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R&Bフリーク以外は置き去りにするR&B評 第7編『Keith Sweat』
2015-03-23 02:02『Keith Sweat』(キース・スウェット)
アメリカ合衆国のR&Bシンガー。R&Bやソウル、ジャズ等を混ぜたオリジナリティーの高い楽曲が特徴。その先鋭的な音楽性から、”ネオ・ソウルシンガー”と表現される事が多い。2000年にデビューし、いきなりプラチナム・ディスクを獲得。2013年時点で、累計11部門ものグラミー賞にノミネートされている。
<TSUYOSHI評>
時代を形作る歌声がある。90年代のR&Bシーンにおいてキース・スウェットはまさに必要不可欠な存在。その歌声はあまりにも独特。さほど高い音域は使わずヌルっと歌い通す、かかり過ぎな位に鼻にかかった声。歌唱スタイルとして彼の目立ったフォロワーがいないにもかかわらず、皆キース・スウェットのことが大好き。これぞワン・アンド・オンリー。
2008年、キース・スウェットが6年ぶりにオリジナルアルバム『Just Me』をリリースした。当時
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