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ウォルフレン:「小沢が潰されるのは米国従属システムを変えようとするからだ」
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ウォルフレン:「小沢が潰されるのは米国従属システムを変えようとするからだ」

2013-01-26 10:25
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ウォルフレンと昨日ニコニコ生で対談した。
 私が聞き役、ウォルフレンが答える。間に通訳が入るので、少し間延びするが、いや、凄い外国人がいたものだ。どの質問をしても的確な答えが返ってくる。
 『日本/権力構造の謎』(1990年)や1994年の『人間を幸福にしない日本というシステム』は何十万部という単位で売れている。総数300万部以上という。
 ウォルフレンの日本での注目度はかってほどではない。では彼の指摘は色あせたか。決してそうではない。管首相、野田首相の対米べったりの姿勢を厳しく批判している。
 ウォルフレンの発言が陳腐化したのでない。かつて日本社会の権力機構内部に、警告を発するウォルフレンに耳をかす層が存在した。今はそれを完全に無視することにより、ウォルフレンの発言を抹殺しようとする動きとなった。
 ウォルフレンの本に『人物破壊』(『誰が小沢一郎を殺すのか』の改題)がある。人物破壊とは、「標的を

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本編見逃しました;)対談の要約、大変ありがとうございます。
『日本の「情報と外交」』の『新書版あとがき-リーダーは「空気」を読んではいけない』から漠然と思っていたことが、ハッキリしてきた気がします。
山本七平氏の『(日本における)何かの最終的決定者は「人でなく空気」』説ですが、私は何か腑に落ちず、本当は特定の個人(複数かもしれませんが)が責任逃れのために、そうやって「空気」のせいにしているだけではないのかと思った次第です。
「人でなく空気」が物事を決めていく社会の正体とは、ウォルフレン氏の主張する「説明責任」を果たさない社会のことではないでしょうか。

No.1 143ヶ月前

孫崎さんの「戦後史の正体」は民の側から説明責任を果たす役割を担った著作だと改めて認識。豊下さんの「昭和天皇・マッカーサー会見」は真実を明らかにしたにも関わらず抹殺され、孫崎さんしか取り上げていない現実。都合の悪いことは隠蔽し、無かったことにする体質も説明責任を果たさないこととともに問題。

No.2 143ヶ月前

一昨年、ウォフレン氏の「誰が小沢一郎を殺すのか」を読みました。いままで何年もかけ多くの本を読み、「何故日本で生きていくことに息苦しさを感じるのか?」という疑問の答えを見つけようとしてきましたが、この本を読んで全ての謎が解けた気がしました。仰るとうり、外から客観的な目で日本のシステムを分析できるウォフレン氏は非常に希有且貴重な存在です。

No.4 143ヶ月前
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