
さて、グリシンの話をしましょう。
グリシンはもっとも小さくてシンプルなアミノ酸でして、ネットや雑誌はもちろん健康界隈でもほとんど話題にならないのに、じつは「睡眠」「疲労」「膀胱トラブル」などの改善に地味に役立つおもしろい成分だったりします。めっちゃ地味なのに、わりと重要な仕事をしている“名脇役系”の成分なんですな。
なぜ“重要”だと言えるのかと言いますと、グリシンってのは体内でめっちゃ大量の仕事をしてまして、
- 抑制性の神経伝達物質として働き、運動・感覚・視覚に関わる
- コラーゲンの主成分(1/3がグリシン)
- 最強クラスの抗酸化物質グルタチオンの材料
- 免疫の調整
- サーカディアンリズムの調整
みたいな感じなんですよ。あんまり話題にならないわりには、「え、そんな仕事までやってたの?」と驚くレベルで、体のあちこちで重要な役をしているわけですな。
そのため、最近の研究
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