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記事 15件
  • ドラクエには攻城戦や集団戦の概念がほぼない(PS4のリッチ表現で際立つ)

    2017-09-30 15:20  
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    今更ながらドラクエ11を全クリしたので、 それに関して色々書こうと思う。 受験勉強のためプレステ2(DQ8)を我慢して以来、 プレステ1ぶりにプレステ4を買った。 全体としては面白かったが、ダンジョンの表現が引っ掛かったので、 それについて書いてみる。 とはいえ、「そういうもの」と割り切っているので、改善すべき箇所とまでは思っていないが。

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  • 技術的特異点が楽しみ、という明るい未来感

    2017-06-25 15:47  
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    リーマン生活も3ヶ月目とあって、 さすがに書くことも一巡した感がある。 というわけで今回は、 「 『技術的特異点』が楽しみだ! 良い世界に生まれた! 」という、 明るい未来感について語ってみたい。 (このニコニコ百科とかオススメ。) (ちなみに、2013年ごろ岡部潤先生にスカイプでこの話をしたら、  すげぇ興奮した様子で感謝され、僕としても嬉しかった。  その後、恐らくそのお礼として、僕は「世界鬼」の作中に登場させて頂けた(無許可)。  そして無残に殺された(無許可)。) 要するに、 技術的特異点ってのは、一言で説明するならば……

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  • 三幕構成(ハリウッド式)で過去作(漫画ゼクレアトル)を振り返ってみた

    2016-08-04 15:48  
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    漫画や小説などのストーリーを考える時、先人の知恵をどう使うか。創作術の本を20冊ほど買って読んだが、ほぼ無収穫で絶望したことがある。お金かえして!!!だが、ハリウッド式の『三幕構成』(ブレイク・スナイダーなど)はガチだった。巨大な市場、分業制、合理主義、この辺の事情が関係して、体系的なノウハウが蓄積しているのだろう。三幕構成(Wikipedia) →「面白い物語」の構造・要件を経験則によって体系化したもの。   元は神話の共通点の研究に始まり、   今ではほぼ全てのハリウッド作品がこれで作られている。   ただしコレを守れば面白いという訳ではない。   しかし、「コレを守れていないと破綻するかも」というのも事実なのだ!しかし最初、僕は失敗した。テンプレ構造に当てはめる事を目的に、ストーリーを組み立てたからだ。創作は穴埋め問題じゃねえ!!!!!結果、生真面目で、ユーモアに欠ける、苦しい作品に

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  • ファンタジーの縮小再生産

    2016-04-26 17:37  
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    自分への戒めとして書くのだが、 「縮小再生産」には気をつけなきゃいけない。

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  • すごくどうでもいいけど個人的に気になること

    2016-02-23 02:06  
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    すごくどうでもいいけど個人的に気になること

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  • 知らないアニメのOPを見ると創作意欲が沸く:欠損部の脳内補完

    2015-11-28 12:04  
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    知らないアニメのオープニングを見る  ↓ 創作意欲が掻き立てられる 上記の現象について、 脳内での出来事に注目しながら、好きに書きなぐりました。

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  • 力ってなーに?(戦争・武力の歴史)

    2015-09-24 00:00  
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    マクニール氏の「戦争の世界史」(上下)(+世界史(同氏著))を読み終えた。 これによって 「力って何だろ?」 「新兵器や新戦術の発明が、世の中に与えた影響を俯瞰したい」 「古代から現代までの、力の変遷を捉えたい」 「そこから普遍的な原理を肌感覚として得たい」 というような強い欲求は、ある程度満たされた。 そんなわけで、現状の認識をざっと文章化して、脳内の整理に活かしたい。 これをこのまま漫画化するのは無茶なので、一旦アウトプットするのだ。 僕は原理知りたがりーの整理厨なのだ。ハム太郎なのだ。    【要約】

    歴史は人間同士の「力」が動かす
    古代~近代(核登場前)まで、「力」とは「武力」だった
    現代では「力」が多様化した
    「思想」同士の精神戦争は大きな要素

