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アメリカの2月デフォルト危機情報と、一兆ドル硬貨案の消滅
Twitter 22日、23日のamanomotoyasuのつぶやき、ニュース
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【画像】オバマ政権の奇策で財政赤字に財源は一瞬で解決!
アベノミックスの大規模な金融財政政策によって盛り上がる日本経済。
一方、海の向こうの大国アメリカでは、経済が回復基調にある(車の販売台数など)と伝えられる一方で、国家債務(国の借金)の利払いが順調になされるのかが懸念されている。
(転載開始)
ボイス・オブ・ロシア 米国デフォルト、2月中旬か?
http://japanese.ruvr.ru/2013_01_15/beikoku-deforuto/
米国のティモシー・ガイトナー財務相は、議会が近日中にも国の債務の上限問題で合意に達しない場合、2月中旬にもデフォルト(債務不履行)が起こる可能性があることを明らかにした。
ガイトナー財務相は共和党議員らに対し、同問題の討議に一刻も早く取り組み、国債の上限引き上げを行うよう呼びかけた。
米国がデフォルトの危機に直面したのはこれが初めてではない。11年夏にも共和党議員らによってあと1日で債務不履行という瀬戸際の事態が生じた。
(転載終了)
米国債がデフォルト(債務不履行)に陥ればどうなるか?
利払いをしてもらえないのだから、米国債の信用は地に落ち、暴落する可能性がある。
そうなると、世界中の国家や金融機関が保有する米国債の価値が下がるわけだから、世界中の人々が損をすることになるわけだ。
当然、通貨としてのドルも信認を失い、暴落するかもしれない。
またリーマンショックなどよりも大規模な金融危機なども起こるかもしれない。
そういうことで、世界はアメリカ議会の状況を固唾を呑んで見守っている状況である。
そもそも、ドル建てで借金をしている米国が、何故、破綻する可能性があるのだろうか?
ドル建てなのだから、米国がいくらでも財源を作れるはずではないか?
その答えは政治と通貨発行権が分離しているためにおきている捻じれ現象なのである。
政治は財政(税金の徴収と国債発行)をつかさどるが、通貨発行は中央銀行と民間の市中銀行が行っている。
そのため、今回のように政治側が予算を作ろうとすれば、税金で取るか、国債を発行するしかない。
今回の共和党の反対は、政府による新たな国債発行を拒否しているためにおきている。
それでは、政府の対策としては何が出来るのか?
そこで考え出されたのが、稀代の奇策ともいうべき「1兆ドル硬貨」という案だ。
オバマ大統領が1兆ドル(約88兆円!)のプラチナ硬貨を2枚作って、アメリカの中央銀行FRBに引き受けさせ、2兆ドルの財源を作り出す、という裏技を行使するという話が出ていた。
(記事の最上部の図を参照)
(以下転載)
東京新聞 「財政の崖」第2幕 米大統領に奥の手 1兆ドル硬貨発行 債務の制約回避
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013010802000088.html
【ワシントン=久留信一】オバマ米大統領が政府借り入れの法定上限(債務上限)をめぐる議会との交渉を回避する手段として、一兆ドル(約八十八兆円)のプラチナ硬貨発行を検討しているとの見方が広がっている。
債務上限を、政府との財政赤字削減の交渉材料に利用しようとする野党共和党の動きを封じる狙いがある。
記念硬貨発行を想定した連邦法の規定では、プラチナ硬貨は財務長官がデザインや額面を決定できる。政府が一兆ドル硬貨二枚を鋳造し、中央銀行の連邦準備制度理事会(FRB)に預ければ、二兆ドル分の歳出を決済することが可能だ。
交渉回避の秘策として米紙ワシントン・ポストが提案。金融政策を担うFRBの権限を侵すとの指摘もあるが、財政運営を“人質”にした政治ゲームに批判的な国内世論は、硬貨発行を後押ししているようだ。
二〇一一年夏には債務上限に対する共和党の強硬姿勢で、米国が債務不履行(デフォルト)の危機に直面。米国債が格下げに追い込まれたことがあり、経済専門家も「法的には問題ない」と支持する意見が増えている。
大統領は昨年、政府が債務上限を自動的に引き上げられるようにする制度変更を議会に提案。五日のラジオ演説では「ツケを払うことで妥協するつもりはない」とあらためて強調し、
「議会が上限引き上げを拒否すれば、世界経済は破滅の危機に陥る。危険なゲームを繰り返す余裕などない」と語った。
(転載終了)
1兆ドル(約88兆円)などと言うプラチナ硬貨は、もちろん市場価格などではなくオバマ大統領が勝手に値をつけるだけである。
実質は1ドルの市場価値しかないプラチナ硬貨であっても、FRBが1兆ドルの資金を渡すことは可能である。
それなら、仮に市場価格が1ドル相当程度の硬貨を1兆ドルで購入しても帳簿上は何の問題も無く、政府に新規の1兆ドルが手渡されるのである。
これが現実になれば、政府が通貨発行権を行使したに近い。
通貨発行権をFRBとその株主達に独占されていたアメリカ政府が、革命を起こしたも同然である。
実は、今回の政策と同じ事を、私が2011年の1月に出版した本の中で提案していた。
(以下転載)
ブログ まるがけ日記 日本の借金を一瞬で解決する方法
http://ameblo.jp/marugake/entry-10780210548.html
「あなたはお金のしくみにこうして騙されている」
天野統康 著(徳間書店 五次元文庫)
に大胆な方法が書かれていた。
「政府が1兆円の記念硬貨を800枚ほど製造して、日銀に買い取らせる」
そうすると政府の預金口座には800兆円の会計上の預金が発生する。その財源をもとに、インフレにならない程度に国債の償還にあてる。
驚いた。
実にシンプルな解決方法ではないだろうか?
