弱いなら弱いままで。
幸せになりたい、だれもがそう考えていることでしょう。あるいは、いまはもう充分に幸せだという人もいるかもしれませんが、やはりそういう方は少数派だと思われます。
可能ならいまよりもっと幸せになりたい、あるいは幸せでいたい、それは人類共通の望みといって良いのではないでしょうか。
じつはその「幸せ(well-being)」について研究する幸福学という学問があります。名前からして怪しい響き、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、れっきとした科学的研究です。
で、日本でその幸福学について多数の著書を出しているのが前野隆司さんという人で、もともとはロボットのエンジニアをやっていたという異色の経歴の持ち主なんですね。
以前、この人の『幸せのメカニズム』という本を読んだのですが、これが面白かったので、ここで紹介したいと思います。
どういう本かというと、端的に「幸せのなり方」について説明した
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