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『アーネスト・サトウと倒幕の時代』(12月初刊行)「坂下門外の変」⑤ 現千代田区三番町で、日本の初代総理になった伊藤博文が塙保己一の息子塙忠宝を暗殺。「斬奸(安藤信正)趣意書」「天子之御讓位を奉釀候心底ニテ既ニ和學者共へ申付廢帝之古例ヲ調候」
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『アーネスト・サトウと倒幕の時代』(12月初刊行)「坂下門外の変」⑤ 現千代田区三番町で、日本の初代総理になった伊藤博文が塙保己一の息子塙忠宝を暗殺。「斬奸(安藤信正)趣意書」「天子之御讓位を奉釀候心底ニテ既ニ和學者共へ申付廢帝之古例ヲ調候」

2018-11-19 09:10
  • 10

江戸時代「番町で目明き盲に道を聞き」とい川柳がありました。ここで「盲」と言われたのは塙保己一です。この塙保己一は『群書類従』刊行を行う大事業を成し遂げています。「道を聞き」は道路案内だけでなく、学問の道をも意味しています。

かつて「千代田区三番町24には、「塙保己一和学講談所跡」の標識がありました。

しかし、もし、この標識が「この地にて、明治初代首相伊藤博文が幕末、塙保己一の息子

塙忠宝を暗殺」となると、訪れる人もあるのでないでしょうか。

「坂下門外の変」に関連して、伊藤博文は一段と過激な行動をとりました。

すでに「坂下門外の変」に関与した人々が、「斬奸趣意書」を書いたことを死崩壊しました。この中に、「天子之御讓位を奉釀候心底ニテ既ニ和學者共へ申付廢帝之古例ヲ調候」という記述があります。つまり、幕府は、孝明天皇を廃位させるために、学者に故事調べさせたと指摘されてます

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朝鮮半島を足掛かりにして中国全土を植民地にすることを夢見た吉田松陰の愛弟子の一人である伊藤俊輔(後の博文)は若い時血気盛んなテロリストです。ウイキペデイアに載っている志士時代の彼の写真は怖ーい顔です。アーネスト・サトーは確か江戸幕府指定の大英帝国江戸宿所となっていた確か品川区のお寺を焼き討ちされた時に横浜から出張して投宿している時に伊藤俊輔が主導者でその寺を焼き討ちしています。殺人、放火、何でもする乱暴者です。

そういう大罪の男も革命が成ると無罪は当然でさらに飛躍して正義の人となるのです。その彼が満州のハルピン駅頭で安重根のテロに遭い銃殺されたのです。伊藤博文は恩師吉田松陰の教えをまっしぐらに実践し大いなる結果をもたらしたので教え子の中では最優等生です。安重根は今も北、南の朝鮮半島で英雄となっています。

長州を誇りにしている安倍首相にとっても伊藤博文は英雄でしょう。朝鮮人や中国人の信頼をゲットするのは難しかろう。米国の戦争屋にとっては日本の現体制は格好の手駒に違いない。伊藤俊輔にまつわる故事はアベノミックスに浮かれる今の日本人にとって真剣に学ばねばならない歴史だと私は思います。さもなければ、羅針盤を喪失した東条時代と同じ轍を踏むのは必定です。東条時代は西太平洋に火が上がったが、今回は伊藤博文とその末裔がトライして失敗した大陸と列島間ですから、つまり、ルサンチマンが癒えてない国を相手にするのですから、方角が悪すぎるのです。

No.1 66ヶ月前

> 塙忠宝が徳川幕府に孝明天皇を廃位させる根拠を与えたとして、伊藤博文は塙忠宝を暗殺したのです。

“『攘夷』『尊皇』のない明治維新”にした連中はやっぱり許せん━それで暗殺でしょうか。筆を折らせるくらいで済まなかったのか。まるでカショギ氏暗殺みたいだ。サウジ皇太子と伊藤博文、激しい気性は相通ずるのでないか。時の権力者が気に入らない論を出したくらいで丸腰の学者、文筆家が殺されるのも いつなんどき また起こるか分からない。件の京大教授が最近 孝明天皇暗殺説を撤回されたのも安直に責めるわけにはいかない。
一方、尊攘の伊藤博文は日本にとって有難い自主独立派の存在だったのか。よく知らないが違うだろう。
天木直人氏メルマガでかつて紹介された「日本をダメにした幕末・維新のクズ、ワースト15」。「善良な読者なら読んだことのないようなタブー誌」-実話BUNKAタブー2018年2月号(コアマガジン社)-からの引用だが、無謀な太平洋戦争に突入する流れを作った明治維新を酷評した記事だ。「ワーストNO7、伊藤博文━農民出の伊藤だが、農民に選挙権を与えることには一貫して否定的で、日本に議会制民主主義を根付かせることには不熱心だった。結果的に軍部の暴走を許すきっかけをつくった。」

