どうも、タダツグです。
ゲームDJ・安藤武博率いる我々シシララTV。10月末より新オフィスを構えまして、生放送もオフィス内にあるスタジオよりお届けしております。みなさん、これからもよろしくお願いいたします。
さて、新スタジオでの配信が始まるということは、すなわち旧スタジオでの配信が終わるということを意味するわけで。今回のブロマガは、そんな旧スタジオからの配信のフィナーレを飾ってもらった『うたうたウ~ SEIREI SONGS』について取り上げたいと思います。
その前に、まずは11月16日の「つくった人がゲーム実況」の告知を。今回もまたマニアックというか、ものすごいチョイスだと言わざるをえない1作。ニンテンドーDSの『あなたもDSでクラシック聴いてみませんか?』を、つくった人・折方崇志さんをお迎えしてご紹介します。
これ、当時ニンテンドーDSで流行した、いわゆる「実用系ゲーム」の1本ですよね。はたしてどんな生実況になるのか、出演する僕もまだ先行きが見えない部分もありつつ……。まぁ、そこはシシララTVということで、どんなサプライズが巻き起こっても不思議じゃないかと。みなさん、今すぐタイムシフト予約をよろしくお願いします!
ちなみに11月20日の金曜日には『ドラクエX』を手掛けるスクウェア・エニックスのよーすぴさんこと、齊藤陽介プロデューサーをお招きして、「笹原和也と安藤武博のザ・ワールド・イズ・マインZ」も放送します。よーすぴ先輩は『アストロノーカ』以来の再登場となりますね。こちらもお見逃しなく~。
さて、ではいよいよ本題の『うたうたウ~』について振り返ってまいりましょう。
これまで、数々の奇跡を起こしてきたシシララTVですが、この回はとくにヤバかった。……そう思います。まさに、旧スタジオでの配信を締めくくるにふさわしい内容。色々なレジェンドが形作られたわけですよ。
まず、何がスゴいってその配信時間の長さ! ゲームDJが己の意地とプライドをかけて立ち向かった本作は、見事クリアまでたどり着くことに成功したわけですが、その所要時間はまさかの9時間超! 長時間配信には定評のある「つくった人が生実況」のなかでも、群を抜いて長かったわけで……。
ぶっちゃけ、配信側の人間である我々も、まさか1日の約1/3をみなさんにお付き合いしていただくことになるとは思っておりませんでしたが……。リアルタイムでご覧いただいたみなさん、本当にありがとうございました&お疲れ様でした。
「“最後まで付き合うよ!”と言ってくださる視聴者さんの声があったからこそ、がんばれた」
とは、ゲームDJの弁。ホント、みんなに支えられてるんだよなぁ……。あらためて大感謝です。
そしてこの回の生放送、長時間配信だったことも手伝い、総視聴者数もえっらいことになっとる! その数、なんと18,000人超え(タイムシフト視聴込み)。このぶっちぎりの大記録、しばらくは我々自身も抜けないのではなかろうか……。いい目標ができました。
記念にスクショを残しておこう(笑)。
この日の深夜は、ニコニコ動画のほうがメンテナンスか何かで視聴不可能だったらしく、いつも以上にニコニコ生放送をご覧になるお客さんが多かったようなんですよ。これ、深夜の配信に定評があるシシララTVとしては、願ってもない状況だった気がします。小さな奇跡。
すごかったのはそれだけじゃないんです。スタジオにお越しいただけたゲスト陣も、これまた豪華だったんですよね!
まず、この回のつくった人ゲストは、スクウェア・エニックスの執行役員を務め、『ドラクエ』シリーズのエグゼクティブプロデューサー・三宅有さん!
さらには、『うたうたウ~』のグラフィックディレクター・うもとゆーじさんと、同じくキャラ&ステージデザイナー・ウモトサチコさんにも参戦いただくという、超豪華な顔ぶれ。
スタジオでは、ゲームDJと三宅さんが「昔のエニックス」トークで盛り上がったり……。
ゲームプレイの合間に当時の設定資料を見せてもらったり……。
さらには、ウモトさん直筆のサイン色紙を寄せ書きしてもらったりと、バラエティに富んだ内容に! おかげさまで、コメントもたいへん盛り上がりました!