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  • 漫画と平和論

    2015-07-23 23:54  
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    ――人類はどうやって暮らしていくべきか。――敵と言える存在とどのように関わっていくべきか。漫画と平和論(正義論)の関係は案外深い。バトル系の少年漫画を読んでいるとほぼ必ず、この概念に対するキャラ同士の討論が展開される。クライマックスで行われ、重要な争点となることも多い。戦いというものを、ゲーム(枠内の競技)ではなく主人公の成す正しき何かとして作者が突き詰めると、必然的にそういう方向に行くのだと思う。「魔王を倒すのは本当に正義か?」というもはや見慣れすぎた問答に始まり、数パターンの論点に対して、今も様々な作品で盛んに言及されている。この観点で僕は、他の作品を読んだり、世の中の他の知識、出来事と結びつけて考えたりしてきた。そしてそれは、まだ途中だ。ただとりあえず、絶対的な正解が無いということは分かっている。これは「哲学」「現代思想」が参考になる。「正義」という概念はただの言葉でしかなく、真理な

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  • 『バトルもの』の特殊能力が世界観に与える影響

    2015-05-29 18:10  
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    いわゆる『バトルもの』の創作に関して、『特殊能力』の内容によって、その作品世界がどう変わるのか、について考えてみた。________________________________________<要約>・能力者(特殊能力の使い手)が希少かつ圧倒的に強い場合(=一騎当千)、 個人のバトルが大局を左右する。 結果、キャラの修行、成長、葛藤、意志、工夫などが世界を動かすため、 ストーリーを進めやすく、キャラを立てやすく、直感的に読みやすく、マンガ的に便利。 ちなみに、この極限がセカイ系。・能力者が多かったり、一般人との武力差が小さい場合(非一騎当千)、 ものごとの対局は集団戦で決まるため、 社会全体に影響を与えるような戦いは集団戦が中心となる。 個人の武勇より集団戦法の戦略を描くことが多くなる。 ただし、 ルール内で戦う(社会全体には影響しない)場合は個人バトル中心でも大丈夫。・一騎当千の世界

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  • オリジナルの異世界を空想する際に必要な知識 ~力の種類によって政治体制が変わる~

    2015-04-30 17:18  
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    ハイ・ファンタジー(※1)の製作はとても大変だが、それ故に、好奇心を掻き立てられる。※1ロー・ファンタジー = 現実世界の舞台に、ファンタジー要素が介入ハイ・ファンタジー = 架空の異世界を新たに構築 と定義。固定観念を取り払って、0から惑星をシミュレートする能力を問われるので、必要な知識は多岐にわたる(※2)。その上で想像力を極限まで働かせなければならない。僕は「オーシャンまなぶ」という漫画で、「物理的な暴力が無効な代わりに、口喧嘩の精神ダメージで肉体が傷つく世界」をシミュレートしてきたので、どうすれば、よりリアリティのあるハイ・ファンタジーを描けるのか、それとなく考え続けてきた。まだまだ勉強不足だが。必要な知識は多岐にわたる(※2)。その中で今回は、「力の種類と保持者による、政治体制や統治形式の変化」という観点で現在の認識を文章化してみたいと思う。(ベースとなる参考文献)・世界史(マクニール著)・戦争の世界史(マクニール著)※2ハイ・ファンタジー(異世界構築)に必要そうな知識・進化生物学 (その世界では、どんな形質が適応的で、どんな進化を経て現在の自然界が形成されたか)・地球科学 (地形や緯度から、生じる海流や気流などを決める。  結果、気候が決まり、豊かさや文化などが影響を受ける)・地政学 (他の文化圏との位置関係、地理的要因によって、起こり得ることがある程度定まる。)・世界史 (ある時代の特徴とその特徴がもたらした影響、などが参考になる。)・軍事学(武力の変遷) (強制力の種類と保持者によって、政治体系や統治形式が決まる)・科学(物理,化学) (その世界の物理学において、起こること、起こらない事は何か、作者は知っておいた方がいい)・経済 (その世界の市場がどういう繋がりで形成され、どんな影響力を与えているのか、等)・政治 (その世界の支配者は何者で、どうやって権力を保持,維持,行使しているのか、等)・科学史 (各技術革新が世の中をどう変えたか。どういう経緯で技術革新が起きたか、等)・etc……きっとまだまだある最も重要なのはエンタメ性なので、それっぽければいいと思うんですが、「それっぽい」レベルですら、いざ作ると大変です。しかし、「へー! この異世界だと、現実世界と違ってこうなんだ~」という驚きは、代えがたいエンタメ(武器)であると僕は思います。というか僕の好物です。(これは4月分の更新です。 文章執筆中に日付が5月に変わってしまいました。すみません。) 

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