定例記者会見 2020年12月25日




1. 役員会の報告


■「NHKから自国民を守る党」が受理!略称「自民党」は認められず…


新藤:12月21日にNHKから国民を守る党は「NHKから自国民を守る党」へ党名変更を行いました。その際に略称を「自民党」で提出し、総務省に書類を受け取っていただきました。党名変更は問題なく進みましたが、翌日、総務省より書面で「略称・自民党はすでに幅広く知られている名称であることから冒用(名義の権利者に同意を得ないでその名称を使うこと)にあたいする。」として拒否されました。略称不受理が正当でないことで国家賠償請求を行う予定です。弁護士さんの準備が整い次第、裁判の提起を行います。



【党名変更】正式に受理されました


略称【自民党】をNHKから自国民を守る党が名乗れない理由!総務省は法律を守ってるのか?直ちに裁判します!



新藤:略称「自民党」の不受理を受け略称を再提出してまいりました。現段階で提出している略称は「NHK」になります。こちらも立花党首本人が書類を提出しに行きましたが、最初は書類すら受け取ってくれなかったそうです。


新藤:一方で、2019年の国政選挙の前に略称「NHK」で出しているそうなんですが、一向に総務省からの返事がないまま、新聞などの各種メディアが「N国党」と称されたことで、仕方なくその名称を使っていたというバックグラウンドもございます。



総務省は厳しい口調で録画しながらでないと、届出書類を受け取ってくれませんでした。

【NHKから自国民を守る党】の略称が【NHK】に出来ない。


総務省大丈夫か?NHKから自国民を守る党の略称【NHK】を直ちに認めないってどういう事?



新藤:党首としては昔から「NHK」もしくは「NHK党」で選挙を戦いたい意志があったようなので、NHKの略称が果たして認められるのかについて、最新の情報はツイッター等々でお伝えしようと思います。略称に関しては引き続きペンディング(保留)との認識で間違いございません。



略称【NHK】認められました。NHKから自国民を守る党は、NHKと略して頂いてもOKです。 選挙で【NHK】と書いても有効です。

*12月26日に略称「NHK」が認められました



■新藤かな広報室長の広島3区立候補会見が行われました


新藤:12月21日次期衆院選立候補の記者会見をさせていただきました。いろんな広島のメディアさんに来ていただいて取材をしていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございます。



広島3区立候補表明記者会見 NHKから自国民を守る党




2.上杉幹事長の挨拶


■立花党首の選挙戦略は1分1秒前までわからない!これからも一緒に楽しんでいきましょう


上杉:参議院選から1年半一緒に活動させていただいてますが、これまで多くの政党に関わった経験から言って、これほど自由で、そして今の日本に失われた「楽しく政治をやっていく」ことを体現した政党だったなという風に改めて思っております。


上杉:コロナ禍においても、時に批判を受けながらも常に新しいことをやって問題提起をして、この閉塞した社会、特に政治に対して風を吹き込んでやろうという立花孝志党首のやり方をみなが理解しながら党を拡大することができたことは、ひとえにN国の仲間、報道して下さるみなさんのおかげということで、改めて御礼を申し上げます。


上杉:来年は衆議院選挙が確実にありますし、4月には国政の補選もありますので、そういう意味では新しい展開が行われると思います。ただ、立花党首の考える選挙戦略は1分1秒前までわからないということで、それをみなさんと一緒に楽しんでいくと、こういう気持ちで来年もお付き合いいただければと思います。1年間ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。




3.浜田議員の挨拶


■参院選・比例代表では全国最少の票。でも、卑屈にならず自信を持って活動していきます


浜田:立花党首と関わってきて非常に楽しく活動をさせていただいております。今年は1月30日に初めて国会で質問に立たせていただきました。幸いなことに「みんなの党」という会派を組めたことで複数の委員会に所属できたことや、地方創生及び消費者問題に関する特別委員会で重要な法案が2つほどあり質問機会を多くいただけたことも大変幸運だったと思います。


浜田:質問主意書も多く提出させていただきました。多くは党の関係者や一般の有権者からの意見を参考にさせていただいて作成したものです。改めてこの場を借りてお礼申し上げます。


浜田:法制局、調査室、国会図書館、国会議員が利用できるシンクタンクみたいなところだと思いますけど、こちらも有効に利用させていただいたつもりであります。官僚の方に対して負担になる仕事でもありますので慎重にいきたいなと思いつつも、結構遠慮なく仕事をふっていたにも関わらずどんどん仕事をして下さったこと、この場を借りてお礼を申し上げます。


