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<菊地成孔の日記 2023年10月20日記す>
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<菊地成孔の日記 2023年10月20日記す>

2023-10-20 19:00
  • 13

 ◯◯◯◯◯さん
 

 (*以下、最初にインフォームしますが、お名前は一切伏せますので、このメールはそのまま公開させて頂きます) 


 

 ご心配おかけして申し訳ありません。ただ「心配するな」というのも「心配してくれ」というのも笑、僕の経験則上、栓なきことで、繰り返し経験則上、大切な人物が大病に罹った場合、最も効果的なのは、対象が病気であることはもちろん意識するとして、心理的には「なんとも思わない」ことです。



 

 何よりも先に申し上げますが「知ってもシカト(心配しない)」は、「絶対無理」な行為ではありません、「強く気持ちを持って」というのも昔のJ-POPの歌詞みたいなんで笑。むしろここは「乖離」と言って、人間が正気を保つ=肉体的にも精神的にも「健康」をある程度は保つための基本的なスキルですが、なんというか違うことに熱中することで、この問題からは離れて頂くのが一番好ましいです。そのためにこれを

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他3件のコメントを表示
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>3

 いや憎まれてもいますよ笑、どっちも強烈なだけで笑

No.5 6ヶ月前

フレーフレー菊地さん!
ぺぺの新作、楽しみにしています!

No.6 6ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>4

 ありがとうございます!笑 痛風さんも治るといいですね痛風。あれでも痛風って治らないやつでしたっけ?(糖尿的な)

No.7 6ヶ月前

「本当の愛」 いいす。 菊地さんの中の。
以下、余談です。

本日 朝4時に目が覚めてしまい、得意の2度寝も珍しく出来ず、初めての朝6時銭湯に行きました。
原付をかっ飛ばし、6:14に入館すると 普通に混んでいて萎えました。

大浴場に俺一人、、を想像していたのに。

浴槽に浸かると 隣のおっさんの永遠に続く 鼻歌がウザくてたまりませんでした。
諦めて俺の脳内SHAZNAをしたら、 チューリップでした。

「あーーだから今夜だけはーあー」 の メロディー。
を不快にキャッチ。
 
朝だよバカ!!!  そう思いました。

うざいおっさんと うっかり 何かを共有してしまった気がしました。
不快が健康になった瞬間かもしれません。

音楽教養に 雲泥の差がある 菊地さんに こんなつまらぬ感想、すいません。


No.9 6ヶ月前

最近、テレビ中継なんて無い、小さなボクシングの試合でセコンドを何試合かやったのですが、それなりに足が動けば、レフリーもドクターも殆ど試合を止めません。菊地さんが以前、私にボクシングを薦めてくださった際に「ボクシングには、まだコンプラが無い」っておっしゃってましたけど、本当にその通りでした。笑 リングサイドにテーブルと座布団のある空席のパイプ椅子が並んでいて、テーブルの水がひし形に置かれているんですよ。笑 うれしくてなっちゃいました。水はいつのまにか片付けられていましたけど。笑

結構なダメージで選手が倒れても、大きなジムの会長の目配せで強行的に試合が再開する事もありました。

私がセコンドに着いた試合では、ずっと一緒に練習してきたジムで仲良くなった友人が出たのですが、激しい展開で結構な数を撃たれまくって、コーナーに帰ってきた選手を近くで見たら明らかにヤバイ状態でした。せめてドクターは入らなきゃおかしいし、試合を終わらせるべきレベルのケガをしているように見えました。角膜は軽くいってるし、肋軟骨完全にいってるし、イビキみたいな呼吸をしながらどす黒い血が腹の方から出てきて、吐いた水が真っ黒な血だったりして、止めるべきだろうと内心冷や冷やしていました。
ジム側にタオルを投げるか大きく委ねていて、ジム側があまりにも渋っていたり、致命傷に気付かなかったり、ビビッてセコンドサイドが投げられない時にようやくレフリーとドクターが目配せして止めるレベルで、結局のところ、納得いくまでやらせろって美学なんでしょうか。不良少年が昔からやっている、ギャラリーが見ている前で橋の下に集まってやるタイマンの美学ですよね。笑

タオルを投げる判断をするのは会長やベテランのトレーナーなので、私はひたすら応急処置をしながら冷や冷や祈るように声をかけ続けるのが精一杯でした。何度かタオルを奪って投げようかと思いましたよ。