Tips:
「孫崎享のつぶやき」-迷惑コメントを非表示にする方法━ウザコメで露わ 日本のスラム
http://magosaki-blog-tips.blogspot.com

No.2 66ヶ月前

>>1
あなたのコメントを初めて全部見ました。おかしな主張が多すぎるのですが、一つ質問したい。教えてください。
攻め所満点であり、あなた自身の言葉は、今後厳しくチェックして質問します。

「アベノミクスに浮かれる今の日本人」は、どのような人のことを言っているのですか。あなたみたいな人ですか。私の見聞きするところでは、物価が上がらないし、ほとんどの日本人が批判しており、浮かれているのは一部の大企業と投資家というのであればよくわかるのです。

No.3 66ヶ月前

>>3
質問にお答えします。

日銀の異次元の金融緩和は国家財政規模を未曽有の大きさに押し上げています。その拡大した予算に群がる自民党系の業者はこの世の春を謳歌しています。東京のみならず地方の県庁所在都市は自民党系の業者の羽振りの良さで輝いています。あなたの見解に異論を呈するようですが、ほとんどの日本人はアベノミックスを批判していません。県庁所在地が公的需要を満たす業者の消費で潤えば、大なり小なり周辺にもおこぼれがありますから、ほとんどの日本人は批判までは生きません。この状況を批判しているのは、ごく限られたリベラル系の経済学者です。

ハイブリッドバブルを書いた小幡績氏は政府主導の経済は成長という意味では何らポジテイブな結果を生まない。何故なら、資本主義の最も重要な原理であるROIを無視した投資になりがちだからだ。彼はそのような経済は初期段階では良いように見えているが早晩行き詰まると説いているのです。ソ連経済が崩壊したのは政府主導投資がもたらした非経済効果に起因すると主張しているのです。安倍政権の経済はソ連型と言えます。私は小幡氏の説に賛同します。アベノミックスを批判する学者は本を出すだけで終わり、テレビ等のマスメデイアに出してもらえません。アベノミックスに対する決定的な異論は日本人一般に曝されることはありません。

続く

No.4 66ヶ月前

>>4
続き
もし、あなたが言うように殆どの日本人がアベノミックスを批判する状況であれば、安倍政権は短期間に終わっているのではないでしょうか。日本国債の市場は全く死んでしまっています。国債は金融のプロの世界のものですから、日本の一般には関係ありません。従って、株式市場の在り様がどう日本人一般に投影しているかがカギです。株式市場ははっきり言って政府主導の公的資金が投入されダウンサイドのリスクは皆無の状態です。日本人一般は株をある程度保有していますから、安倍政権を批判する勢力にはなりにくいのです。

以上に述べたような日本の今の状況を「浮かれた」と表現しました。思いだしますに、1989年のあの時のバブル崩壊直前の浮かれた状況に於ける日銀の立ち位置が今の黒田氏の日銀の立ち位置とは理念、方法で根本的に違うのであの時の凄まじい大崩壊は避けられるでしょうが、今の成長無き経済はこのまま続き、ソ連経済の崩壊と同じ形式の大崩壊が突然大津波如く押し寄せて来ると私は予見しているのです。

No.5 66ヶ月前

>>5
2018年末
①家計資産は前年比2.5%増の1,829兆円
構成比は現金預金は、52.5%、投資信託4.0%、株式10.9%、保険年金28.5%
②民間企業は前年比8.5%増の1,178兆円
株式は前年比16.1%増、現金預金3.8%増、企業間貿易信用7.1%増

米国の現金比率13.9%、運用資産比率51.2%
EUの現金比率34.6%、運用資産比率29.7%

上記のように、日本人の個人現金比率が50%を超えており、日本人は極めて堅実といえます。
運用資産は、米国の25%、EUの50%程度であり、日本人が浮かれているとは言えないのではないか。確かに民間企業は、かなり利益を増やしため込んでいるが、社員に還元していないとみなすべきではないか。数字が物語るところを理解すれば、個人が浮かれた状況にあるというのは間違いでしょう。

