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『ナルニア国物語』が第一巻の『魔術師のおい』から順番に漫画化されているようです。いまになって『ナルニア』が漫画の形になることは驚きですが、じっさいに読んでみると、これがよくできている。
ファンタジー小説の古典として名作と名高い『ナルニア』を漫画の形にするということはそれなりに勇気がいることだったと思いますが、この場合は成功しているといって良いでしょう。素晴らしいと思います。
とりあえず『魔術師のおい』は完結したので、この先の物語も、最終巻の『最後の戦い』まで描きつづけてほしいと思います。いろいろと議論を呼ぶクライマックスではあるのですが――。
上述したように、『ナルニア』は『指輪物語』と並ぶファンタジー文学のクラシック中のクラシックです。20世紀ファンタジーの最高傑作のひとつといって良いでしょう。
後世に与えた影響も莫大で、たとえば小野不由美『十二国記』は『ナルニア』の設定
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