1.ご案内
毎回、、、、と言ってもまだ二回しかした事が無いのですが、約3年に渡る当「ビュロー菊地チャンネル」の中でも、「dCprGのライブストリーミングをやったとき」というのは新規の会員の皆様の数がドカっと増えます。新入会員の皆様有り難うございます。今後はペペ、ダブセプテット、ジャズドミュニスターズなどのストリーミングもやって、同じぐらいの入会数があるか、比べてみたい気持ち止みがたし。どうしようドニュニスターズで1万人ぐらいの入会があったら(笑)。
とまあ、それは兎も角、「何はともあれ、ライブ観たさに入ってみた」という方もいらっしゃるかと思います(下手したらソッチのが多いかもしれませんね)。そうした方に向けて、当ブロマガの簡単なご案内と、携帯電話について今回は書いてみようと思います。
メディアの分類上「ブロマガ」となっていますが、ワタシは「元祖ネットアイドル」みたいに言われる事すら最近はなくなりましたが(笑)、一時期は一日も欠かさず、毎日1万文字ぐらい書いていた時期もあり(まあ、神経症だったんですけどね・笑)、現在も、これに入るとワタシのブログが毎日読める!!と思っている方には大変申し訳ありません、過去ログを掘って頂ければお解りに成りますが、現在ワタシが「ブログ更新」をするのは、早くて一週間おきで、遅いと一ヶ月おきになります。申し訳ない(「ビュロ菊だより」というタイトルです)。
2.ブログはあんまないです
エクスプレインさせて頂くと、第一に、無茶苦茶ひどく正論を言うと「ブログなんか書いてる暇なんかあったら練習するべきだよなあ」というのが実際の所です。現在ワタシは、インターネット、特にSNSというものは、非常に危険なドラッグなので国が法規制すべきだと思っています。極言すると、「世の中クソが一杯いてイライラする」という感情が、あなたにもしあったとして、それは新聞や週刊誌から得た感情でしょうか?
ワタシは最近、この事を「環境汚染」と呼んでいます。「汚染」単独の逐語訳は御存知の通り「ポリューション」ですが、「バイオハザード」以降、「ハザード(hazard)」の方が、現実味の強い言葉になってますよね。
「HAZARD」は、逐語訳は「危険」ですが、「危険に曝す」「とうとう危険が現実化した」といったニュアンスの言葉です。
ワタシのいろんな事の指摘は(おそらく下町のおっちょこちょいと躁病質であるが故に)誰よりも早く、言った時には誰にも相手にされていない事が多いのですが、SNSによってもたらされる社会心理的な攻撃性/守備性の増大には目を見張るものがあります。社会心理的な、慢性的な恨み、妬み、怒り、侮蔑心、差別心、といった病的な攻撃性、あるいは逆に、恐怖、自己防衛規制、嘲笑や攻撃による屈辱心からの逃避、等々の病的な守備性は恐らく10年前の1兆倍に増えています。
わたしはこれを「P2ハザード」つまり「パブリック・サイコロジカル・ハザード」として、環境汚染の一貫として捉えています。「ハザード」というからには、極限的な状態があらわれるわけですが、それはやはり戦争でしょう。
戦争を避けたいのであれば、デモなんかより遥かに有効な方法があります。SNSに、少なくとも小中学生のLINEには法規制をかけるべきだし、エコロジストさんみたいな事を言うならば、地球人一人一人が、試しに黙ってみること(「毎日1つイーと減らす事からはじめましょう」とか言ったりしたら、ぐるっと回って面白いですが・笑)から始めるべきです。
SNS自体は、原発やダーガーナイフや煙草と同じで、健康的に平和利用することは充分可能で、それ自体が一義的に悪(拳銃の様に)だとはワタシは思えません(なので危険視しない方の良い分も解ります。因に、ですが、「アイアンマン3」の監督を断って、「シェフ」という映画を作った監督の作品は、世界で初めて「SNSを100%善玉として捉えた最初の映画だと思います。かなり無理クリで、「こうでもしないと、SNSは本当に危険だ」という出発点は同じだと思うのですが」。しかし今は、P2のヤバさを、SNSが担保している格好に成っているので、試しに止めてみれば良いのです。止めたって死なないし、心身がスッキリします。
