朝日新聞が吉野作造の民本主義について書いていて、
面白いのだが、「グローバルな目」という表現が間違っている。
そこは「インターナショナルな目」と書くのが正解だろう。
さらに民本主義の解説で、「天皇主権の当時において」
と書いているが、明治憲法は「天皇主権」ではない。
これってもはや迷信みたいなもので、誰もかれも
戦前は「天皇主権」と思い込んでいる。
大日本帝国憲法の第一条の「天皇之ヲ統治ス」は
「シラス」が本意であって、「ウシハク」ではない。
これを知らないから、天皇主権と間違うのだ。
天皇に主権があるなら、日露戦争も、支那事変も、
日米戦争も、天皇は反対だったのだから、
戦争にならなかったはずじゃないか。
わしの『天皇論』を読めば分かるのだが、
漫画だからなめていて、読もうとしない。
世間というのは未だにこういうもので、漫画は
正しい知識が書いてあっても信用せずに
読もうとしない。
新聞は間違った知識が書いてあるのに、
信用されて洗脳される。
美濃部達吉が天皇機関説論争で、統治権は
法人としての国家にあるとして、天皇大権の行使には
国務大臣の輔弼が不可欠としたのが正解で、
昭和天皇も「美濃部の説でいいじゃないか」と
言っておられる。
吉野作造が「民主主義」と言わずに、
「民本主義」と言ったのは、まことに慧眼で、
「国民主権」がおかしいと気づいていたからだ。
この理屈がなんでわからないのだろう?
わしの『天皇論』を読みなさいよ。
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国際視点と言うのは結局は英語圏のインチキで作られた視点であり、視点で見るならイラン視点やロシア視点で見る方が重要だと思うけどね。
国連や国際法が一部の連中の私物化しているからいやらしい事になっているけど、そこはどうするんでしょうかね。
国連にちやほやされ優等生ぶるドイツやスウェーデンに対して国連から頻繁に非難されるイラン、シリア、北朝鮮ならどちらが正しいかは言うまでもない。