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令和日本経済の行方:その21(1,377字)
コメ1 ハックルベリーに会いに行く 24ヶ月前
昭和2年生まれというのは想像を絶するくらい厳しい前半生だったろう。西暦でいうと1927年生まれだ。なにしろ終戦が18歳の年だから、子供時代と戦争がぴったり重なっている。この年代の人生というのを簡単に辿ってみたい。1929年(2歳):世界恐慌1937年(10歳):日中戦争1941年(14歳):太平洋戦争1945年(18歳):終...
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マンガの80年代から90年代までを概観する:その32(1,494字)
コメ1 ハックルベリーに会いに行く 36ヶ月前
1980年代後半は、今から思うとマンガがつまらなくなりつつあった。『ボーダー』が1986年に始まり1989年に終わるのだが、これが一つの時代の転換点になった。スピリッツでは柳沢きみおが1987年から1990年まで『妻をめとらば』を掲載していたが、これもバブルの時代を象徴するような内容であった。今思うと、バブル経済が...
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「即位のお言葉から見える主体的意思」小林よしのりライジング Vol.313
コメ121 小林よしのりライジング 67ヶ月前
実にいろいろあったが、平成から令和への御代替わりが無事に行われ、まずは安心している。 それにしても、天皇が生前退位したら「国体の危機」だとまで言って反対した自称保守言論人たちが、いざ生前退位の実現を目の前にしても誰一人諌死するわけでもなく、それどころか相次いで祝意まで述べたのには心底呆れ果てた...
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ぼくの平成史を振り返る(3,050字)
コメ0 ハックルベリーに会いに行く 67ヶ月前
これを書いているのは2019年5月1日で、今日から元号は令和なのだが、天邪鬼のぼくはあえてこのタイミングでぼくの平成史を振り返ってみたい。平成元年(1989年)21歳大学3年生。昭和天皇の崩御が母校茗渓学園高校ラグビー部の花園決勝と重なって試合そのものが中止になり両校優勝。一方ぼくは、芸大生だったがパチンコば...
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與那覇潤×宇野常寛 解釈改憲と『戦後』の終わり (ベストセラーで読む平成史 テーマ:『美しい国へ』と『日本改造計画
コメ0 PLANETS Mail Magazine 67ヶ月前
今朝のPLANETSアーカイブスは、「文學界」に掲載された與那覇潤さんと宇野常寛との対談をお届けします。政治家が筆を執りベストセラーとなった『美しい国へ』(安倍晋三)と『日本改造計画』(小沢一郎)の2冊の本から、1990-2010年代の政治状況の変遷を読み解きます(初出:『文學界』2014年9月号) ※この記事は2014年9...
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「佳子さまバッシングの卑しさ」小林よしのりライジング Vol.310
コメ69 小林よしのりライジング 68ヶ月前
新しい元号「令和」が発表された日の、祝賀ムードの盛り上がり方は本当にすさまじかった。 昭和から平成への改元は、昭和天皇の崩御に伴うものだったから祝賀どころではなかったが、今回は国民こぞっての慶びの中での改元となるわけで、このこと自体はよかったと思う。 だが、わしは警戒心を解いてはいない。 いま...
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「平成のわし、活躍しまくり」小林よしのりライジング Vol.303
コメ69 小林よしのりライジング 69ヶ月前
平成って、わしがすごく活躍した時代だったのよ、知ってる? 先日は保守思想誌「表現者クライテリオン」が「平成の小林よしのり」でインタビューに来たし、今度は西日本新聞が「平成の小林よしのり」でインタビューに来ることになっている。 それで意識したのだが、平成は、小林よしのりの時代だったのだよ。 そう...
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與那覇潤 平成史ーーぼくらの昨日の世界 第1回 崩壊というはじまり:1989.1-1990
コメ0 PLANETS Mail Magazine 70ヶ月前
今朝のメルマガは、昨日に続いての連続配信、與那覇潤さんによる「平成史」の第1回をお届けします。昭和最後の年となった1989年は、奇しくも「昭和天皇の崩御」や「東西冷戦の終結」といった歴史的事件が重なった1年でした。それは、保守革新の両陣営における擬制的な「父」の死と、それにともなう抑圧なき時代ーー「平...
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「譲位を巡り、天皇を侮辱する安倍晋三」小林よしのりライジング Vol.249
コメ157 小林よしのりライジング 84ヶ月前
天皇陛下の退位が再来年4月30日、新天皇の即位が5月1日と決まった。 日付が違うことで、「空位」の時間が生じるのではないかという懸念もあったが、これは退位が「4月30日が終わる瞬間」、即位が「5月1日が始まる瞬間」に行われる、つまり同時であるため問題はないらしい。 だが問題は、「5月1日」という即位の日程...
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「天皇は『Y染色体を入れる器』か?」小林よしのりライジング Vol.192
コメ123 小林よしのりライジング 99ヶ月前
9月11日、「天皇陛下のお気持ちをなぜ叶えないのか?」と題して第58回「ゴー宣道場」を開催した。 当初の予定にはなかった緊急開催で、先月の関西道場に引き続き天皇陛下の生前退位がテーマである。 安定的な皇位継承が実現するよう支援することを最重要のテーマとして掲げてきたゴー宣道場としては、事態が切迫して...
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9月30日(月)20時より 元高知県知事 橋本大二郎「アベノミクス下における地域の心構え」
コメ0 友紀夫・享・大二郎・孟が構想する 「東アジア共同体」 135ヶ月前
第18回目のUIチャンネル放送は、当研究所理事であり元高知県知事の橋本大二郎氏が「アベノミクス下における地域の心構え」を生放送でお送り致します。http://live.nicovideo.jp/watch/lv153670987橋本大二郎プロフィール1947年、橋本龍伍(元大蔵官僚、厚生大臣、文部大臣)の次男として、東京都に生まれる。兄は、橋...
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大島渚監督に助けられたこと、バカヤロー!と怒鳴られたあのこと
コメ5 ゲキビズ田原通信 143ヶ月前
大島渚監督が逝ってしまった。 とても怖くて、けれどいろいろ教えてくれる、僕にとって「兄貴」のような存在だった。 大島さんとは40年来のつきあいだ。「大島渚」という映画監督が出現したとき、僕は本当に興奮した。 当時、僕が尊敬していた映画監督は、黒澤明さんだった。 黒澤さんは、映画作りのプロ中のプロである...