浜田:2019年の参議院選挙・比例代表で私がいただいた票は9,308票ということで、特定枠の方を除けば全国最少の票で、繰り上げ当選という特殊な形で当選させていただいたこともありまして、自分なりに色々と思うことがありましたが、卑屈になることなく、多くの方からの意見を受け入れつつ自分の意見をどんどん発信していこうかなと考えております。その一環としてYouTube、ブログに関しては毎日更新をしているつもりであります。


浜田:昨年は4つの選挙に挑戦させていただいておりまして、岡山県議会議員選挙では2,628票。埼玉県知事選挙では64,182票、東大阪市長選挙では14,013票と多くの票をいただいております。参議院の比例代表では全国最少の票ですけど、それ以外では多くの票をいただいていることで自信を持って活動していきたいなと思っております。


浜田:最後に、11月から公設第一秘書に末永ゆかりさん、政策担当秘書については公表はしていなかったんですが弁護士の方に就いていただいております。この方については本人の意向もありましてアピールする方針はありませんので、質問されても答えられないことが多いかと思います。本人と接する機会がありましたら各自取材していただけたらと思います。弁護士資格をお持ちなだけあって、裁判を活用するわが党にとって非常に大きな力になっていただいています。


浜田:公設第一秘書の末永さんは人材派遣会社での勤務であったり、営業の経験が豊富にあったりという、いい働きをしていただいていると思っております。彼女自身がYouTuberでもありますし、最近はブログも開設してどんどん発信していただいております。国会議員の秘書の中ではもっとも発信しているんじゃないかなというくらいですので注目していただいたらと思います。


浜田:私からは以上になります。1年間どうもありがとうございました。




4.大橋副党首の報告&挨拶


■2021年1月に3つの地方選挙が行われます


大橋:年明け1月17日岡山県倉敷市・越智寛之さん、翌週24日埼玉県戸田市・黒瀬信明さん、さらに翌週31日群馬県前橋市・前田みかこさんが公認候補として立候補予定です。


大橋:役員会で話がありましたが、地方選挙に立候補される方、党名変更や略称で党首の発言が注目されていますが、政治団体「日本ゴルフ党」が注目されていないこともありまして。以前、新藤かなさんが印西市長選で「NHKから国民を守る党公認・ホリエモン新党推薦」で出たこともありますので、ぜひ「NHKから自国民を守る党公認・日本ゴルフ党推薦」といった形で立候補していただければなと思っております。


大橋:これは強制ではありません。私から立候補予定者には改めてアプローチはさせていただきますが、「日本ゴルフ党を周知したい!」という目的での立候補される方は、そういったこともあるとご理解いただければと思います。



■ご迷惑を極力かけずにNHKと全力で戦わせていただきます


大橋:今年1年間お世話になりました。ありがとうございました。私事でお騒がせしたこともありましたが、来年は…落ち着くことはないとは思いますけれども、ご迷惑を極力かけずにNHKと全力で戦わせていただこうと思っております。また来年もよろしくお願いいたします。




5.新藤広報室長の挨拶


■これからもとにかく楽しく!N国は許し合って多様性を認め合えるステキな政党


新藤:2020年本当にみなさまありがとうございました。私にとってはすごくすごく大きな年でした。なんといっても選挙に初めて出た年であります。最初こそ「ホリエモン新党公認・NHKから国民を守る党推薦」でしたが、その1週間後にはまさかの「NHKから国民を守る党公認・ホリエモン新党推薦」で、初めて選挙に出るとも思っていなかった私が2週連続で選挙に出るなんて夢にも思わなかったので、急転直下の展開にその時は大変驚きました。


新藤:しかし、それだけに止まらず、NHKから国民を守る党の広報室長として党首の隣でみなさまのいろんな薫陶を受けながら半年ほど勉強させていただいておりますが、毎日毎日驚きの連続で急転直下の展開には慣れたような、そんな2020年でもございました。


新藤:特に政権が変わってからというもの、党首も言っている通り、まだパブリックになっていない部分でもNHK改革がどんどん進んでいるということも肌を通して実感しています。時代に変わっていく瞬間に立ち会えているのではないのかという思いを持つことも多々あります。


新藤:本当に奇抜な政党であることは、途中から入った私だからこそ昔から党にいた方よりもあるかもしれません。それは十分承知しておりますが、知れば知るほど本当に真面目にNHK改革を進めたい、NHKからの被害者をお守りしたい、その一心でいろんなやり方で邁進されているのだなということを強く感じております。