ワタシ個人は、こうした思想の元、SNSH一切やっていませんし、それによって一切何も困っておりません(「だっせー」とか思われる以外は)。ワタシは良く「いろんな仕事をして、よく時間がありますね」とか「52歳にしてはお若いですね」と言われる事が多いのですが(自慢しているのではありませんぞ。どっちも男としてみっともない事だと考えています)、前者への回答は「インターネット、漫画、ゲームの時間がないからです(厳密にはインターネットの時間はゼロではないけど)」と、後者には「もともとは魔女の呪いですが、具体的にはSNSいっさいやらないからです」と答えています。
3.コンテンツについて
ですので、「定期更新のコンテンツ」は主に動画です。以下のコンテンツがあります。
「音楽教育コンテンツ」
ワタシは音楽講師でもありますので、ここ2年は「モダンポリリズム」といって、ワタシの作品の全域を覆っているリズミックアプローチについての解説をしています。毎週水曜日が更新日ですが、今は「秋休み」として丁度休んでいる所ですが、過去ログは現在78回までありますので、一回目からご覧になれば、結構な時間がかかると思いますし、ワタシなりに、難解でなく、かつまたエッジな音楽的技法に関する説明を行っているつもりですので、是非、一回目から見直して頂くとありがたいです。もっと遡ると「ポップアナリーゼ」というシリーズも出て来ます。
「モダンポリリズム」は11月中旬から復帰し、今年一杯、あるいは来年1月一杯で終了します。
次に続く「音楽教育コンテンツ」は、志向をがらっと変えて、「基礎講座」として、各自、小さな鍵盤をご用意して頂き、それを弾きながら「ドレミのド」が解らないア。という方から相手に和声理論いっぱいまで、とりあえず1年間で行います。「もうコードも弾けるし、学理も楽勝」という方でも、最初から特定の講師に教わるのは刺激的な行為であると思っておりますし、心掛けてやりますので、御注目ください。毎週欠かさず行います。
また、「音楽教育コンテンツ」は、もうひとつ、「ポップアナリーゼハードコア」として、特定楽曲の分析を行います。これには、かなり高いリテラシーが要され、即ち「基礎講座」とは180%違う形になりますが、「なんだかわかんねえながらも面白れえ」という事は大切ですので、不定期的に(例えば)「はい、では、今週から4週使って、ザ・ビートルズの<アイアムザウォルラス>がどれだけ極端にヤバいか、20世紀には、どんな評論家も学者も音楽家にも出来なかった分析のメスを入れてみましょう」といった事をしてみようと思います。これは冒険的なコンテンツなので、再生回数が伸び悩んだ場合は中断します(笑)。
でも↑、これが、学問的には、今最も価値のあるものであることは間違いありません(価値があるから偉いと言っているのではないですよ。ワタシは権威主義者にすぐ殺意を抱かれるので・笑・誰にも出来ないし、誰もやってないし、ワタシがやらなかったら誰もやらない。と言っているのであります)
「キクチカメラ」
これも不定期ですが、音楽教育なんか求めてねえよ。というかたが大半でしょうから、ワタシが自録りする、がテーマの動画コンテンツとして、既に第30回のパート3まで行っていますが、新入会員の皆さんには、最新の物から逆行する様に、或は適当に勘で面白そうだなと思った順に虫食いでご覧頂ければと思います。ワタシ的には緩い時もエクストリームな時もみんな面白いと思っているんですが、教育プログラムと違って、当たり外れが別れるとは思います。外れには外れの良さがあるのにね(一句)
4 という訳で
今後とも「ビュロー菊地チャンネル」をご愛顧宜しくお願い致します。以下、突然ですが、久しぶりで、純正「ビュロ菊」用のブログを久しぶりで書きます。暖かいお茶でも買って来て下さい。
<ビュロ菊だより>No.89「携帯電話の現在」