ベテランセコンド達はかなり落ち着いていて、「すぐダウンするから、それで終わる」と小声で言いました。
すぐにその通りになりました。リング上でうずくまるように倒れて、試合はすぐに終わりました。KO負けでした。
試合が終わった途端に、セコンド陣は動きを速やかに変えて、選手の応急処置をしながら素早い手順でドクターのいる部屋に連れて行って治療をして病院に連れて行きました。
普段の練習を見る限り、選手のコンディションなどを軽く考えていることはありえません。ベテランセコンドは経験を積んで慣れているからだって言ってしまえばそこまでなのですが、セコンドは心的ダメージを食らわないようにマインドセットをして臨んでいて、痛みや選手の感情に移入しすぎないようにしていました。そうでないと、セコンドはきないんですね。
セコンドは全員がジムのトレーナーか、私のようなミット持ちなので選手がどんな経過をたどって今リングにいるかをよく知っていました。移入する余地はいくらでもあったのですが、私は感傷的にならずに最後までセコンドを勤め上げることができて、次に出た別の選手のセコンドでは終始、そういった態度で臨みました。

「思い入れがあるから心配はする、でも配しない」ってマインドセットは可能だと思います。実際、選手は同情的にはなられたくないはずですし、でもそれなりに気を使ってはもらいたい。笑
友人の選手は治療しながら練習を軽く再開できています。ジムと選手の双方が良い方向で進んでいます。こんな駄文で伝わったかどうだかわかりませんが、みなさんが良き方向に進めばいいなぁと思っています。

No.11 6ヶ月前

実は、先程、量子場調整という施術を受けて来ました。小田急で内気功の大家に通い、還暦前のボディリメイクの菊地さんに、釈迦に説法ですが、身体の周囲にある量子場が、身体を作って、病気や治癒に作用する、コレって、フロイディアンのセラピーとか、聖書の言葉が最初とか、ナポレオンヒル、文筆家にしてジャズLatinダブやヒップホップ、SHINongaku制作工房で世界をトリートメント、メキシコ演劇映像シンジケートだし、既に、量子場なんだけど、、、

No.12 6ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>9

 いやあそれは、そこそこ粋なグルーヴですねえ。風呂屋は天然リヴァーゔがあるんで、ある意味ソーシャルな強制力の下にあるカラオケよりも、歌手は「本当に良い気分」で歌います。

 そういう力こそが、ある意味強制的なまでに、良いバイブスを空間に充溢させますし、おっさんのチューリップを綺麗に吸い込めない者は、グルーヴなき薄闇を生きることになります。その闇から1人でも掬い上げるのが、我々の仕事です。

 これを読んでるだけで、僕も繋がりと快癒感に満ちました。ありがとうございます。

No.13 6ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>11
>>11

 今セコンドやってるんですね。素晴らしい。後出しジャンケンにしか聞こえないと思いますが笑、なんか最初から「向いてるかも」と思っていました。IQも高いしね。

 「よしこれからメンタルのための鍛錬だ」と言って、人は積極的には動けません、いつだってパラシュート降下のように、任務地に突如落とされるわけです(なので僕は、瞑想道場とかに金払って行くバカは信用しません)。あなたの文章は、まだ完全には覚醒していないけれども、わかりにくいどころか、僕の書くものよりわかりやすくて面白いです。音楽のステージも、ボクシングのリングも、上がらない人は一生上がらない。でも、このセコンドの話のリアリティはとてつもなく高い。

 最初に申し上げた通り、コンプラなんかないところを「ストリート」とするか、コンプラまみれだろうと、その中から地雷を避けるようにコンプラをかわし、「ストリート」を作り出すかは、一瞬の違いで同じことですが、ボクシングという競技にはコンプラは無い、最初からストリートです。

No.14 6ヶ月前
userPhoto 菊地成孔(著者)

>>12

ええこうちゃん量子場調整受けてきたの??!!!

インチキだぞあれ!!笑

No.15 6ヶ月前

>>15
そんなこと言ったら、近代医療だって、科学文明だって、錯覚とか含め、思考と錯誤で生きてる我々、談志曰く、落語は業の肯定、イリュージョンで、さらに奇なる現実という劇薬を飲みつつ、真実を求め、ガザだかガゼ? イスラエルとパレスチナに交錯する各派の抗争、宗教、民族、政治、経済という混沌、兎に角、取り敢えず、そこんと混沌なIMA、銀座老老カメラとジャズ最高!エレガンス!フリーダ!愛と痛み、sickはchic、ah freak out !

No.16 6ヶ月前
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