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グランドバーゲン|TSJ2
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グランドバーゲン|TSJ2

2023-11-08 17:10
    ▼グランドバーゲン

    みなさんこんちには和田です。

    【Grand Bargain】

    アメ通では、先週もこの言葉「グランド・バーゲン」を
    戦略系用語として取り上げてきました。

    Grand Bargainとは、
    大きな取引、重要な取引、一括交渉を意味し、
    国際政治の場面では、
    一国が継続してた政策を転換する時に使ったりする。

    日本語だと、大バーゲンセール?
    大安売りか?
    ってなるかもしれませんが、
    大きな取引ですから、大安売り、
    投げ売りされてしまう物もあるでしょう。

    アメリカはこれまで大きな方針転換をしてきました。
    それはアメリカという国家の勝手ではありますが、
    アメリカを信じ、頼っていた国や人は
    たまったものではありません。

    【アメリカの大きな方針転換】

    トランプ政権で決め、バイデン政権でアフガニスタン撤退がありました。
    アメリカを信じて?、アメリカ主導の社会をつくろうとしていた人や
    グループ(ガニ政権側)は後ろ盾をなくし、
    占拠して来た側のタリバンによって、
    どんな仕打ちをされたのかは想像もつきません。

    その厳しさから逃れるために、米軍の輸送機にワンチャン、
    アメリカまでとしがみつき、離陸で振り落とされた映像は
    世界に配信されました。

    大きな方針転換の一つに、他国との妥結があり、
    それがグランドバーゲンになります。

    アフガニスタンの場合、タリバンと手を打ったわけではないので、
    グランドバーゲンなしで、タリバンに譲渡した形になりました。

    グランドバーゲンの過去には、

    ・米中デタント
    (対ソ連のためにアメリカが中国を選択)
    ・ロシアとの「リセット」
    (オバマ政権:中東関与の減少、リビアやシリアが不安定に)
    ・アジアピボット、イランとの核合意
    (オバマ政権、東アジアに軸足移動)

    などがあります。

    【ウクライナでグランド・バーゲン】

    ロシアの侵略に抗戦しているウクライナですが、
    アメリカの後ろ盾があってこそ戦争継続可能となっています。

    ウクライナはEU加盟を目指していますが、
    そのEUはウクライナを歓迎している割に戦費を支えておらず、
    ほとんどがアメリカの物資、資金で戦っているのが現状です。

    そのアメリカが、

    「ゼレンスキーよ、そろそろプーチンと手打ちしてはどうか?」

    と言い出したのでは?との思惑がでてきました。

    そもそも、バイデン民主党政権は反ロシアであり、
    ウクライナを支えていますが、
    共和党政権になるとどうなるか全くわかりません。
    共和党ならば撤退するだろうという記事は多数あります。

    現状の報道で、大統領選挙は
    候補者であるトランプがバイデンを
    人気で凌駕している記事も多数でてきました。

    さて、ここで、小国であるウクライナの
    ゼレンスキーのできることは何でしょうか?

    ・バイデン政権のうちに、
     どこかの国の仲介を使ってプーチンと手打ちする。

    ・アメリカに代わる他の後ろ盾を探す。

    ・もしくは、2024年の大統領選挙で
     民主党候補者が勝つのを祈る

    しかありません。
    となると、ほぼ、選択肢がないことがわかりますね。

    覇権国が大国間競争で優位を保つために行ってきた
    他の大国との大きな取引きは、それを前提に
    依存していた小国にとっては迷惑でしかありません。

    【世界三大戦略地域の現状】

    ・欧州→ロシア(ウクライナ支援)🔥
    ・中東→イラン(イスラエル支援)🔥
    ・東アジア→中国(まだ問題ナシ)

    アメリカはイスラエルは支持するでしょう。
    そのためにウクライナを
    バーゲンネタとするのではないでしょうか?
    残るは東アジアの台湾問題です。

    【ここで日本はどうするか?】

    教訓です。

    (1)アメリカのバーゲン(切り捨て)に気をつけろ!です。
    過去に何度も友好国切りの切り替えをしてきた、
    離婚再婚が得意な国です。
    つまり、日本一国でできること、
    憲法改正、再軍備、核武装など準備するしかありません。

    (2)そして、それでも日本はアメリカを
    台湾に向けさせ続ける外交をしなくてはならない

    ということです。
    (和田 憲治:https://twitter.com/media_otb
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