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これまで日本人は、ほとんどの時代で女性の方が男性よりも多かった。
しかしその比率は、1960年を境に逆転した。1960年生まれの男女が成人になったときから、男性の方が女性よりも多くなったのだ。
これは、面白いことにオタク第一世代と重なる。
「オタク第一世代」とは、一般に1960年代生まれのことを指すからだ(ちなみに第二世代は70年代生まれ、第三世代は80年代生まれとなっている)。
オタク第一世代の特徴は、戦争を経験していないことももちろんだが、戦後の混乱も経験していない。彼らが子供時代に経験したのは、高度経済成長である。
小さな頃から家にテレビがあり、またマンガやオモチャも潤沢にあった。というのは、1960年代に団塊の世代向けのコンテンツ産業、オモチャ産業が急成長したので、彼らが子供時代を過ごした1960年代半ばから70年代前半は、子供向けのあれこれが世の中に溢れていたからだ。特に子供向け
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