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記事 9件
  • 【第335号】なぜ『シャン・チー』が中国公開されないのか、なぜマーベルはそれでも『シャン・チー』を製作したのか

    2021-09-15 07:00  
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    さて、本日のブロマガですが、好評連載中の『キャプテン・ジャパンの死』は一旦お休みして、『シャン・チー』について書かせて下さい。
    ちょっとツイートしたら、自分には珍しく沢山RTされたので、きちんと書いておきたいのです。
  • 【第228号】スパイダーマンと童貞力

    2019-07-03 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』について書かせて下さい。


    ●面白かったです
    『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(以下FFH)』、初日に観てきたのですが、まずダ埼玉のシネコンが混んでいることに驚きました。どうも、『エンドゲーム』を観た人の7、8割くらいがそのまま「続編」として観にきているような感じです。
    内容はというと、まあ面白いわけですよ。MCUのシリーズの一作としてよくできているのは勿論のこと、「少年が成長してオトナになる」とか「頼りになるメンターを探したけど、自分が頼りのある存在になるしかない」とかいう黄金パターンというかビルドゥングスロマンとしても、もの凄く良くできているわけですよ。
    少なくとも、前作にあたる『ホームカミング』とMCUシリーズ前作にあたる『エンドゲーム』を観ていないと話が分からないかもしれませんが、これだけ多くの人がシリーズに付き合っている以上、この連続性を欠点と捉える人は少ないのかもしれません。アメコミを語る時によく使われる「コンティニュイティ」が映画でも再現されているのだ! ……なんて考えることもできますね。
  • 【第227号】これからのMCU予想

    2019-06-26 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、「これからのMCU」について書かせて下さい。
    ●これからのMCU
    5月5日に「『アベンジャーズ/エンドゲーム』と2019上期アメコミ映画完全解説」を行いましたが、その際に話したりなかったネタがあります。
    「これからのMCU」についてです。
    まず6月28日に『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開されますが、まず間違いなく面白いであろう本編のことは脇に置いておいて、注目したいのはエンドロール後の映像です。ポストクレジット・シーンと呼ばれることもありますね。
  • 【第220号】文フリと『アベンジャーズ/エンドゲーム』のパラドックス

    2019-05-08 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、二部構成でお送りさせて下さい。
    ●文学フリマ参加してきました。
    5/6に開催された第二十八回文学フリマ東京に出展してきました。

    前日は22時半まで『アベンジャーズ/エンドゲーム』ニコ生を行いましたが、しっかり早起きして東京流通センターに集合。時間通りに設営完了しましたよ!
    目的は、当ブロマガの連載をまとめた藤子不二雄Ⓐ作品評論・解説本を売るためだったのですが、若干部残っていた既刊本である大長編ドラえもん評論・解説本も販売しました。
  • 【第219号】『アベンジャーズ/エンドゲーム』のテーマと皆が疑問に思うこと

    2019-05-01 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、放送前に最大の疑問点を整理しておくという意味でも『アベンジャーズ/エンドゲーム』について書かせて下さい。
    ●『アベンジャーズ/エンドゲーム』よかったです。
    『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、ちょっとした奇跡みたいな映画だと思うのですよ。
    約10年間、我々はMCUという世界観の繋がっている大量の映画群――まるでテレビドラマのような、シェアワールドにおける連作群のような、二十数作の映画を観続けてきたわけです。これに一つの「終わり」や「区切り」をつけるにあたり、どんな形でも不満や不平が出るはずでした。もしくは、興行的に大成功する大作映画となるも、それぞれのキャラクターの抱えたドラマやテーマや葛藤が中途半端になるはずでした。あるいは、コアな観客だけが満足する興行的な失敗作になってもおかしくありませんでした。
    しかし、驚くべきことに『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、いわゆるビッグ3をはじめとする主要キャラたちの物語に一つの決着がつき、10年見続けたファンも一見さんもアメコミのコアなマニアも満足し、そして興行的にも大成功するという奇跡のような映画になったのです。これは、MCUが映画史において起こした何度目かの事件なのでしょう。ルッソ兄弟は今後やりたいことをなんでもできる映画界のビッグクリエイターになるんでしょうね。
  • マクガイヤーチャンネル 第145号 【『マイティ・ソー バトルロイヤル』におけるジャック・カービーと神のコンテンツ化】

