第2号 2012.8.28発行
「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・
小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、
AKB48ブームから現代社会を掘り下げる(本当は新参ヲタの応援記!?)
「今週のAKB48」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を
一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、『おぼっちゃまくん』が
あなたの人生相談に真剣回答!「おぼっちゃまくん人生相談~言われた
とおりに生きるぶぁい~」、読者との「Q&Aコーナー」、秘書による
よしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。
(毎週火曜日発行)
【今週のお知らせ】
※なんと先週号「小林よしのりライジング・第1号」が、ニコニコの
ブロマガで初日購読者数第1位を獲得しました!
初日1位獲得と、前田敦子AKB48卒業を記念して、
「今週のAKB48」は超特別拡大版でお届けします!
前田敦子卒業を受けて、本格的に論ずる覚悟をして書いた長文です。
ぜひお楽しみ下さい!
※今週から新連載「今週の一品」がスタート!こちらのコーナーでは、
よしりんの愛用品を紹介していきます!
よしりんの意外な好みが明らかになるかも!?
※今週号は「ゴー宣」2本立てです!
【今週の目次】
1.☆拡大版☆今週のAKB48・第3回
「前田敦子はアイドル天皇制の神話を創った」
2.☆新連載☆今週の一品・1品目「セレブのスイーツ」
3. ゴーマニズム宣言・第2回「公共心なき者はゾンビである」
4. おぼっちゃまくん人生相談~言われたとおりに生きるぶぁい~・第2悶
5. ゴーマニズム宣言・第3回「日米同盟で尖閣諸島は守れない」
6. よしりん漫画宝庫・第2回
「『最終フェイス』② 一筋縄ではいかない女性キャラたち」
7. Q&Aコーナー
8. 今週のよしりん・第2回「ヲタの鏡という道を歩み始めたよしりん」
9. 新刊&メディア情報(連載、インタビューなど)
10.読者から寄せられた感想・ご要望など
11.編集後記
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1. ☆拡大版☆ 今週のAKB48
「前田敦子はアイドル天皇制の神話を創った」
前田敦子のAKB48卒業にどんな意味があるのか?
AKB48の強力な磁場に巻き込まれて、お祭りを過剰に演出して
視聴率を稼ぐマスコミ報道のせいで、特にAKBに関心のない国民にとっては、
恐らくぴんと来ない人も多いと思う。
AKB48の人気は、CDの驚異的なミリオンセラー連発で、もはや若い女性や
子供たちにまで浸透しているから、国民的アイドルという看板はまったく
妥当なものである。
それでも往年の女優やアイドルの記憶にしがみつくノスタル爺の世代に
とっては、「なんであんな子が?」となるのは仕方がないだろう。
山口百恵よりすごいのか?天地真理よりすごいのか?松田聖子より
すごいのか?小泉今日子よりすごいのか?キャンディーズよりすごいのか?
ピンクレディーよりすごいのか?
そう考える者は多いのだと思う。
卒業と言ったって、山口百恵みたいに芸能界からの引退ではないのに、
何でどのテレビ局もしつこいくらいに「前田敦子卒業」で視聴率稼ごうと
するんだ?そう感じる人がいたって全然不思議ではない。
コメント
コメントを書く「AKB白熱論争」を読破!
興奮し過ぎて、通勤電車乗り過ごしかけたこともあった(笑)
特に、中森明夫さんのアイドル論は、名言ばかり飛び出す。
まるで「作詞家」のようだ!
「あとがき」に至っては、一つの歌のようではないかっ!
しかし私は、よしりんゾンビに噛まれた!?
『真夏のSounds good!』の「サンオイル背中に塗ってとぉ~♪」の所が
「恋人よ ぼくは旅立つぅぅぅ」にしか聴こえなくなった・・・。
これが、どうにも、頭にこびりついて離れない。
私は公共心無きゾンビ。
誰かにも、同じ目にあって欲しい(笑)
前田敦子は夏目雅子になれると思いますが如何でしょうか?
☆拡大版☆今週のAKB48「前田敦子はアイドル天皇制の神話を創った」/小林よしのりライジングVol.2 読了。筆に魂が宿るとはこういうことか。国民的アイドルのセンターに位置する少女が日本人のエートスを象徴する存在だったなんて。AKB詳しくないしあっちゃんの何がいいのかもわからなかったけど、これから考えを改めます。
よしりんは、もう結膜炎は完治されているのでしょうか?早く完治することを祈っています!