新藤:私自身も党に対して具体的に何ができるかわからないこともたくさんありますが、これからも楽しく、とにかく楽しく。自由であるからこそ、意見の強い人も多いので何かと揉め事も正直多いですし、私自身が火種を作ったりするタイプではありますが、お互い許し合って多様性を認め合えるステキな政党であると、自信を持って胸をはって言えます。来年もNHKから自国民を守る党、ならびに新藤かな個人も何卒よろしくお願いいたします。2020年本当にありがとうございました。





6.質疑応答3


■安倍前総理には、日本の未来のために本当のことを言っていただきたい


Q:桜を見る会前夜祭での安倍前総理の不起訴をどう思いますか?



「#安倍晋三の不起訴処分に抗議します」16万件超投稿 ネットで抗議次々(毎日新聞)



上杉:昨日の安倍前総理の会見は私も見ていました。自分自身も秘書経験があり、そして収支報告書なんかも担当した経験から言うと、あそこで不起訴でセーフになるのはちょっと早いんじゃないかと。


上杉:具体的に言うと、まず事務所への家宅捜索が無いということと、エビデンスを出すと言ったのに出していない。今日ちょうどこの時間に、安倍前総理の国会での発言の修正を求める議院運営委員会が開かれています。政治は結果責任ですから、国会で間違ったことを言った責任が取れていないので、謝罪会見としては厳しいのかなという気がします。


上杉:ただ一方で、総理大臣経験者の捜査は今世紀になって初、前世紀では橋本龍太郎元総理が日歯連(闇献金事件)で滝川さんと村岡幹事長が逮捕に至ったあの事例からひさびさなんで。検察の捜査に期待もあったんですが、残念ながら今の検察にその能力はないんで、今後どうなるかというと、おそらく検察審査会にかかって起訴相当になるかどうかは別として、うやむやなまま終結するのかなというような見方をしています。



Q:自民党がいまだにフリーランスに会見を開かないことについて、ずっとこの問題に取り組んできた上杉幹事長の見解はいかがですか?


上杉:記者クラブの開放が21世紀がはじまって20年経った今でも達成されていないという世界でほぼ唯一の国となっている日本。そろそろ日本のみなさんがそれを自覚して、働いている記者の人たちも、優秀な記者が多い中そのシステムに囚われている。「これは異常な状態なんだ。」ということを認識してもらいたいなということがまず一番にきます。


上杉:平河クラブでの会見で最初に出入り禁止令をくらったのは実は私で、2003年の中川昭一政調会長の会見に入った時でした。平河での最初の質問で、中川昭一政調会長が「上杉さん入ってきて質問してくれ。」と言って、中川政調会長の核議論に対して質問した瞬間に出入り禁止になりました。


上杉:今はそこにすら立ち入れないというこの閉鎖的な中で前総理の会見をしたということをもう少しきちんと追求するべきだったんじゃないかと。どこかの記者が聞いてましたけど。


上杉:私自身は正直言って、日本のメディアシステムに対しては100%諦めているんで。次の世代の人たちが変えていくしかないかなと思ってます。気付いた人たちが無自覚の中でやっている部分を自覚して、アンフェアなメディアシステムがいまだに残っている日本をぜひ変えていってほしいと思います。


上杉:特に自民党でやっている若い記者職もそうですけど、これまで自民党の平河で働いてきたOBの人たちも、もうそろそろいい加減にした方がいい。これは政治の問題ではなくてメディアの問題なんで、安倍さんや平河を運営している自民党の職員でもなく、平河の中に入っている各社の問題ということをもう一回自覚して変えていただきたいという風に思います。


上杉:最後に、第一次安倍政権が退陣するきっかけを作った「官邸崩壊」という本を書いてからちょうど11年経ちます。その間、安倍さんには何度かフェアに取材依頼をしたし、N国に入ってからも何度か接触をして、一緒にやれるところはやって改革をしようと言い続けました。


上杉:そして、退陣後の(今年)9月以後、菊池寛の恩讐の彼方にじゃないですけど、いろんなことができるんじゃないかということで、安倍さんにアプローチしてます。今回の桜もそうですが森友や加計は…私は別にいいと思うんですけども、安倍さんが国民に対して嘘をついたことが多々ある。それをしっかり表に出すのがやはり一国のリーダーの責任じゃないかと。


上杉:おかげさまでこの20年間、各国の首脳が集まるサミットの取材を毎年のように行かせていただいて、やっぱり世界のリーダーたちの最後の違いは、国のために得た情報は出す時は出すという矜持なんじゃないかなと。改めて昨日の会見を聞いていて、安倍さんには正直になっていただいて国のため国民のため、そして日本の未来のために本当のことを言っていただきたいという風に思います。



■NHK改革は1年半で9.5合目まで来た!


