ここんとこ紙媒体で対談を3つやったんですね。山下洋輔さんと文學界で「ジャズと文學」(収録時間3時間)、佐々木あっちゃんとゴダールについて(収録時間3時間)、まだ出ませんが、大谷君とアルバートアイラーについて(収録時間3時間)、と、全部綺麗に3時間ずつなんですが、3時間喋ると分かりますが、編集の方に文字起こしして頂くと、まあ大体、読後の体感時間1時間分ぐらいになります。ほとんどがカットなのね。
この中で、一番ヒットするのが「文學界」であることはデータなんかなくても間違い無いんですよ。村上春樹さんの話をしているからです。次がまあ、どっちもどっちだと思うけど、僅差であっちゃんのゴダール本かな?これはムック本ですし、あっちゃんはその昔ゴダール本書いて映画批評からイケズな目に遭った事を今だにマグマにしているから笑、執念で行くでしょうね笑
コメント
コメントを書くごきげんよう、菊地さん。
文學界を読んでいたら突然「ジャズ大名」が見たくなってしまって検索してみたら、つべに丸々アップされていて思わず全部観てしまいました笑。今見ても面白かったです。特に出演者が半端なく面白かった。
あと、2年ぐらい前の文學界に掲載された、村上春樹さんの「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」って短編、村上春樹は読まず嫌い的なとこがあるのですが、これだけは面白かったです。
こんばんは。
例のスピンオフ のニュースにて久しぶりに”菊池”成孔を大量に見ました。
なんとなく名前は知っているけど 漢字まで注意がいくレベルでは知っていない人達ですら語りたくなる 「国民的コンテンツ」の力を観測できました。
二つ ご質問があります。差し支え無ければ教えて下さい。
・スピンオフ作 だけでなく本編第4部もお読みになられたのでしょうか?
・劇伴だけでなく 貼る(抜く)タイミングや音量まで菊地さんが関わるサンダーボルト方式でしょうか?
>>1
公開時から「キャストが酷い(良い意味で)」と言われてましたね笑。
僕も、村上春樹の小説が好きなわけではないんですが笑、ジャズ関係の本はみんな素晴らしいです。「文學界」の斜め読みの人たちに「菊地は村上の大ファン」みたいに思われてしまっているようなんですが笑、とにかく「チャーリーパーカー」は素晴らしいですし、村上春樹にしか書けないですねあれは。
>>2
スマホ時代になってから「菊池」度数は一気に上がりましたね笑、お一人の書き込みに「池」と「地」が混じっている場合もあって笑、勝手に「一勝一敗」と呼んでいます笑。
<回答>
原作は(サンダーボルトも)読んでないです。「ジョジョ」もそうなんですが、先にもう作品があったんで(これはテレビ作品としては異例なんですが、映画では当たり前です。「峰不二子」は資料キャラ画だけで作りました)、読まないほうが良いぐらいなんですよ。と言うか、アメトーーークの「ジョジョの不思議な芸人」は見てまして笑、「こんな一杯読めないよ笑)」と思いました笑。そもそも漫画をたくさん読めない体質なので笑。
今回はお任せパターンですが、「どこに貼ったらいいか分からない」系ではなく、「まあ、ここにアレだな」とわかる系の作りなので(「サンダーボルト」は、そもそもスタッフ自体が音楽が苦手で、爆音も多く、「どこに貼っていいのか正直分からない」と言われ、僕が貼りましたが)、かつ、監督さんが僕の音楽のファンなので(度々ですが「サンダーボルト」は、僕のことを、名前ぐらいしか知らない系だったので)、お任せで大丈夫だと思っています。ただ、貼らせていただける可能性があったら貼りますが。
aikoさんの記事読んだんですが、佐藤 博さんのSAY GOODBYE素晴らしいですね!!aikoさんももちろんカワイイですが(笑)。ベイシーはカウント・ベイシーが名付けられてるんですね。Magic Fleaって曲が良かったです。ラジオデイズで紹介されていたPoomを検索してみたんですがFace the Fireがめちゃくちゃカッコイイなと思いました。御門はLes fleurs de l'étéが素晴らしいですね。ピットイン20周年は渡辺香津美さんだったんですね。素晴らしいですね。カレイドスコープとか凄くカッコイイなと思いました。トランプ大統領はもうコロナ治ったんでしょうか?Japanese Donald Trump Commercialトランプ2016で親日家だと勝手に思ってるんですがどうなんですかね?(笑)。
>>5
ここんとこ、僕が名前だした人の作品を検索してお気に入りを挙げてくださる、と云うのが恒例行事になってますけど、お世辞抜きでとてもご趣味がよろしいですよ。SAY GOODBYEはもちろんですけど、ベイシーって言ってMAGIC FLEAって言う人はあんまいないです。アレは素晴らしいですよ。プームのFACE THE FIREなんか、僕、パクっちゃおうかなあ笑、なあんて思ってますからね。トランプは少なくとも激しい症状は治まったか、あるいは最初から(あの老体にしては)出てないですよね。完全な親日家だと思いますよ。企業人は国籍を問わず日本人を尊敬してます。まあ、尊敬されればそれで良し、って訳ではないですけどね国際政治ってのは。ただ、菅さんよりベーアの方がはるかに好きだったと思いますけど、菅さんが仏のトランプや鬼のプーチンとどう付き合うか、僕も非常に興味があります。
先日、高橋幸宏さん主演、大林宣彦監督の『四月の魚』を観たのですが、これ絶対菊地成孔さん好きだろうなと思いました。すべてに於いて洒落が効いていてフランス料理とその知識で隅々まで彩られた詩的な皿そのものであって、劇中で少し食べただけで片付けられる料理のように、さまざまな問題が入れ替わり立ちかわる。そこをうまくやり過ごせない高橋幸宏さんが、その演技が、本当にかわいらしくて最高でした!
>>8
大変申しわけありません笑。「こんだけ俺得なのにどうして?」パターンです笑。
ラジオデイズの4回目、一曲目から大好きなJohnnyHodgesの演奏が聞けて嬉しかったです。
私はアルトサックスを演奏しており、彼の様に演奏をする事を目指しているのですが、彼のあのベンドが特殊なセッティングで実現されているとは知りませんでした。
季節も変わり肌寒くなって参りましたので、くれぐれもお身体の方ご自愛くださいませ。
菊地先生こんばんは。
僕が文學界を読んだ違和感そのままにこちらのブログで語っておられてそうかと膝を打ちまくっております。僕もどうしてボリスヴィアンとかケルアックのようなジャズに深い関わりのある作家について語られていないんだろうと思っておりました。(そういえばデュークエリントンについて語っているひと全然いなかったですよね。すこし斜に構えすぎてるような印象をうけました。)
ところで最近カートエリングのレコードを買ったのですが(ダニーロペレスとの共作のやつです)
その中でカートエリングがアメリカの作家たちに捧げた詩を書いているんですが、並びが詩人のフランツライト 、ロバートブライ、そしてトニモリスンといった日本ではトニモリスン以外はあまり馴染みのない作家でしたのでたいへん興味をもちました。菊地先生はこのあたりの作家のセレクトについてどうお考えでしょうか?また昨今BLMでも頻繁に取り上げられるトニモリスンについての菊地先生のお話を伺ってみたいと思った次第でございます。どこかでお話されていたら恐縮なのですがよろしければ。