ハックルベリーに会いに行く
「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第7回(1,867字)
言語能力を身につけるためには、言葉を「身体に入れ」なければならない。
そのとき、重要になるのは「つまらないの壁」を乗り越えることである。なぜかというと、どんなものにも習得の過程で「つまらないの壁」が存在し、そこにつまずいてしまうと、言葉の習得が覚束なくなるからだ。これが他の分野であれば、習得が覚束なくともさしたる問題はないのだが、こと言語能力に限っていうと、勉強のためには必要不可欠となってくるので、「覚束ない」では済まされなくなる。
そのため、言語能力に関しては必ず「つまらないの壁」を乗り越える必要がある。では、どうすれば「つまらないの壁」を必ず乗り越えられるのか?
結論からいうと、それは「慣れる」しかない。つまり、強制的にでも乗り越える、いや「乗り越えさせる」しかないのだ。
「つまらないの壁」は、壁というだけあっていつまでも続くわけではない。そこを乗り越えてしまえば、また平坦な道が待って
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