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【第419号】『ウイングマン』にみる80年代おたく、あるいはオタク第一世代
コメ0
マクガイヤーチャンネル 2ヶ月前
さて、本日のブロマガですが、先日の放送でも扱った『ウイングマン』について書かせて下さい。
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その28(1,585字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 40ヶ月前
オタク第一世代は1950年代後半の生まれだ。ぼくは1960年代後半の生まれなので、彼らより10歳年下ということになる。彼らがちょうどマンガやアニメに本格的に(オタク的に)目覚めるのは10歳頃だ。そのときは『巨人の星』と『あしたのジョー』の全盛期だった。だから、マンガの原初体験としてはこのムーブメントがある。...
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マンガ界の庵野秀明は誰か?:その2(1,666字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 41ヶ月前
庵野秀明は、創作物のパロディ――すなわち二次表現を一つの技法(芸術スタイル)にまで昇華させた。それまでにも真似る(盗む)というのは多くの人がしていたが、だいたいは元ネタとの関連性をむしろ消そうとした。それがピカソが言う「すぐれた芸術家は真似る。偉大な芸術家は盗む」というものだ。つまり、偉大な人は盗...
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これからどう生きたらいいのか?:第31回(1,878字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 79ヶ月前
アイドルで始まった疑似恋愛産業は、続いてマンガに飛び火する。マンガにいわゆる「萌え」というものが現れ、価値として台頭するのだ。1970年代の後半、マンガの中に読者の恋愛欲求を満たすようなマンガが生まれ、それが人気を獲得していった。先鞭をつけたのは柳沢きみおと高橋留美子だ。まず柳沢きみおは、1978年にス...
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これからどう生きたらいいのか?:第30回(1,805字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 79ヶ月前
これまで日本人は、ほとんどの時代で女性の方が男性よりも多かった。しかしその比率は、1960年を境に逆転した。1960年生まれの男女が成人になったときから、男性の方が女性よりも多くなったのだ。これは、面白いことにオタク第一世代と重なる。「オタク第一世代」とは、一般に1960年代生まれのことを指すからだ(ちなみ...
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オタク第一世代の裏と表。
コメ0
弱いなら弱いままで。 84ヶ月前
ちょっと仕事の関係でオタク関連の資料を再読しているのですが、そのなかに大泉実成『オタクとは何か?』があります。 この人は『エヴァ』が流行ったとき(もう20年くらい前)、名著『パラノ・エヴァンゲリオン』及び『スキゾ・エヴァンゲリオン』を作った人ですね。 で、本編もなかなか面白いのだけれど、注目する...
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岡田斗司夫語り。あるいは、オタクが着込む虚構のコートとは。
コメ0
弱いなら弱いままで。 87ヶ月前
岡田斗司夫さんに関する記事の続きです。いや、まあ、ほんとうは続けて書いているので、続きといってもじっさいにはひとつの記事の後半といっても良いのですが、それはともかく、続き。 さすがに岡田さんのブログに対する文句だけで終わってしまっては良くないと思うので、さらに続きを書いてみます。 岡田さんは、...
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福嶋亮大『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』第四章 風景と怪獣 1 虚構的ドキュメンタリーの系譜(1)
コメ0
PLANETS Mail Magazine 90ヶ月前
文芸批評家・福嶋亮大さんが、様々なジャンルを横断しながら日本特有の映像文化〈特撮〉を捉え直す『ウルトラマンと戦後サブカルチャーの風景』。今回は、特撮において現実の風景と虚構の怪獣がどのように結びついてきたのかを、ドキュメンタリー映画として『ゴジラ』と『シン・ゴジラ』を分析することで明らかにしてい...
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世界的なプロダクトを生み出す日本の美的感覚:その39(2,262字)
コメ0
ハックルベリーに会いに行く 101ヶ月前
1970年代は、アニメというものの需要のされ方が大きく変化した年代だった。どう変化したかといえば、それまで子供しか見なかったのが、大人も見るようになったのだ。なぜそうなったかといえば、新たに大人の視聴者が生まれ始めたからである。それまでアニメというのは、子供の頃は見るものの、大人になったら「卒業」す...
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オリジナリティ・イズ・デッド。オタク第一世代による現代ファンタジー批判を考察する。
コメ4
弱いなら弱いままで。 107ヶ月前
ども。 人気声優さんが出演しているという噂のアダルトビデオを見たものかどうか迷っている海燕です。 いや、ぼく、声優さんについてはくわしくないから見てもしかたないのだけれど、下種な好奇心がうずくんですよねえ。 さて、それとはまったく無関係ながら、きょうもウェブ小説の話です。 いままでの内容をまと...
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正しい「いいひと戦略」のススメ。岡田斗司夫はどこでミスを犯したのか?
コメ4
弱いなら弱いままで。 122ヶ月前
ども。岡田斗司夫愛人問題についてはお口にチャックをするつもりだったんですけれど、どうしても書きたいことが出て来てしまうので、ここに簡単に記しておきます。 何しろ下世話な話なので、読まなくてもまったくかまいません。ただ、ぼくは個人的に岡田斗司夫という人を長年追いかけてきたので、いくらかこの話に興...