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市場潮流

2021-11-18 14:27
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     今週(11月8~12日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で1円60銭下落し、2万9609円97銭で取引を終えました。3週ぶりの下落です。

     先週まで、米国の主要株価指標(NYダウ、S&P500、NASDAQ総合)が揃って5週連続上昇し、前週末(11月5日)にかけ、いずれも過去最高値を更新したことで、日本株も上昇が期待されました。
     しかし、週初の8日(月)は朝から買いが先行したものの、次第に戻り待ちや利益確定売りが優勢となり、前週末比104円安と5日(金)に続いて下落。
     米国株が軟調に転じたこともあり、9日(火)(前日比221円安)、10日(水)(同178円安)と4日続落となりました。
     ただ、11日(木)は同171円高となり5営業日ぶりに反発。
     続く12日(金)は岸田内閣の経済対策への期待から幅広い銘柄に買いが入り、同332円高と大幅に続伸しました。


     10日に発表された米国の10月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比6.2%上昇し、90年11月以来、約31年ぶりに6%台の伸び率となりました。これを受けて、米国ではインフレの長期化、米連邦準備理事会(FRB)の利上げの早期化への懸念が高まり、米国株は今週、調整含みで推移しています。

     もたつきが目立った日本株は割安感が強まっており、来週は堅調な展開を予想します。
     新型コロナの感染収束を背景に、年末商戦が好調に推移する場合には、さらに日本株の上昇を後押しするとみられます。


    (水島寒月)


    (情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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