安倍政権にとって甘利大臣を失った打撃は大きいのかも知れませんが、安倍首相抜きに日本は国際社会で自己主張を行うことはできません。民主党にはそうし たリーダーシップを発揮できる人材は皆無と言っても良いかと思います。安倍首相を中心に日本は今後も国際社会での地位を高めていくべきかと思われます。
本年7月に予定されている参議院選挙はまだ日程も含めて混とんとしてきています。選挙日程は首相が決める訳ですから、自民党のペースで決まっていくことは容易に想像できます。
結果として自民党が勝利する確率が高く、株価にはプラスに働くものと見られますが、その前にリップサービスも含めて更なる景気刺激策が打ち出される公算が高いので調整傾向が続く株式相場にとって官の政策に下支えされた官製相場が続くと見られます。
景気も相場は気の持ちようです。心理が影響します。
沈滞ムードが払しょくされる好材料が出ると日経平均は1万9000円どころの戻りを試す展開が3月には期待され、昨年の高値水準への戻り相場は5月から6月あたりに想定しておきたいと思います。
選挙の日程が7月ではなく早くなるという噂も浮上していますが、基本的には今年の日経平均は暫定的ながら1月安値をボトムにして、5、6月あたりを目途にした上昇シナリオを描いておきたいと思います。
【2016年日経平均の想定四半期推移(2月5日現在)】
カッコ内はドル円
1-3月 16000円-19000円 (115円~122円)
4-6月 18000円-21000円 (119円~125円)
7-9月 17000円-20000円 (118円~121円)
10-12月 15000円-19500円(113円~120円)
(炎)
(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)