誰か菅さんに教えてあげて欲しい。
(転載終了)
このような案が議論されるようになるということは、政府が必要な予算の確保のために、借金をしなければならないシステムのおかしさに世界が気づいてきたということだろう。
ITを主体とした情報革命のおかげである。
最近の安倍政権の日銀への圧力もこのような流れで見る必要もある。
しかし、この1兆ドル硬貨をFRBに買取らせる、という案だが、残念ながらお流れになったようだ。
(転載開始)
ウォール・ストリート・ジャーナル プラチナ硬貨1兆ドル発行せず
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323942504578238330563916430.html?mod=wsj_share_tweet
=米財務省 - 米財務省は12日、連邦債務が法律上の上限に近づいている問題を回避するために1兆ドル相当のプラチナ硬貨を発行することはしないと発表した。
(転載終了)
債務上限引き上げの法案が通らなければ米国がデフォルトする可能性はゼロとはいえない。
いい加減、世界を恐怖に陥らせるチキンゲームを行うのは止めてほしいところだ。
何故、デフォルトしなくてもいいのに、デフォルト危機に陥るのか?
何故、政府が通貨を発行せずに借金を市場からしなければならないのか?
現代社会の複雑怪奇な現状を知りたい方は、以下の本をお読み頂きたい。
2011年の米国デフォルト危機については、サヨナラ!操作された「お金と民主主義」なるほど!マネーの構造がよーく分かった第8章P258に記載。
Twitter 22日、23日のamanomotoyasuのつぶやき、ニュース
官房長官、日銀法改正「必要性なくなってきた」 :日本経済新聞 http://t.co/hI4KIXNC 政府が完全に管理しないと、日銀の専門家に手玉に取られるようになるだけだろう。銀行会計なんて政治家の殆どはわからないだろうから。
posted at 05:56:43
米債務上限4カ月延長法案、下院共和党が23日に採決方針 | 米下院共和党指導部は、連邦債務の法定上限を約4カ月延長する法案を23日に採決する方針を固めた。Reuters http://t.co/E9UtM4Io これによって2月~3月の米国デフォルト危機はお流れになりそうだ
posted at 05:31:01
オバマ米大統領、短期的な債務上限引き上げ支持へ→米下院共和党指導部が連邦債務の法定上限到達を4カ月程度先送りする法案の可決を目指す考えを示していることについて、ホワイトハウスは、歓迎する立場を表明した http://t.co/5N39HX8s 4ヵ月後にまた危機を煽るチキンゲーム
posted at 05:27:36
RT @kimuratomo: 『邦人救出で「自衛隊法改正」焦点に』「9条で禁じた「武力行使」に抵触しない範囲での限定的武器使用を認める」という改正案。「卑劣なテロには屈しない」などとテロ事件に乗じて、なし崩し的に自衛隊の海外武力行使を可能にしてしまおう、という「卑劣」。http://t.co/yRtvlV9E
posted at 03:43:36
RT @takeharasinichi: 自由、平等による混沌の創造、さ迷う民衆を操る秘密組織の友愛。
posted at 03:41:24
本日月曜日(1月21日)[YYNewsLive」:我々が目指す近未来社会「共有・共生資本主義」とは? http://t.co/QZ9JWrsp @chateaux1000さんから 人類の歴史が非常にわかりやすくまとめられている
posted at 16:53:47
RT @ketaito: 孫崎享の「戦後史の正体」は素晴らしいが、天野統康の「サヨナラ!操作された『お金と民主主義』なるほど!マネーの構造が良く分かった」の方のがもっと素晴らしいぞ、本のタイトルが気色悪いので他人に勧め難いが、、、孫崎享にも読んで欲しいです!!!
posted at 15:44:59
私だったら、アメリカの憲法をモデルにしない!~「アメリカが劣化した本当の理由」コリンP.Aジョーンズ著(新潮新書):|NetIB-NEWS|ネットアイビーニュース http://t.co/UpLtR2EI @NETIB__NEWSさんから
posted at 15:40:33
アルジェリア、邦人人質9名が殺害 http://t.co/EMHOWVnQ 亡くなられた方にお悔やみを申し上げます。日本人だから狙われないという時代では無くなったようだ。欧米に追随したまま海外に派兵すればもっと増えるかもしれない。日本は独自の選択を持たなくてはならない
posted at 03:23:40
ロシアの大手TVがイルミナティ暴露番組「金融の独裁者/D・W」をゴールデンタイムに放映した!…ハートの贈りものhttp://t.co/3MTE9osS
posted at 01:14:15
2012年11月12日出版!
【成甲書房からの内容紹介の転載】
そうだったのか!マネーと民主主義、すっきり分かる!お金の秘密、世の中のカラクリ。とっても重要なのに、あなたはなぜか知らされていません!マネーがどのように生まれ、どのように無くなるのか、どのような性質を持っているのかを理解していますか?複雑怪奇に見える金融システムがひと目でわかる図解解説版。こんなに簡単に読める金融の本は今まで見たことがない!。
本書ではどのようにしてマネーと民主主義が生まれたのか、社会派ファイナンシャルプランナーの天野氏が、マネーの支配者によって民主主義と経済が操作され、利用されてきたのか、さらにはその克服方法までを分かりやすく記述していきます。
■購入→<リンク>サヨナラ!操作された「お金と民主主義」なるほど!マネーの構造が良く分かった 成甲書房 1,785円
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