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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第15回(1,915字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 90ヶ月前
日本語というのは、世界のさまざまな言語の中でもきわめて特殊なポジションにある。それは「変化が激しい」ということだ。英語では、400年前に書かれたシェークスピアの戯曲を原語で読める。スペインでも、400年前に書かれた『ドン・キホーテ』を原語で読める。しかし日本で400年前というと江戸時代で、大坂夏の陣が行わ...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第14回(1,990字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 90ヶ月前
「ハチのムサシは死んだのさ」はユニークな詩である。タイトルに直接的に「死」という文字が書かれており、見る者の目を引きつける。また書き出しがタイトルと同じだから、歌でいうとサビがイントロに来ているようなもので、そのくり返しが一種の強調となり、なおさら印象深くなっている。この「ハチのムサシは死んだの...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第13回(1,622字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 91ヶ月前
『ハチのムサシは死んだのさ』という歌がある。ぼくはこれを子供の頃に聞いて、いやに耳に残った。歌詞も覚えた。その絶妙なリズム感と語呂とが、なんともいえず気持ち良かったからだ。今でも覚えているのは、母親がこの歌をよく口ずさんでいたことだ。そういうふうに、人に口ずさませたくなるような、なんともいえない...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第12回(1,937字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 91ヶ月前
この「元二の安西に使ひするを送る」という詩は、身体に入れて音を耳で楽しむのもいいのだが、書いてみてそのビジュアルを目で楽しむのもいい。渭城の朝雨軽塵を浥し客舎青々柳色新たなり君に勧む更に尽くせ一杯の酒西の方陽関を出づれば故人無からんこうして書いてみると、見ているだけで美しい。何が美しいかといえば...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第11回(1,652字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 91ヶ月前
ぼくは昔から勉強ができる人、あるいは頭がいい人に興味があった。理由は単純で、ぼくも勉強ができる人、頭がいい人になりたいと思ったからだ。それで、彼らの話を聞いたり行動を観察したりすると、自分も勉強ができたり頭が良くなったりするのではないかと考えていた。そうした中で、一つ気づいたことがあった。それは...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第10回(1,794字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 91ヶ月前
ここから「身体に叩き込む言葉」を具体的に見ていく。ここでは大きく三つの言葉を推薦する。ただ、身体に叩き込む言葉は必ずしもこの三つでなくていい。名文であればどの言葉でも効果がある。それでも、ここから推薦する三つの言葉は、ぼく自身の人生に大きな影響を与えた。ぼくはこの三つの言葉を身体に叩き込むことに...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第9回(1,807字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 91ヶ月前
ここまで延々と「言葉を身体に叩き込むことの重要性」について述べてきた。それは、言葉がいかに勉強をするために必要か、分かってもらうためだ。また、それを身体に叩き込むことによっていかに勉強ができるようになるか、を知ってもらうためでもある。ところで、言葉を身体に「入れる」というのと、言葉を身体に「叩き...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第8回(1,584字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 92ヶ月前
ある特定の言葉を身体に叩き込むことを「洗脳」だと疑う人がいる。しかしながら、それは実は「洗脳」とは正反対のことである。「洗脳」というのは、いうなれば脳の「バグ」を利用した教育方法だ。一旦思考能力をなくさせ、その上で特定の考えを信じ込ませる。そうなると、以降は信じた考えを追認させれば、強い快感を覚...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第7回(1,867字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 92ヶ月前
言語能力を身につけるためには、言葉を「身体に入れ」なければならない。そのとき、重要になるのは「つまらないの壁」を乗り越えることである。なぜかというと、どんなものにも習得の過程で「つまらないの壁」が存在し、そこにつまずいてしまうと、言葉の習得が覚束なくなるからだ。これが他の分野であれば、習得が覚束...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第6回(1,694字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 92ヶ月前
勉強ができるためには、まず言語能力を鍛えなければならない。「言語能力」とは、「言葉のニュアンスを汲み取る力」のことだ。細かな違いに気づいたり、それが指し示す雰囲気を感じ取ったりすることである。そうした能力はどうすれば鍛えられるのか?それは「身体の中に言葉を入れる」ことである。そして、それをくり返...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第5回(1,963字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 92ヶ月前
ここまで、「勉強ができるためには言葉がだいじ」ということを見てきた。もしかしたら、最も重要かもしれない。その最重要ともいえる言葉をどう覚えたらいいのか?コツは、言葉の「本質」を知ることである。言葉とは何かを知ることだ。では、言葉の「本質」はどうやって知ればいいのか?それは簡単である。ぼくが今から...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第4回(1,899字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 93ヶ月前
勉強ができるようになるためには、言葉の使い方が上手くならなければならない。逆にいえば、勉強ができない人は、たいてい言葉の使い方が下手だ。ところで、言葉の使い方が下手な人には、ある共通の特徴がある。それは、「言語能力の価値を知らない」ということだ。「言葉なんか上手くならなくても問題はない」と思って...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第3回(2,145字)
コメ2 ハックルベリーに会いに行く 93ヶ月前
「勉強ができる」というのは、「物事を習得している状態」だと言い換えることができる。例えば「算数ができる」というのは、「算数というものをよく習得している状態のこと」だ。 だから、算数をよく修得するようになれば、即「算数の勉強ができる」という状態だということができる。要は、算数さえ修得してしまえば、...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第2回(1,502字)
コメ1 ハックルベリーに会いに行く 93ヶ月前
みなさんは「勉強ができる」というと、どういう人を想像するだろうか? まずは「テストで点数を取れる人」というのが頭に思い浮かぶのではないだろうか。 人間の一生にはテストがつきまとう。学校のテストに始まり、入社テスト、運転免許や弁護士といった資格も、テストを通らなければ取ることはできない。 そう考...
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「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第1回(1,573字)
コメ2 ハックルベリーに会いに行く 93ヶ月前
ぼくはもともと勉強ができたわけではない。記憶力は平凡だし、頭の回転も速くない。 それでも、多くの競争に勝ってきた。合格した大学は競争率二〇倍の難関だったし、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった秋元康さんの弟子になったのも多くの希望者を差し置いてのことだった。 二〇〇八年には、書いていたブログが、はてな...
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入試本番まであとわずか【講師柳原】
コメ0 受験の星講師&スタッフブログ 144ヶ月前
はじめまして。古文・日本史の講座を担当している柳原です。約6年半の講師経験を活かしつつ、より効果的な勉強法を紹介できればと思います。いよいよ受験本番ですね。そして高1・高2生はこれからの勉強の仕方を考えるいい機会です。さて、受験間近の今、どんな風に過ごしていますか?ただ気持ちばかり焦って問題集や...