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今日、6本目の記事です。このあとも2本書く予定です。合計8本ですね。メールで読まれている方は、お前は1日にどれだけメールを送りつければ気が済むんだ、よっぽど暇なのか、と思われるかもしれませんが、よっぽど暇なのです。
読むことと書くことくらいしかやることがないマイライフ。読んでは書き、読んでは書きで、ぼくの一生は終わるでしょう。いい人生です。ベリベリキュートな彼女を作って楽しく暮らす人生は来世に持ち越すことにします。
さて、本題。今回は宮原るり『恋愛ラボ』の話。この作品のアニメ化が決まってしばらく経ちますが、原作でもさっそくアニメネタが取り込まれています。はたしてアニメがどんな出来になるのか、いまの時点ではまったくわかりませんが、期待して待ちたいと思います。最近のアニメは原作を壊さない傾向が強いからそんなに不安はない。
この『恋愛ラボ』のアニメ化が、萌え業界にとってひとつの試金石となるであろうことは以前書きました。というのも、『恋愛ラボ』はひとりの男性主人公を複数のヒロインが取り巻くというハーレム系式ではなく、主人公が複数のヒロインのなかからひとりを選ぶという一対多のラブコメ形式でもなく、複数女子×複数男子によるラブコメだからです。
これはいままでの萌え文化にはあまりなかったパターンで、はたしてこのパターンが受け入れられて人気が出るのかどうか、それともやはり「おれの好きな女の子がおれ以外の男とくっつくなんて許せない!」という拒絶反応が出るのか、注目したいところです。
もし、これが受け入れられるようなら、萌えカルチャーは新しいステージに入ることになるかもしれません。いままでは「女の子だけ」が主流だった仲良し空間ものに男が混じってくるきっかけになったりするかも。
で、ようやくこの記事のタイトルに繋がるわけですが、仮に『恋愛ラボ』が受け入れられたとしたら、その先に「男女複数非対称形萌えラブコメ」が生まれることがあるのかな、と。
『恋愛ラボ』はぼくの定義によると「男女複数対称形萌えラブコメ」であるわけです。どういうことかと、『恋愛ラボ』では恋人同士になる女子と男子があらかじめ「組」として設定されているんですね。
最終的にはこの女の子とこの男の子がくっつくんだろうな、ということが見ていてはっきりわかる。「ひとりの男の子をふたりの女の子が好きになってしまって――」みたいな恋愛関係の葛藤というものはないわけです。
だから、そういう葛藤が複雑に絡みあう萌え漫画とかライトノベルというものはできないものかな、と思うのです。つまりは萌え版『ハチミツとクローバー』。
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コメント
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恋愛ラボのアニメ化、僕はちょっと不安です。
ゆるゆりの監督が作るそうですが、この漫画の掛け合いは上手い声優じゃないと面白くできないと思うので、新人声優を起用することがないように願ってます。