Q:今年は選挙では負けが続きましたが、NHKの営業活動の抜本的見直しやNHK委託業者の活動が弁護士法違反である法務大臣・総務大臣見解を得るなど、選挙で負けて政治で勝ったと解釈できると思いますが上杉幹事長はいかがでしょうか?



NHK前田会長が来春から集金人廃止を明言&民主党への透明変更は、ペンディングです!


NHKが弁護士法違反をしていると法務大臣と総務大臣が見解出しました(笑)証拠のNHKと委託会社の契約書もゲットしてます。



上杉:以前も申し上げましたが、弁護士法違反についての法務大臣・総務大臣連名の回答書は立花孝志ひとり放送局に対してのものであるとはいえ、文面に残した形でのNHKの受信料システムに関する国としての疑義という受け止め方をすれば、おっしゃる通り政治的な勝利宣言を出してもいいんじゃないかという風に思います。



NHKから国民を守る党 定例記者会見 2020年12月4日:NHKから国民を守る党ブロマガ

*「NHK前田会長が「戸別訪問を抜本的見直す」と発言!N国は政治的勝利を収めた!!」の項目をご覧ください



上杉:NHK問題は1年半前はスクランブル化という形で風穴を空けようとしました。ですが、スクランブル化よりも法的な部分が多いですが、受信料徴収に関する弁護士法違反というアプローチの方が強いんじゃないかと戦略転換をした上での結構素早い着地だったんで、これは立花戦略が功を奏したという風に見てます。


上杉:これはやはり運だけではなくて、1年半前にできた国政政党のNHKから国民を守る党、今はNHKから自国民を守る党ですが、それだけではなく7年前に大橋副党首と立ち上げた、本当に誰も知らないような時からのNHKの被害者から国民を守るという活動の成果、その集約した結果が今のNHK改革に繋がったんじゃないかと思います。


上杉:これ率直に立花さんにも言ったんですけど、1年半前は国政の舞台でのNHK改革はおそらく1合目だっただろうと。でも今は9.5合目くらいまでは来たというのが中にいて活動してきた者の感覚です。


上杉:外から見てると「何もやってないんじゃないか。」となるんですが、私自身はよくここまで来たなというのがあります。ただ、山登りの一番難しいのは最後の数十メートルなんで、ここは油断せずに最後の最後まできちんとした改革達成を見届けたいなという風に思っています。


上杉:NHK改革に関してはこの半年で立花孝志戦略がバッチリハマったと実感としてあるし、だからこそ今日の会見を急遽お休みをいただいてですね、場所は言わないですけどもゴルフ場に行っているというね。本人も心の余裕ができたんじゃないかという風に思っています。


 

■日本ゴルフ党政界で大評判!!


Q:日本ゴルフ党の代表に就かれた心境と立候補の可能性を教えてください。


上杉:「日本ゴルフ党」は12月15日に総務省に届け出て受理されております。党首が私、上杉隆です。今まで各種団体を立ち上げました。一般社団もNPOも公益社団も作っておりますし、株式会社では8ぐらい立ち上げていますね。あとはインキュベーター的にいくつかの組織を立ち上げてる経験からして、政党の立ち上げは初めてなんですが一番簡単だったというのが一つ。


上杉:もう一つは、私は立ち上げにほとんど関わっていないので、立花さんが立ち上げた(ゴルフ党【NHKから国民を守る党】)が途中で党名が変更になっていらなくなって、手続しちゃったから代表だという非常にゆるい感じです 。


上杉:ただ、そうは言っても意外と評判が良くて。特に、立ち上げ翌日に衆議院第1(議員会館)の国際会議室で開かれた「超党派によるゴルフ議員連盟」と「自民党ゴルフ議員連盟」ともに、衛藤征士郎会長、中曽根弘文代行、あとは笠浩史事務局長、大臣では本人参加が岸信夫防衛大臣、前政調会長の下村博文さん、自民党議員が20人ぐらい、代理出席も集めると50人規模の会議に行きまして、ゴルフ党を作った報告を会長たちにしました。


