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億近読者の皆様こんにちは。子を持つ親御様のために、お金の教育論について寄稿させていただいております遠藤です。
夏休みの時期が近づいてきました。
私は、この夏はセミナーがたくさんあります。
その中でも気合をいれようと思っているのが、「小学生向けの株式投資セミナー」です。
私が住んでいる地区のある小学校で募集をしたら、2桁の人数が集まりました。また、去年に続き、今年も町田市で株式投資セミナーをするのですが、そちらも一気に申し込み予約が入ったようです。
当社主催の株式投資セミナーも、全く広告を打っていないのに、申し込みが入っています。
多分、ほとんどの親御様は、お子様にマネーゲームを教えたいのではなく、経済や会社の仕組みを教えたいのだと思います。そして、資産形成の知識を付けることで、自分の身は自分で守ることを教えたいのだと思います。この動きはすばらしいことです。
思えば、私が経営大学院で、「国民の金融リテラシーを高める活動をしたい」といって論文を書いていたころは、「お金の勉強なんてニーズあるの?」と鼻で笑われることが多かったです。
日本人に投資を普及させようと始まったNISAは、実は2014年誕生です。そこからもうすぐで10年経とうとしています。やっと投資を学ぶことの大切さが日本人に浸透してきたと思います。
ただ、私は少し危惧していることがあります。それは、
「貧富の差はもっと広がるのでは?」
ということです。
株式投資については、学校の授業ではほぼ学べません。株式会社の仕組みを社会の授業で軽く学ぶ程度です。家庭科でも少し取り上げられるようになりましたが、十分とはいえません。
子供を株式投資セミナーに行かせてみよう、と考える親御様は増えてきたといってもまだまだ一握りです。
つまり、今後は株式投資の知識は持つ人と持たない人に分かれてしまう可能性が高いということです。今までのように、多くの方が株式投資の知識を持ってないくらいの時の方が、知識の差が生じにくかった、ということです。
株式投資の授業は、平等に子供たちに届いている状態ではありません。
家庭次第、あるいは、きっかけ次第です。
だから、私は学校に株式投資の授業を届ける事業を、億の近道の松田さんと進めています。株式投資の知識を平等に届けるためです。
もし本事業を、ご支援いただける方は、ご連絡をいただけますと幸いです。
(遠藤)
[遠藤 功二氏 プロフィール]
日本FP協会認定CFP
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
MBA(経営学修士)
大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
子育て世代のための金融教育サービスFP君
web:https://fpkun.com
メッセージ:koji.endo@fpkun.com
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)