたの実演をしてくれるサービスも。風呂敷がより楽しく身近に感じられます。

    吉祥文様(唐草・七宝など)・草花文様(松竹梅など)・動物文様(鳳凰など)のような日本の伝統文様を現代風にあしらった美しくポップなデザインと斬新な色づかい。既存の商品と一線を画した風呂敷がそろいます。トートバック、インテリア用の壁掛として活用するのも◎! 男女とわず、贈り物としてもおすすめです。

    シンプルで実用的な風呂敷を通じて、1枚の布をここまで生かすことのできる日本人の知恵、その根底にある「物」と「者」を大切にする心にふれ、あたたかな気持ちになります。

    お気に入りの風呂敷でいろいろな包みかたを試し、風呂敷のある生活を楽しんでみませんか?

    [むす美,宮井本店,掛札(かけふだ)]

    (神森 真理子)

    RSSブログ情報:http://www.mylohas.net/2014/03/036543furoshiki.html
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