No.6 66ヶ月前

>>6
2018年末は2017年末の間違いです

No.7 66ヶ月前

>>6
「浮かれた状況」と言う私の用語の意味を申し上げた訳で、個人の現金比率が他国に比して高いから間違いだと言われてもどうにもならんですな。

No.8 66ヶ月前

塙次郎が暗殺された1863年ころは攘夷思想が日本でクライマックスに達していました。しかしやはりその頃に、薩英戦争、下関戦争がおき、攘夷の実効性にはおおきく疑問符がつき、攘夷のエネルギーは倒幕から維新を経て富国強兵に向かいます。
そのときに理論的支柱になったのが、いわゆる大攘夷論、すなわち、国内分裂を回避し、
富国強兵をはかり、列強と対等に対峙する力をつけることを優先するという考え方ですね。

伊藤自身も1863年から英国に渡航し、かの文明をみて、開国論に転向し、やがて近代化と富国強兵の一翼を担うようになります。それでも、日本が関税自主権を回復したのは、なんと1911年でした。

いまふりかえると、攘夷をつらぬかなくて本当に良かったと思います。薩英戦争、下関戦争のような戦争が全国各地に広がれば、その結果日本は簡単に英米仏等の植民地になってしまい、そこから回復するのに塗炭の苦しみがあったことでしょう。ひょっとしたらアジアに今現在でもまだ欧米の古いスタイルの植民地が残っていたかもしれません。(中国の植民地はまだ残っていますが)。

将来攘夷の結果を得るために、いま攘夷をしない、というこの考え方は、いまの日本にもおおいに参考になるとわたしはおもいます。米国のもたらした平和のなかで、ゲンパツのデンキを日本史上最大にくらいまくりながら生きてきて、いま、口先だけの反米反原発をほざいている爺さんたちには、それがわからないのでしょう。

なお、伊藤が韓国併合をすすめていたと勘違いしている馬鹿がときどきいますが、はなしは逆で、伊藤は、朝鮮のような貧乏国をできるだけ併合したくないと考えていたのです。

ところで、伊藤と同じ頃を生きて、思想としての攘夷をつらぬいた朝鮮の政治家・思想家に崔益鉉という人がいます。この人は、朝鮮が無力に右往左往し、時には浅はかな政治工作にかまけていたがゆえに、かえって個人としては思想の純粋さを貫けたという、まことに朝鮮の思想家らしい人です。その生き方を知れば、一種の感動を感じはしますが、日本がそういう人を生み出す国でなくて本当に良かったと思います。

No.10 66ヶ月前

>>10
「口先だけの反米反原発をほざいている爺さんたち」としか言えないネトウヨさん。口先だけなのは君じゃないのか。

まーこういうジャブは君に任せるにして、日本が英米仏等の印度型、マレー型、ベトナム型の植民地になることは無かったと私は思うね。重商主義時代から列強はサムライと言う強烈なテロリストを中国を平定する手駒として使うのが得策だと思っていた。その証拠は長くなるので割愛する。一つ言えるのはその後の歴史(織田や徳川は例外)はその通りに進んでいるということ。

ただ、一つだけ思い違いがあった。帝国陸軍士官学校出で貧乏階級が作り上げた軍部独裁政権だった。それを征伐したのが米国の軍部。現在、米国の軍部による支配が日本に覆いかぶさっている。この状況を米国が編み出した新手の植民地支配と言う人もいる。日本が独立した国に見えるように米国の暗部により演出が施されているのを知らない君は一体何者ぞ。知っているが知らない振りをする他国のエージェントかな。まそれはともかく、まさに今日本は米国戦争屋にとって最も理想的な国になりつつあることだけは確か。彼らの手駒としてね。それは、勿論、重商主義時代から続くヨーロッパ人の植民地主義者が日本に抱いてきたユーテイリテイーの実際活用なんだ。

ところが、トランプという米国の国粋主義者が植民地のくせに日本が米国をしゃぶり尽くしていると騒ぎだした。当然だよ。これだけ貞操を奪われているから、日本としては米国をしゃぶりつくすのは当然だ、と私はトランプには言いたいが。

君にはその辺の綾は見えないに違いない。そして、自民党員や君たちみたいな目クラにはかじ取りが難しくなってきた今日このごろなんだけどね。

最後に言っておくが、西園寺や山縣は英米の植民地主義に異論を展開して対決し始めた若手の軍部に非常なる嫌悪感を持った。西園寺や山縣は英米の尻馬に乗っておこぼれをいただこうとする卑しい根性の持ち主だったのですよ。勿論、そのスピリットは幕末から始まっている。

No.11 66ヶ月前
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