上杉:大変評判が良かったです。ぜひ一緒にやろうと。一緒にやろうと言っても党が一緒じゃないですよ。目指す方針は賛同するので、大きな力になるんでやりたいと。そういう声がある以上は「使う」という言葉は悪いですけど、この党を活かしてみなさんのためになった方がいいのかなと。


上杉:ということで、来年きちんとした活動を整えて発展させていきたいと思います。先ほど役員会で大橋副党首にも地方選挙でゴルフ党が使えるんだったら、ゴルフ党推薦あるいは支持でもいいですし、政治団体ではありますけども公認っていうのも可能ですし。来月だと戸田市議選などもありますから、(市区町村内に)ゴルフ場がある地方の議員はたくさんいると思います。150、200票で当選ラインがあるんだったら選挙は決してマイナスにはならないんで。


上杉:ゴルフ党を広めるということで、N国の党員のみならず他の党、自民党さんだろうが公明党さんだろうが、そういうところの推薦依頼を受ける形で発展をさせていきたいと思っております。



■千葉知事選には出ませんが、下命されたら考えます


Q:上杉さんが千葉知事選に出る可能性はありますか?



千葉知事選で熊谷千葉市長が決起集会 自民の関県議は首相から推薦状



上杉:私自身は首長選挙は以外は基本出馬はしないということと、現職(が出馬する)首長選には出ないと。今回は森田知事が引退で、個人的には出馬確定している熊谷(千葉)市長が若くて、知事がコロナ対策、台風19号の被害であまり動かなかった中、非常にいい政治をしていたと評価しています。彼が本当にいい県知事になるんだったらいいなぁという思いはあります。


上杉:ただ一方で、N国の戦略で「県知事選は大きな宣伝になる。」と党首も常々おっしゃっているんで、新しい候補者を探すということでいろいろと力を尽くしたいなと思っています。私自身が出馬するかしないかは今のところ基本的には考えていないです。ただ、下命された場合、逆らえない立場であるかどうか微妙なので考えますが。


上杉:ゴルフ場に関しては千葉は非常に多いですね。特に千葉県の市原市がそうですが、ただ、ゴルフ党の政策からするとゴルフ税の撤廃がある以上、なかなかゴルフ場の経営者たちからは評判が良くないと。つまり、そこに総務省の税金が自治体に入る。その一方で、ゴルフ場で働く人たち、キャディーさんやレストランの職員、グリーンキーパーなどにとっては自分たちの生活の一部になっているので、大きな票を集めるきっかけになるのかなと思っています。


上杉:ただ、都道府県知事ほど大きな(選挙の)レベルではまったく太刀打ちできないのかなと思っております。(得票が)10%行くかどうか、いろいろ考えをまとめていきたいと思います。



■浜田議員、初の国会質問で麻生大臣のお気に入りに?!


Q:今年、浜田議員がした国会質問で一番印象に残っているものは?


浜田:1月30日の質問の後に麻生大臣の方から駆け寄って来てくれてお話しすることができたと。最初の質問ということもあって印象に残っています。



Q:それから麻生さんとの接点はあったのでしょうか?


浜田:おかげさまで、国会内外ですれ違う時とか会合に出た時に麻生さんが近くにいた時はお声をかけて下さることがあります。



【あなた面白ぇよ】麻生太郎財務大臣に浜田議員がかなり気に入られてる件(2020/01/31)




■庶民側に寄ったリベラルな政策を打ち出して種を蒔いた菅総理の100日間


Q:菅内閣が発足して100日が経ちましたが評価はいかがでしょうか?


上杉:アメリカ大統領の場合は100日間は評価をしないというハネムーンっていう期間があって、その間はメディアは批判的ことを書かない。日本のメディアはそういうルールがないんでバンバン書いてますけど。私が菅さんを就任前から一部評価していたのは、自民党で言えば海部俊樹総裁以来の世襲ではない総裁の誕生と。海部さんもご親戚に県議とかいるんで、それを考えると誰もいないというのは田中角栄総裁以来。自民党の中でも全員が世襲ではないわけですから、結構そういう期待はあったのを私自身も元秘書としてひしひしと感じていたと。


上杉:実際、菅さんになって周辺に配置する人事を見てると、加藤官房長官は加藤六月さんの娘婿なんでちょっと微妙ですけど、他の人たちは本当に叩き上げの人たちが多い。菅さん自身も小此木彦三郎さんの元秘書だし、坂井学・官房副長官も私と同じ鳩山邦夫事務所出身なので、「仕事はするな。」という期待はありました。