さて、肝心のゲームはというと。『うたうたウ~』はそのタイトル名のとおり、うたや音楽にスポットを当てた、いわゆる音楽ゲーム(+アドベンチャーゲーム)なんですね。
物語の舞台は、さまざまな人やものにセイレイたちが宿っている世界。プレイヤーは、このセイレイと音楽を通じて交信できる「ウタダシシ」として、たくさんの人々やセイレイと交流を深めつつ、様々ないさかいや事件を解決していくことになります。
当然、音楽パートでは楽器を弾いたりうたを歌ったりするわけですが、ひと筋縄ではいかないんだなコレが。
人やセイレイと交信する際は、太鼓や笛などの楽器を使用。まずは相手がお手本を見せてくれるので、それを忠実に再現すればいいという、ある意味「よくある音楽ゲーム」のシステムなんですけど、なにせこのゲーム、「お手本プレイで譜面などはいっさい出てこない」わけです。はい。
つまりは、ヒントはモニターから聞こえてくる音と、相手のモーション(右手で太鼓をたたいたから、こっちも右手でたたこう……的な)を頼りに、お手本と同じ音楽を奏でなければならないわけです。こんなゲーム、ほかに知らないぞ……。
最初はリズムを覚えてたたけばいいだけでしたが、徐々に裏打ちを拾ったり、たくさんの音を弾き分けたりしなければならなくなり……。ムズいいいよ。ムズかすいいいいいいいいいいいッスよ!! さすがはエニックス、攻めすぎですわ……(笑)。
いや、わかってるんですよ。わたくしことタダツグには、絶望的にセンスがなかった。かなり序盤で「サンバ」のリズムを真似しなきゃいけないパートがあったんですが、そこで詰まっていつまで経ってもクリアできない体たらく。ぶっちゃけ、かなりの絶望感が場を包んだわけですが……。
そんな状況を打開してくれたのは、我らがゲームDJ! 自身もバンドを組んでおり、楽器が身近な存在であるDJにとっては、僕がうんうん唸っていたサンバのパートもお茶のこさいさい。いつもは「
ゲームプレイはタダツグ」という流れが出来上がっていますが、今回は全面的にゲームDJがプレイすることになりました。うーん、僕は音楽ゲーム大好きだけど、テクニックが……涙。
。
ということで、終電のお時間が近くなり、うもとさんたちはご帰宅になられたわけですが。
まさか、まさか! なんと三宅さんが、深夜12時を超えても我々とともに『うたうたウ~』を遊ぶために残ってくれているではありませんかっ!! しかも、翌日(というか、明けて火曜日当日)の午前中から会議があったにもかかわらずですよ!?
これには僕もゲームDJも深く感動&大感謝! 本当にありがとうございまあす。こうして、男3人でプレイはリスタートとなったわけで……。
最終的に、三宅さんは4時過ぎまでお付き合いいただきました。本当にありがとうございました。
さらには、某編集部での校了作業が残っているタダツグも、そろそろスタジオを抜けなければならなくなった午前5時前。プレイはまさにクライマックス! しかし、ここでゲームDJの前に立ちはだかる壁!!
「押す順番や方向が複雑すぎて、よくわからない……」
しかし、やはりここでも奇跡は起こった! なんと、視聴者の方がすぐさま音楽を耳コピして、コメントで操作方法を指示してくれるというヌクモリティあふれる出来事が……。それをメモりつつ、DJがタイミングを聞き分けて、いざミュージックプレイ!
なんという双方向性か! インタラクティブな生放送とはまさにこのことですね。
こうしてさまざまな奇跡が重なった午前6時過ぎ、ゲームDJが見事ゲームクリアを達成することができたのでした……。(僕はこのときすでに某編集部にいたので、スタジオにはマンゴーちゃんが助っ人に!)
いやぁ~、旧スタジオでの最終回に、ここまでミラクルが重なることってありますかね? ほんと、それこそが奇跡ですよ。エンターテイメントって、きっとこういうことなんだろうなぁ……。
こうして、やや名残惜しくもありますが、旧スタジオに別れを告げた我々。現在は新スタジオにてさまざまな番組を配信しております。
直近のものとしては、明日の夜21時より「つくった人がゲーム実況」で『あなたもDSでクラシック聴いてみませんか?』をプレイしますから(しつこく告知)。みなさん、ぜひご覧ください。
そして、よーすぴさんがお越しになる金曜日の『ザ・ワールド・イズ・マインZ』も必見ですのでお見逃しなく。
ということで、本日はこのへんで。また次の「つくった人がゲーム実況」でお会いしましょう。
タダツグでした。ばいちゃ!