しかし、自分はよしりんが結膜炎になったと聞いて少しワクワクしていました(汗
何故なら自分は「目の玉日記」から、よしりんの作品を読み始めるようになったので、これは「目の玉日記番外編」が、わしズムとかに載るかもしれないと思ったからです。すみません!
今回のライジングでは、あっちゃんの卒業論とゴー宣「公共心のなき者はゾンビである」が面白かったです。
あっちゃんとよしりん、どちらも滅私公奉の精神を持っていて、とても偉いなぁと感じました(自分がよしりんの立場だったら構わず東京ドームに行っていたと思います)。
また、トッキーさんの最終フェイス論も、前回よりも文章に勢いが出ていて、とても楽しめました。次回の最終回が楽しみです。
こんにちは!
Vol1・2の連続コメントです。
今週のAKB48を読んで、前田敦子さんの凄さを知ることが出来ました。
私も同じ20代として、尊敬します。
恥ずかしい話、AKB48の事は、よしりんが取り扱ってくれるまで興味がありませんでした。
テレビやグラビアで見るだけで、『別に…』状態でした。
しかし、10代・20代の少女たちが、これほど一生懸命に、時にはスキャンダル、時には心無い方々のイジリ・バッシング、プレッシャーの中で戦う姿を美しいと思い、どんどんAKB48の事が好きになってきました。
これだけ頑張ってる彼女たちだからこそ、幸せになって欲しいです。
まだAKB劇場に行けてませんが(笑)
現在私は自衛官という身分ですが、よしりんに認めてもらえるような漫画家になるという夢があります。
実績はありませんし、実力もプロにはまだまだ及びませんし、不安もあります。
しかし、いつの日か胸を張ってよしりんに報告出来るよう、精進して行きます!
今まさに日本の夢となり、今後も輝き続けている彼女たちの様に…。
長い文章になってしまい申し訳ありません。
来週の更新楽しみにしています。
>>2
更に追記「ギンガムチェック」やばい!ヤバイ!ヲタに成りそう^^;
思わず「両手を合わせて見守って」しまいました。
あ、みなぼんさん、無理なさらぬ様にオールして下さい(苦笑)
>>23
大島「強制でなくね」
前田「あ、そう」
なんか、やだ・・・チャンネル掲示板との連動ネタ。
3号を待ちながら na85
「前田敦子はアイドル天皇制の神話を創った」は、何回繰り返し読んでも涙が出てくる。
あっちゃんが卒業宣言をした翌朝、人伝えにそれを知った私は、
地面が無くなったような感覚に陥った。
そして、その日一日、何回ため息をついたことだろう。
「前田敦子はエースであり続けるべきだ」という意見は持っていたが
その深い意味までは、自分でも全く気づいていなかったことに、気づいてしまった。
そうか!『無私の精神』だったのか!
そこに気づくと、前田敦子から感じる「聖性」にも納得がいくではないかっ。
うーーーーん、やっぱり、小林よしのりのAKB論は凄まじい。
小林よしのりライジング の「初日購読者」にならなかったことに、今さら後悔(泣)
入会前の記事だったので150ptで購入しました。
前田敦子の記事は噂で聞いていましたが確かにすごいですね。
私もAKBはDDですがあっちゃんを推したことは無く「あっちゃんに甘えていた」というのはすごく共感できます。確かにどんどん世代交代していって廃れたのがモーニング娘。でしたね。それも納得。
次期センターには大島優子しかいないというのも納得です。実際28thシングルでは大島優子、松井珠里奈のWセンターでしたがまあ納得でしょう。珠理奈も最初から秋元康氏から推されていて前田敦子とは似たような境遇ですしね。
じゃんけん大会は島崎遥香が優勝、これはAKBにとってはいい結果だと思います。次期エース候補が運でセンターを勝ち取ったのですから。
こりゃVol.1も購入しないと!
先日からライジングの購入をスタートしました。アーカイブスをチェックしたら、面白そうで読もうとしましたがこれは別料金ということで、支払い方法に色々苦労しながら、やっと読めるところまでたどり着けました。
「前田敦子はアイドル天皇制の神話を創った」、読んで驚いて涙が出てしまいましたよ。AKBのことをそんなに知らなかったし、「私のことは嫌いでも・・・」の言葉はCMでふーんと聞き流していた言葉でしたから、まさかそんな思いが彼女にあったとは、、前田敦子すごい。そして彼女の苦しみを、彼女をうしなってから気づき、天皇の制度と絡めて論じたよしりんももっとすごい。ありがとうございます。