上杉:100日見ててなんと言っても、最初から決まっていたと言いながらも通信会社への値下げ断行。放送行政、NHKの改革もそうですし、(菅総理は)もともと総務大臣だったんで総務行政に対しては一個一個着実にこなしていると、僭越ながらそういう印象を持っています。


上杉:ただ一方で、改革するとどうしても反対者が出るもんで、既得権益グループからすると非常に面白くないこともあるわけですね。例えば、武田良太さんも改革してますけど、NHK幹部、事実上崩壊したようなビジネスモデルを維持している人たちからすると恐怖に感じるわけです。


上杉:通信事業でもそうですが、NTTがあまりにも強大になり過ぎているからそれを解体しにいくとか、地方の銀行も固めちゃおうとか、あるいは通信会社からの反発は電通の出向に響きますから、民放とか含めた一部のテレビ局もそうですし営業もそうだし、クロスオーナーシップで結ばれてる関係から新聞社の幹部の方は「あんまりやり過ぎてくれんなよ。」という印象はあると思います。今後そこをどれだけできるのかは、国民の支持を得られる政策を続けられるかどうかに繋がってるんじゃないかなと思っています。


上杉:総じて、前総理との比較において、庶民側に寄ったリベラルな政策を打ち出して、100日と言えども種を蒔いたんじゃないかという感触を受けています。NHKから自国民を守る党としても協力できるところは協力するという立花党首の姿勢に関しては、私も微力ながらお手伝いさせていただければなと思っているという次第です。



■新藤さんを「N国公認・自民党推薦」で!二階幹事長よろしくお願い申し上げます


Q:次期衆院選で新藤広報室長が出馬予定の広島3区をどのように分析しますか?


上杉:私幹事長ですけど、国政の選挙に関しては立花選挙対策委員長・衆議院特別戦略本部長に全部委ねてるんで、その戦略を横から眺めているというところです。ですから、新藤室長が候補者に決まったのも東スポのツイートを見て「あ、そうだったんだ。」という。


新藤:ちなみに私も東スポさんから知りました。


上杉:昔は新聞時代っていうのがあったんですけどね。最近わが党は東スポ時代、あるいはツイッターとか見ながら「そうなんだ。」っていうことで。分析は、今の状況だとわかりませんが、対抗馬も出てますし。


上杉:ただ、河井克行さんについて言うと、私がかつて秘書をしていた鳩山邦夫代議士が作ったきさらぎ会と言う、菅さんと安倍さんを支える会、特に菅官房長官を支える会の菅グループのいちおう幹事長をやっていたので、その時から何度も食事したりしてた中で印象だけ述べると、政治家っていうよりお金とかポストが好きな人だなぁという風に。だからさもありなんという感じかなと思います。これは別に悪口じゃなくて、そういう人もいるし河井さんにも直接言ってるんで一方的に嫌われてます。


上杉:だから次の選挙では、クリーンで国のためにやって下さる方が当選したらいいなと思います。新藤さんが当選したら十分過ぎるほどなんで個人的にはぜひ勝ってほしいんですが、現実としては非常に難しいことは事実です。もし自民党で気付いたら、新藤さんを「N国公認・自民党推薦」していただけるとありがたい限りだということで、二階幹事長にはよろしくお願い申し上げます。



■地方選挙は今まで党に協力してくれた方のみの公認になります


Q:これから無投票で当選が可能な町村議選にN国から候補者を出すことはありますか?


大橋:基本的には、今まで党の活動に携わったことのない方の公認はお断りしています。今、NHKから自国民を守る党は選挙で勝って大きくしていくことをあまり重要視しておりません。選挙で勝っていくより、弁護士法72条違反などの裁判や法改正、自民党さんと協力させていただくことに重きを置いていると。


大橋:(NHKの)前田会長も来年4月から戸別訪問に関して抜本的な見直しという発言をしております。具体的なことはまだではありますけれども、かなり局面が変わってきていることから考えると、地方選挙担当者として党全体を見ている限り、正直そこまで地方選挙に重きを置く必要はないのかなという風に思っています。


大橋:答えとしては、今まで党に協力していただいた方、党に尽くしていただいた方で立候補したいという方への公認という風に思っていただければと思います。




【文字起こし人】

とにぃ@なすまなみ @ChikiChiki_Tony

重黒木 優平

坪 裕之