    2017-11-15 07:00  
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    さて、今回のブロマガですが、前回のニコ生放送「ハルクとソーとアメコミ翻訳の現場」の補足というか、補講のようなことについて書かせて下さい。
    ●コメディへのジャンル変更
    『マイティ・ソー バトルロイヤル』が、めちゃくちゃ面白かったわけですよ。
    マーベル・シネマティック・ユニバース略してMCU映画は、戦略として他のジャンル映画を大いに参考にする……というか、アメコミヒーロー映画のふりをしてその実は戦争映画だったりコメディ映画だったりを作っています。
  • マクガイヤーチャンネル 第66号 【ブロマンス映画としての『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』】

    2016-05-09 07:00  
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    こんにちは。連休が名残惜しいマクガイヤーです。もっと休みたい……
    若いアシスタントをお迎えしてお送りした「『シビル・ウォー』と『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』」は如何だったでしょうか?
    訂正というか、話し忘れたことがあります。アースちゃんの元ネタはアトムに加えてマグマ大使なことと、星野輝子の元ネタはサリーちゃんに加えてコメットさんですね。あまりにも『アトム』が好きすぎるのと、あんまり『コメットさん』に詳しくなくて、うっかりしておりました。
    さて、今回のブロマガですが、童貞話はちょっとお休みして、映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』について、もう少し語らせて下さい。
    ゴールデン・ウィークといえば、夏休みや年末年始と並んで、大作映画が公開される時期です。そして、今年のゴールデン・ウィーク最も面白かった映画といえば、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』であると断言して構わないでしょう。
    公開初日に観たせいか、はたまた『コナン』や『ちはやふる』といった家族連れが大挙して押しかけそうな作品のために大きな劇場が埋まっているのか、普段は人の少ない郊外のシネコンがなんと満席でした。
    アントマンが巨大化するシーンでは、小学生の観客が「すげえ」と口を開けて呆けていたことが忘れられません。
    「すげえ」映画を満席の映画館で観られるというのが、最高の映画的体験というものでしょう。そういや自分も満員の劇場で『ジェダイの復讐』や『最後の聖戦』や『プロジェクトA2』を観たものです。おっさんの思い出です。
    原作の『シビル・ウォー』は、かなり政治的な話でした。
    お話は、若くて生意気なニューウォリアーズというヒーローチームから始まります。どれだけ生意気かというと、ヒーロー活動をリアリティ番組に取材させて、有名になろうと試みるくらい生意気です。彼らはスタンフォードというニューヨーク郊外の街でヴィランたちと戦うのですが、なんとその中にナイトロという自爆能力を持ったヴィランがいたのです。追い込まれたナイトロは爆発し、何百名もの死者がでます。
  • マクガイヤーチャンネル 第51号 【質問コーナー 第3回】

    2016-01-25 07:00  
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    おはようございます。マクガイヤーです。 今回のブロマガですが、連載はちょっとお休み。 50号達成を記念して、皆様からお寄せ頂いた質問に答えますよ。 なお、質問文は内容を変えない範囲で一部加工している場合があります。 ちなみに前回までの質問コーナーはこちら。 ・質問コーナー 第1回 ・質問コーナー 第2回 7. 映画やアニメの番組にはあまり興味ないので、サイエンス関係の番組をしてください。 最近、プリオンが植物を介して感染するとかいう記事を読んだのでその解説とか、性病や身近な感染症の解説と対策法の番組が見たいです。
  • マクガイヤーチャンネル 第25号 【2015夏映画ガイド その1】

    2015-07-27 07:00  
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    んにちは、マクイガイヤーです。
    月に2回の生放送をお送りしているマクガイヤーチャンネルですが 来月は夏休みスペシャルということで3回……いや、4回お送りする予定です。
    まず 8/6(木)20時 より、最近のマクガイヤー8月号と題しまして、いつも通り最近面白かった映画や漫画やについてまったりひとり喋りでお送りします。
    ・『リアル鬼ごっこ』と園子温
    ・『チェイサー』と手塚研究漫画
    ・『カツシン』と日本俳優の評伝
    ・27時間テレビとフジテレビの「ピンチ」と『ザ・ノンフィクション』
    ・『インサイド・ヘッド』と『はたらく細胞』
    等々について話すことになると思います。