
「スーパーエイジャーの科学」の続きです!(#1,#2,#3,#4,#5,#6,#7,#8,#9,#10,#11,#12)
このシリーズでは、年をとっても脳と体が元気に動きまくる“スーパーエイジャー”の最新研究をもとに、いくつになってもピンピンした状態を保つための知見を考えております。
で、そのために本シリーズでは、スーパーエイジャー研究で有名なトポル先生が提唱する『Lifestyle+(ライフスタイル・プラス)』を掘り下げてまして、前々回から「運動」の話に入っております。「スーパーエイジャーレベルの運動を目指すには、どうすればいいのか?」ってポイントですな。
でもって前回は、姿勢・可動性を高めるエクササイズについて見てみたんで、今回はその続きであります。
能力5.気分・睡眠を整えたい人
気分と睡眠を整えたい人は、運動を「体内時計とストレス反応を整えるために使う!」 として考えるのがよいでしょう。
スーパーエイジャー研究で有名なトポル先生いわく、「睡眠は健康的な老化に必須なのに、年齢を重ねるほど深い睡眠が減り、睡眠が分断されやすく、さらに体内時計も前倒しになりやすい」とのこと。つまり、年をとるほど「よく眠る」のが難しくなりますんで、運動を使って睡眠を整える発想が大事になるわけですな。
さらに睡眠リズムは光の影響を強く受けてまして、体内時計の中枢は外部の光によって調整されるのはご存じのとおり。なので、気分と睡眠を整える目的なら、屋内でハードに追い込むより、まずは朝〜昼の屋外歩行を使うのが効率がよかったりします。
では、細かいとこを見てみましょう。まず大事なポイントとして、気分と睡眠を整えるための運動ってのは、心肺機能や筋力アップと違って、強度を上げれば上げるほどいいというものではないってのが難しいところです。運動で気分と睡眠を整える際の目的ってのは、
日中に体を起こす
光を浴びる
ストレスを抜く
夜に眠りやすいリズムを作る
という感じになりますんで、追い込むよりも、リズムを作るほうが大事なんですよ。
なので、運動で気分と睡眠を整えるには、以下のようにレベル分けするとわかりやすいでしょう。