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R&Bフリーク以外は置き去りにするR&B評 第10編『James Brown』
2015-06-24 00:48『James Brown』(ジェイムズ・ブラウン)アメリカ合衆国のソウルミュージックシンガー・音楽プロデューサー・エンターテイナー。通称JB。ファンクの帝王と呼ばれ、「ショウビジネス界一番の働き者」と称される。シャウトを用いたヴォーカルと、斬新なファンク・サウンドが特徴。<TSUYOSHI 評>実は歌がうまい。JB好きなら当たり前のことかもしれないが、ちゃんと歌うとジェームス・ブラウンは歌がうまい。ルックス、ダンス、歌。どれを取り上げてもパンチが強くて個性的。パンチが強過ぎて見聞きする側からしたら意識が散漫しがちになる。たとえば歌に関しては、アジテート掛かった当たりが強くてリズムを強調した歌や奇声を想像すると思う。もちろんそれがJBなのだが、よくよく聴くと、とても歌心がある人がそれをしているだけなのが分かる。もはや古典『I Got You (I Feel Good)』(http://www
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